モンスタークリエイターの世界侵略 (投稿停止)

鈴木颯手

第15話

「我は青銅騎士団団長のルナルド・スピッドであ~る。我々青銅騎士団は卑しいアルケリオンから奪われたデーバを取り戻す為に攻め混むのであ~る。割れこそはと思うものは武器を持って我らに続くのであ~る」
ミネルバでの戦争から数日後城塞都市テングストーンの中央に位置する広場で3500の騎士を連れた男が平民に演説していた。
青髪青眼の小太りなその男は独特な口調で演説していた。
男の回りには鎧兜を着込み槍を携えた市民兵で溢れていた。
「先陣は我ら青銅騎士団がもらうであ~るがお主らにもきちんと活躍の場は与えることを約束するであ~る」
その言葉を聞いた市民兵は少し安堵のため息をこぼす。参加するだけで報酬はもらえるが報酬はかなり少なく、そこそこの店でお腹一杯になるまで食べられる程度しかもらえなかった。しかし戦争で活躍すればかなりの額の報酬がもらえた。市民兵は自主参加なので腕に自信があるものが金稼ぎのために参加するのだ。
「それでは出発するのであ~る。全兵続くのであ~る」
青銅騎士団団長のルナルドが馬にのり先頭を進んでいく。それに続くように青銅騎士団や市民兵が進んでいく。
「青銅騎士団が出てきたってことは王国は本気でデーバを取り戻す気みたいだな」
「そうだな。王国内で三番目の実力を誇る青銅騎士団ならあっという間に取り返せるだろうな」
ダグザス王国では正規兵が騎士団と呼ばれ各地の騎士団に配属されていた。
騎士団は金、銀、青銅、鋼鉄、北、南、西、東、の八つの騎士団に別れており金、銀、青銅、鋼鉄騎士団は2000~5000程の人数で構成されており北、南、西、東騎士団は一万~二万の人数で構成されている。北、南、西、東騎士団の数が多いのは名前の通りそれぞれの方位を守護しているからだ。金、銀、青銅、鋼鉄騎士団は遊撃隊として活躍しているためそこまで多いわけではなかった。
因みに騎士団の質は金〉銀〉青銅〉西〉北〉南、東〉鋼鉄の順にいい。
「あの青銅騎士団が出てきたんだ。デーバは取り戻したのも同然だな」
青銅騎士団の進行する姿を見てテングストーンの人々はそう思っていた。
そんな市民と青銅騎士団を裏路地の入り口からカズマが作ったくの一が観察していた。
「…青銅騎士団3500に市民兵2000ですか…。デーバがどんなところか分からないから判断しようがありませんがここは主の元に戻るのが得策でしょう」
そこまで呟いたくの一は一瞬にして姿を消したがその瞬間を見た目のは誰もいなかった。

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