未来国家建国記

ノベルバユーザー226196

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榛名 ハズナとリーメリシャ・ニルアードはこの学校の生徒であれば知らない人はいないほどの有名人だ。

文武両道で容姿も抜きん出ている。

ハズナは綺麗な少し長い赤い髪に大人びた顔立ちで線は細いがヒョロいという訳ではなく四肢全てに美しい筋肉が張り巡らされている。年頃の女性がこの体型を維持できているのは日頃の鍛錬の賜物だろう。肌の色も健康的で焼けすぎず、白過ぎずと言ったところだろう。しかし胸は残念なことにつるーんとしており周りに苦笑されることがしばしばある。


リーシャは美しい金色の髪を腰あたりまで伸ばしふわふわと流している。顔だちは完全にロリで一見、見た目も何もかも違法にしか見えないほどのロリだ。四肢も細く筋肉がついておらず部屋にこもりっぱなしのせいか肌は真っ白だ。身長も何もかもハズナに負けていると思うかもしれないが胸だけは違う。本物か?と言いたくなるほどのロリ巨乳である。


2人は幼い頃からの幼馴染で、この才能ですべての運命が決まるこの時代2人は小さい頃からの信用できる人は少なかった。

しかも2人は生まれながらにしてゴールド1つという天才だったのである。欲望の渦はすぐに2人を包み込んでいった。この天才にすがろうと何人もの汚い大人達があのてこの手で2人に近づこうとした。

そのため2人は二人っきりの世界に閉じこもった。2人だけの世界。そこは心から落ち着ける場所であり2人はこのままでいようと決めた。


それに否を突きつけたのは良だ。

皆瀬 良

その男は2人が小等部の高学年になった時に地方から中都に越してきた子供だった。良は銀色の髪を持ち2人と同じように生まれた時からシルバーの3つもちだった。

しかし、2人とは違い明るく、元気で、笑顔を見せる子供だった。良はよく2人に話しかけた。今思えば子供だったからか下の階級であっても敬語も使わず楽しそうに話しかけてきた。

2人は少しずつ良に心を開き仲良くなっていった。2人は良とは話すようになって行った。良は他にもたくさんの友達がいたが3人とも何故か分かっていた。信じられのは、心から許していいのは2人にだけだと。

そこからは3人一緒に中等部に進み、高等学校に進んでいった。

中都一のマンモス校でもすぐに3人の噂は広まった。容姿と、成績と、階級が。それでも3人の関係はグズれず第二学年を迎えていた。














「なぁ、今度のエルメイ実習のメンバーどーする?」

3人は常に3人で行動している。それは嫌でも目立つことだが3人はそれが嫌いではなかった。だって、顔と胸元に光るバッチを見れば皆が道を開けた。学校で前に立ちふさがるものはおらず楽に過ごせたからだ。


良が2人に問いかけるが2人は席に座ってお菓子を食べながら無視をする。

「おい.....」

良が後ろを振り向くとハズナがリーシャを膝の上に乗せ餌付けをしている場面が後ろを向くとすぐそばにあった。


「人の話を聞け!!!」

ワイワイと2人でお菓子を食べていたリーシャが良の方を向いて真顔で人差し指を立ててお説教するようにいう。

「いいこと良。私たちはゴールド、そしてあなたはシルバー、さっきの授業であったようにそれは明確な力差がある!だから、私たちを止めることは出来ん!」

ドヤーという顔をしながらリーシャがモキュモキュとお菓子を口に詰め込んでいる。せっせっとハズナがリーシャの口元に運ぶお菓子を片っ端から詰め込んでいる。

「お菓子を含みながらとかカッコついてねぇーよ。大体、友情間階級を申し出てきたのはお前らだろ!」

友情間階級とは階級が違う友人同士で普通に話すための制度だ。いちいちあの話し方ではめんどくさいという友達同士のために作られたものだ。

3人はこれを幼い時から結んでおりゆうならばずっと無礼講の状態だ。


「てか、どーせこの3人でしか組まないんだから考える意味なくない?」

ハズナがニヤニヤと笑みを浮かべながらリーシャにお菓子を運びながら言う。ハズナは3人の中でも特に2人とその他、という考えが強く。本気で2人以外はどーでもいいという考えだ。


時に、ハズナが何故リーシャとは違いゴールド2つかと言うと中都で開催される中等部の格闘技大会で圧倒的強さで優勝したためであって特になりたくてなった訳では無い。


「でもさ、一応5人人組になってんだからそれまもんねーとどの階級の軍人様が来るか分かんねーからやばくね?」

良が手元にあるエルメイ実習メンバー選択用紙と書かれた紙とエルメイ実習承諾書と書かれた紙をピラピラとふる。



その紙には5人分の名前を書く欄とその実習において起きたことはすべて自己責任となる。と言うことが長ったらしく書いてある。


それと、5人分の方にもなぜ5人じゃないといけないかということが長ったらしく書いてある説明文がズラズラと書かれている。


「大丈夫だって。警戒エリアでも一番強いって言われた秘宝級アーティファクトの第三位を倒したんだから。
危険エリアでもせいぜいいるのは秘宝級アーティファクトの第六位ぐらいまで、古代遺物級エンシェントレリックの第三位ぐらいが出ない限り大丈夫だって」


秘宝級アーティファクト古代遺物級エンシェントレリックとはエルメイの階級のことで1番下が制作級メイカーとなっておりその中でも第一位から第六位まで分けられている。


ちなみにこの3つの中では制作級メイカー秘宝級アーティファクト古代遺物級エンシェントレリックの順番で強くなっていく。


まだまだ上にはいるがそいつらは立ち入り禁止エリアか、侵入禁止エリア、侵入厳禁エリアにしか存在しない。

ハズナは全然大丈夫!といった感じでグ!と親指を立てながら言う。


それにリーシャがハズナを援護するように言葉を続ける。


「しかもエルメイ実習メンバー選択用紙に書かれているなぜ5人じゃないといけないのかというのは、警戒エリアに一人探知能力者ソナーを守る人がいないといけないからで、私は警戒エリアにいる制作級メイカー秘宝級アーティファクトに遅れをとるような探知能力者ソナーじゃない。」


リーシャがドヤー!というようにその大きな胸をグイッと突き出してドヤ顔をする。

「しかもリーシャは予知能力(プレコグ二ション)を持ってるから安心よ!」


ハズナがリーシャをギューッと抱きしめながらグリグリ頭を押し付けている。


「はー、わかったわかった。じゃあ、リーダーは俺にして3人で申請しとく。もしもの時の反論役はリーシャな。」



「うん、了解した。まかせて。」


やったー!と2人でいいながらわーいと聞こえてきそうな風にハズナがリーシャを抱き上げる。


良はため息をつきながらこのエルメイ実習メンバー選択用紙を担任に提出するべく、タイミングよく4限目終了のチャイムがなったのと同時に教室の席を立ち上がり教室を後にする。







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