Who are you?
第5幸 十七村事件の謎
「で…何で津雪さんも居るんですか!?」
「えぇ〜、いいだろ別に〜。」
「良くないですっ!」
「まぁまぁ環、堂々…汗」
「で、君達は高校生だよね?」
「そうですけど何か?」
「分からなかった所があったら、是非僕に言ってね!」
「今のところないんで大丈夫です。」
「双葉さん、冷たいね〜。」
「…津雪さんは何時まで此処に居るつもりですか?」
「え、何時までも!」
「気持ち悪いんで止めて下さい。」
とまぁ、何だかんだで始まった勉強会。
「環、此処分かんない。」
「何処?」
「何処だい?」
「津雪さん、急に顔を近付けないで下さい。」
「僕そんなことしてないだろ〜?
  それより、お兄さんに見せてごらん?」
「は、はい…此処なんですけど…」
「あぁ、それならこうすればいいよ。」
「津雪さん、勉強出来るんですか?」
「まぁ僕は天才ですから!」
「はいはい、そうですか。」
「…有難うございます!
 環、答え合ってるの?」
「…合ってる。驚」
「津雪さん、また教えて下さい!」
「是非是非!」
「津雪さん…」
「ん?」
「何か、すみませんでした。」
「いいよそんなの!
  僕、気にしないから!」
「凄いポジティブですね…汗」
「今日は有難う!
  じゃあ、また明日ね!」
「また明日ね〜!」
「いや、津雪さん、柑奈と会わないでしょ…」
「まぁ、何時かは会うでしょ?」
「はいはい、そうですね。」
「そうだ!
  双葉さん、今から僕の部屋に来ないかい?」
「はぁ!?
 (部屋で何かされるの!?)」
「一緒に晩御飯食べないかい?」
「あ…察
 (誤解されることを言わないで欲しいなぁ。)
  まぁ、今日は色々お世話になったんでいいですよ。」
「じゃあ、早速行こう!」
「ちょっ、引っ張らないで下さい!」
「あっ、お兄お帰り…って、双葉さん!?」
「どうも。」
「文香、晩御飯出来てるか〜?」
「うん、出来てるよー。」
「双葉さんの分も用意してくれ!」
「お兄がやりなよ!
  招いたのはお兄でしょ?」
「えぇ〜潤」
「そんな顔をしてもやらないよ。」
「はい…」
「では諸君!
  頂こう!」
「ねぇ、何時もこんな感じなの?」
「そうなんです…。
  お兄が何時もすみません。」
「いや、扱いはもう慣れたから。」
「あはは苦笑」
「お兄、双葉さん、テレビをつけていい?」
「勿論いいよ。」
「私に聞かなくてもいいよ。
  此処の人じゃないし。」
「あっ、そうですよね。」
文香がテレビをつけ、たまたま流れた報道が13年前の十七村事件の謎についてだった。
「もう13年が経ったんだね〜。」
「お兄、この事件知ってるの?」
「あぁ、実際に十七村に行ったしね。」
「ほ、本当ですか!?」
「ふ、双葉さん…?」
「あ、すみません。
  取り乱して。」
「切り替えが早いね…」
「私、十七村事件について、今調べてるんです!
  もし、何か知っていたら、教えてくれませんか?」
「いいだろう…大分前に行った記憶しかないけど大丈夫?」
「全然大丈夫です!」
「お兄、中二病ポーズ、止めてくれない?」
津雪さんが語る十七村事件は…
「えぇ〜、いいだろ別に〜。」
「良くないですっ!」
「まぁまぁ環、堂々…汗」
「で、君達は高校生だよね?」
「そうですけど何か?」
「分からなかった所があったら、是非僕に言ってね!」
「今のところないんで大丈夫です。」
「双葉さん、冷たいね〜。」
「…津雪さんは何時まで此処に居るつもりですか?」
「え、何時までも!」
「気持ち悪いんで止めて下さい。」
とまぁ、何だかんだで始まった勉強会。
「環、此処分かんない。」
「何処?」
「何処だい?」
「津雪さん、急に顔を近付けないで下さい。」
「僕そんなことしてないだろ〜?
  それより、お兄さんに見せてごらん?」
「は、はい…此処なんですけど…」
「あぁ、それならこうすればいいよ。」
「津雪さん、勉強出来るんですか?」
「まぁ僕は天才ですから!」
「はいはい、そうですか。」
「…有難うございます!
 環、答え合ってるの?」
「…合ってる。驚」
「津雪さん、また教えて下さい!」
「是非是非!」
「津雪さん…」
「ん?」
「何か、すみませんでした。」
「いいよそんなの!
  僕、気にしないから!」
「凄いポジティブですね…汗」
「今日は有難う!
  じゃあ、また明日ね!」
「また明日ね〜!」
「いや、津雪さん、柑奈と会わないでしょ…」
「まぁ、何時かは会うでしょ?」
「はいはい、そうですね。」
「そうだ!
  双葉さん、今から僕の部屋に来ないかい?」
「はぁ!?
 (部屋で何かされるの!?)」
「一緒に晩御飯食べないかい?」
「あ…察
 (誤解されることを言わないで欲しいなぁ。)
  まぁ、今日は色々お世話になったんでいいですよ。」
「じゃあ、早速行こう!」
「ちょっ、引っ張らないで下さい!」
「あっ、お兄お帰り…って、双葉さん!?」
「どうも。」
「文香、晩御飯出来てるか〜?」
「うん、出来てるよー。」
「双葉さんの分も用意してくれ!」
「お兄がやりなよ!
  招いたのはお兄でしょ?」
「えぇ〜潤」
「そんな顔をしてもやらないよ。」
「はい…」
「では諸君!
  頂こう!」
「ねぇ、何時もこんな感じなの?」
「そうなんです…。
  お兄が何時もすみません。」
「いや、扱いはもう慣れたから。」
「あはは苦笑」
「お兄、双葉さん、テレビをつけていい?」
「勿論いいよ。」
「私に聞かなくてもいいよ。
  此処の人じゃないし。」
「あっ、そうですよね。」
文香がテレビをつけ、たまたま流れた報道が13年前の十七村事件の謎についてだった。
「もう13年が経ったんだね〜。」
「お兄、この事件知ってるの?」
「あぁ、実際に十七村に行ったしね。」
「ほ、本当ですか!?」
「ふ、双葉さん…?」
「あ、すみません。
  取り乱して。」
「切り替えが早いね…」
「私、十七村事件について、今調べてるんです!
  もし、何か知っていたら、教えてくれませんか?」
「いいだろう…大分前に行った記憶しかないけど大丈夫?」
「全然大丈夫です!」
「お兄、中二病ポーズ、止めてくれない?」
津雪さんが語る十七村事件は…
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