メイド先輩は仰せのままに。

ノベルバユーザー37409

理想

「おかえりなさいませ、ご主人様。お風呂に致しますか?お食事に致しますか?それとも...私にしますか?」

「ってのがやっぱり?男の理想?だと思うんだよ!俺は!家に帰るとキレイな巨乳のメイドさんがいて、甲斐甲斐しく尽くしてくれるわけよ、色々と」

うん、そうだね。世話をしてくれる人がいるのはいいと思うよ、すごく。なにもしなくていいんだからね。...でもね

「その話、一体何回目なのさ!?昨日も聞いたし一昨日も聞いた気がするよ!?僕もメイドさんは好きだからね、否定はしないけど流石に同じ話を三日連続は飽きるよ!?」

まったく、なんでこうも正一正一しょういちはメイドさんのことばかりが好きなんだろう。少しぐらいその情熱を勉強に向けてくれれば「正一と1番仲が良さそうで成績もいいから」っていう理由で僕まで一緒に居残りするはめにはならなかったと思うんだけどなぁ...

「まぁまぁ、そう言うなって。とうとう明日だろ?気分が昂っちまうのは当然のことだと思うんだよ。なぁ宗青宗青そうせい、お前だってそうだろ?」

それを言われると何も言えないんだよなぁ...周りから無趣味だ無個性だと言われている僕の数少ない趣味がメイドさんなんだから、そりゃ気持ちは昂るさ。

「まぁそうだけど。一応確認するけど正一、資金は大丈夫だよね?ここまで来て資金不足でやれないなんてなったら僕は二度と君に勉強を教えてあげないよ?」

「だ、大丈夫だよ。ちゃんと鍵かけて閉まってあるからよ。友達のやつらにもちゃんと明日は絶対に変えれない予定があるって言ってあるからよ。」

よし、大丈夫そうだな。前に約束をした日に予定を入れてきたことがあって、その時に強く言い聞かせた甲斐があったみたいだ。

「うん、それなら大丈夫そうだね。じゃあ、明日。時間厳守でお願いね。」

「おう、また明日な。」

そうして僕らは家に向かい、また明日会うはずだった。

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