最強無敵の賢者(ワイズマン)
Love37「魔王と花嫁:第五章(魔王と王子)」
周りを土煙が覆い大きな穴が空いた大地に鋭利な刃物で切られチーズの様にパックリと切れているのは防衛省の建物達、可哀想にスライスした四角いチーズを断面に沿って滑らせた様に綺麗に重力に引かれて土煙を上げながら地面に落ちている。
『貴様!貴様貴様!!』
M・Sの中では怒り狂った王子が声を上げている其れも無理もない行き成り飛ばされたと思ったら木の棒が金色の剣に成りそして反撃の暇も与えられず、再び攻撃をされディスプレイには機体損傷率90%と[非難推奨]が表示されているからだ
「う、うっ」
集音マイクを通して呻き声が青年の耳に入り聞こえる方向にアイ・カメラを向けるとリムジンから出てきた男を顔認証でスキャンしその結果を見ると青年はほくそ笑んだ
「さて、エンリケ君だったかな?ブラウさんの事は諦めて自分の国に帰ってくれると嬉しんだけど…君にも家族が居るだろうし」
少年は土煙の中で全身から火花を散らせているM・Sを見ながら言う
『成すことへの渇望を求める限りは、神は我を見捨てる事は無かった!貴様!此奴がどうなっても良いのか?』
「誰だっけ?」
『お前の国の宗主国のアメリカ合衆国大統領、トーマス・ガン・ストロングだぞ!此奴がどうなっても良いのか?』
「あ、大統領閣下!閣下におかれましては本日はお日柄も良く、随分具合悪そうですが大丈夫ですか?」
『此奴は世界の支配者なんだぞ!此奴が死ねば世界が混乱するぞ、世界経済は暴落してお前の国は世界から孤立するぞ!』
「ちょっと待ってね!」
王子は少年が大統領を取って自分の言う事を聞いてくれると一安心し
『潔く、ブラウを諦めて私に渡せば寛大な…』
要求を述べていると少年が遮り
「えと、ズヴィッダーのメッセで質問をした所、各省庁を回され最期が副大統領さんに行きました。副大統領のネクスト・チェア・チェイニーさんからメッセでどうか安心して政権を運営するから逝ってくれたまえ。君は悲劇の大統領として後世に名を残すのだ!次の新宇宙空港の名前に君の名前を付ける事を下院議長とCIA長官と三人で今決めた!あとイスパニア・ポルトゥス連合王国への報復は任せてくれだそうです…」
『「え」」』
M・Sの中と外で同時に声が上がった
『おい、おいどうして我が国が報復される!』
「私をやはり邪魔だと思っていたか!クソ!チェイニーめ!!そうだ!賢者!世界の半分をお前に来れてやろう!だから私と手を組もう」
「えと、チェイニーさんから返信で宇宙艦隊と最新鋭空母を破壊した上に長年の合衆国の計画を破壊し、横田基地とNEoサンノー米軍戦略センターが破壊された事を許すほど我が米国は寛大では無い!我ら有志G8は現在総力を上げてイスパニア・ポルトゥス連合王国への報復作戦へ入った!作戦名自由の征服だ。あと、賢者さんへ私と組んで大統領に成った暁には今度エリア51へ招待しますよーより世界の深淵を見たいと思いませんか?」
少年は情報端末の内容を彼等に見せると其処には言ったとおりの事が書かれて居た
『あばばばbっばっばあば』
「うごっごおごごごごご」
王子と大統領は其々半狂乱に成って居たがやがて我に返り
「よし、クソ王子今だけ手を組もうか?」
『乗った大統領!先ずはこの国を乗っ取って…』
「あのー申し上げにくりのですが…」
「『なんだ!』」
「既に大統領閣下は亡く成った事に成りまして、ネクスト・チェア・チェイニー副大統領さんが大統領に成りました。僕にエリア51の年間自由券が大統領令で来ている!チェイニーさんへありがとうと大統領就任おめでとうってメッセ送っとかないと…後は、追伸で王子と元大統領閣下とわかる程度に処分しておいてくれだって、貰ったお礼は返さないと!という訳で二人共、僕が興味を持った世界の深淵の探求の為に犠牲に成ってね!」
「そんな事がゆるるる…」
少年が刀の柄に左手をやると元大統領の首が宙を舞い地面に落ちM・Sの右手からは彼岸花が咲いたかの様にプシューと血が舞う
『貴様!!貴様だけは許さない!殺して我が蒼き乙女を娶る!!』
擦れる金属音を無視しながらM・Sはトンファーを出しながら少年に飛び掛った時だった
「ブラウさんは僕の大切な資料だから上げられないな!ブラウさんのメンタル・ギアの冷たさは鉄の処女の様、君にはブラウさんの替りに鉄の処女さんを上げよう!」
『うっぎゃやyぎゃyがyぎゃぎゃyg』
途中でM・Sが止まり拡声器からは苦痛と痛みの悲鳴の様な声が上がり胸をトンファーで叩きやがて宙に手を向けたかと思いきやM・Sが停まり背中からゴロリと何かが落ちた。其れは、操縦席が鉄の処女の様に変形した姿で有り、落ちた衝撃で顔の部分が開き其処には虚ろな瞳のイケメンの王子が居た。
「さて、現大統領さんのネクスト・チェア・チェイニーさんに二人の場所は送ったしさて、学園へ帰るか」
少年は学園の方へ小走りに向かった。
***
少年が去った後、一人の大男が鉄の処女の前に立ち叩くとパカッと開き其処からは朱黒い液体と青年が出てきた。の適合者の強さか仰向けに成りながら息を吹きし開けた者の顔を見ると
『カルロスか!?良く来た!此処はひとまず逃げて体制を建て直す」
「ええ、我が君安全な場所は既に確保しております!」
『流石、カルロスだ、其れは何処だバミューダ、イヤ天国と言われるタヒチも良いな!』
「ええプリンス、最高の天国の切符を用意しました!」
『そうか、流石…グッぐほっつ貴様…』
青年の胸には何か細長い黒い剣の様な物が刺さって居た
「天国、イヤ地獄で如何かがですかね?プリンス」
その黒い剣は大男の右手から生えていた
『一体何者だ…カルロスでは無いな!カルロスのメンタル・ギアでは無い!』
大男は胸から剣を抜くと折り紙の銃の形にし王子の額に銃を向け
「女は秘密を着飾って美しくなる、さようなら王子楽しい日々だったわ、カルロスならジブラルタルで魚の餌に鳴っているわ!ではさようなら!」
パンパンと音がし此処に航海王子の旅は終わった。旅が終わった男の瞳に映るは大男では無く金髪ツインテールに翠眼で褐色の肌が健康そうな喪服のスーツを来た美少女が居た
「此方、[ペーパー] 王子の旅は終わった、繰り返す王子の旅は終わった」
左指の情報端末に話しかけると[OK]と[君の亡き両親に祝福あれ]が表示され少女は
「まだ、終わっていないわあの国が滅ぶまでね」
連絡を受けてやって来た米軍のヘリが遥か遠くから来るのを見つめながら呟き、やがて黒い紙吹雪と成って少女の姿は消えた。
『貴様!貴様貴様!!』
M・Sの中では怒り狂った王子が声を上げている其れも無理もない行き成り飛ばされたと思ったら木の棒が金色の剣に成りそして反撃の暇も与えられず、再び攻撃をされディスプレイには機体損傷率90%と[非難推奨]が表示されているからだ
「う、うっ」
集音マイクを通して呻き声が青年の耳に入り聞こえる方向にアイ・カメラを向けるとリムジンから出てきた男を顔認証でスキャンしその結果を見ると青年はほくそ笑んだ
「さて、エンリケ君だったかな?ブラウさんの事は諦めて自分の国に帰ってくれると嬉しんだけど…君にも家族が居るだろうし」
少年は土煙の中で全身から火花を散らせているM・Sを見ながら言う
『成すことへの渇望を求める限りは、神は我を見捨てる事は無かった!貴様!此奴がどうなっても良いのか?』
「誰だっけ?」
『お前の国の宗主国のアメリカ合衆国大統領、トーマス・ガン・ストロングだぞ!此奴がどうなっても良いのか?』
「あ、大統領閣下!閣下におかれましては本日はお日柄も良く、随分具合悪そうですが大丈夫ですか?」
『此奴は世界の支配者なんだぞ!此奴が死ねば世界が混乱するぞ、世界経済は暴落してお前の国は世界から孤立するぞ!』
「ちょっと待ってね!」
王子は少年が大統領を取って自分の言う事を聞いてくれると一安心し
『潔く、ブラウを諦めて私に渡せば寛大な…』
要求を述べていると少年が遮り
「えと、ズヴィッダーのメッセで質問をした所、各省庁を回され最期が副大統領さんに行きました。副大統領のネクスト・チェア・チェイニーさんからメッセでどうか安心して政権を運営するから逝ってくれたまえ。君は悲劇の大統領として後世に名を残すのだ!次の新宇宙空港の名前に君の名前を付ける事を下院議長とCIA長官と三人で今決めた!あとイスパニア・ポルトゥス連合王国への報復は任せてくれだそうです…」
『「え」」』
M・Sの中と外で同時に声が上がった
『おい、おいどうして我が国が報復される!』
「私をやはり邪魔だと思っていたか!クソ!チェイニーめ!!そうだ!賢者!世界の半分をお前に来れてやろう!だから私と手を組もう」
「えと、チェイニーさんから返信で宇宙艦隊と最新鋭空母を破壊した上に長年の合衆国の計画を破壊し、横田基地とNEoサンノー米軍戦略センターが破壊された事を許すほど我が米国は寛大では無い!我ら有志G8は現在総力を上げてイスパニア・ポルトゥス連合王国への報復作戦へ入った!作戦名自由の征服だ。あと、賢者さんへ私と組んで大統領に成った暁には今度エリア51へ招待しますよーより世界の深淵を見たいと思いませんか?」
少年は情報端末の内容を彼等に見せると其処には言ったとおりの事が書かれて居た
『あばばばbっばっばあば』
「うごっごおごごごごご」
王子と大統領は其々半狂乱に成って居たがやがて我に返り
「よし、クソ王子今だけ手を組もうか?」
『乗った大統領!先ずはこの国を乗っ取って…』
「あのー申し上げにくりのですが…」
「『なんだ!』」
「既に大統領閣下は亡く成った事に成りまして、ネクスト・チェア・チェイニー副大統領さんが大統領に成りました。僕にエリア51の年間自由券が大統領令で来ている!チェイニーさんへありがとうと大統領就任おめでとうってメッセ送っとかないと…後は、追伸で王子と元大統領閣下とわかる程度に処分しておいてくれだって、貰ったお礼は返さないと!という訳で二人共、僕が興味を持った世界の深淵の探求の為に犠牲に成ってね!」
「そんな事がゆるるる…」
少年が刀の柄に左手をやると元大統領の首が宙を舞い地面に落ちM・Sの右手からは彼岸花が咲いたかの様にプシューと血が舞う
『貴様!!貴様だけは許さない!殺して我が蒼き乙女を娶る!!』
擦れる金属音を無視しながらM・Sはトンファーを出しながら少年に飛び掛った時だった
「ブラウさんは僕の大切な資料だから上げられないな!ブラウさんのメンタル・ギアの冷たさは鉄の処女の様、君にはブラウさんの替りに鉄の処女さんを上げよう!」
『うっぎゃやyぎゃyがyぎゃぎゃyg』
途中でM・Sが止まり拡声器からは苦痛と痛みの悲鳴の様な声が上がり胸をトンファーで叩きやがて宙に手を向けたかと思いきやM・Sが停まり背中からゴロリと何かが落ちた。其れは、操縦席が鉄の処女の様に変形した姿で有り、落ちた衝撃で顔の部分が開き其処には虚ろな瞳のイケメンの王子が居た。
「さて、現大統領さんのネクスト・チェア・チェイニーさんに二人の場所は送ったしさて、学園へ帰るか」
少年は学園の方へ小走りに向かった。
***
少年が去った後、一人の大男が鉄の処女の前に立ち叩くとパカッと開き其処からは朱黒い液体と青年が出てきた。の適合者の強さか仰向けに成りながら息を吹きし開けた者の顔を見ると
『カルロスか!?良く来た!此処はひとまず逃げて体制を建て直す」
「ええ、我が君安全な場所は既に確保しております!」
『流石、カルロスだ、其れは何処だバミューダ、イヤ天国と言われるタヒチも良いな!』
「ええプリンス、最高の天国の切符を用意しました!」
『そうか、流石…グッぐほっつ貴様…』
青年の胸には何か細長い黒い剣の様な物が刺さって居た
「天国、イヤ地獄で如何かがですかね?プリンス」
その黒い剣は大男の右手から生えていた
『一体何者だ…カルロスでは無いな!カルロスのメンタル・ギアでは無い!』
大男は胸から剣を抜くと折り紙の銃の形にし王子の額に銃を向け
「女は秘密を着飾って美しくなる、さようなら王子楽しい日々だったわ、カルロスならジブラルタルで魚の餌に鳴っているわ!ではさようなら!」
パンパンと音がし此処に航海王子の旅は終わった。旅が終わった男の瞳に映るは大男では無く金髪ツインテールに翠眼で褐色の肌が健康そうな喪服のスーツを来た美少女が居た
「此方、[ペーパー] 王子の旅は終わった、繰り返す王子の旅は終わった」
左指の情報端末に話しかけると[OK]と[君の亡き両親に祝福あれ]が表示され少女は
「まだ、終わっていないわあの国が滅ぶまでね」
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