最強無敵の賢者(ワイズマン)
Love33「魔王と花嫁:第一章(宇宙の業火)」
此処は日本のジャスコ遥か上空、宇宙空間にて英国・ロシア・フランス・民生中華連邦の有志連合の宇宙艦隊が合同演習を行っている。何時もはアメリカ合衆国も参加するのだが先日の事故によって蒸発してしまった為に今は此処に居ないが、持てる国は第二・第三宇宙艦隊が抜錨して来る予定に成って居る。彼等は先日の第一艦隊が蒸発した所で合同演習という名目で此処の海域を調査している。
『ボナン艦長、今回此処の海域で軍事演習をする事の意味は?』
マイクを向けるのは艦に派遣されたフランス国営通信の従軍女性記者だ
「ええ、常に世界は軍事的な衝突が絶えませんが、不測の緊迫事態において互いに信頼を持てる様にという意味での通常の合同軍事演習をしています」
本音で無く建前の互いの国の安全保障の信頼関係構築のためと説明をしている
『ですが、先日のアメリカ第一宇宙艦隊の突然の消滅と日本の此処の海域でやる事に不安と疑念が生まれているのですが…』
「我ら艦隊はアチラの旗艦ジャン・ルイを始め、優秀な担当官に操縦士に最新の科学技術を…」
「ボナン艦長!大変です!」
「なんだ!」
インタビューが打ち切られ、ボナンは下士官に問う
「英国、ロシア、民生中華連邦、アメリカ合衆国から大量のミサイルらしき物が発射された様です」
「何だと!」
「スクリーン出します」
艦橋のディスプレイに映し出されたのは宇宙空間へ向けて大量に発射された夥しい数のミサイル達であり予測進路は日本上空に成っていた
「直下民生中華連邦のミサイル群凡そ4000が向かってきます!どうします?」
「操縦士、フルスロットルで上に逃げるぞ!!」
「ですが、艦長!」
「いいな、早くだ!」
操縦士は操縦桿を引き海域から背を向け抜け出したが、他の艦はそのミサイル群とすれ違う様にする為に操縦桿を押し向き合うように接した。通常のミサイルを躱す判断としてベストだったが飛んできたのは200年間で中国的に改良・改造されたミサイル群だ!正面は大気圏を超えられる仕様だったが、側面は手抜きで熱に耐えられず剥離し詰まっていた爆弾が器用に小型クラスターミサイルの様に飛び出し英中露仏艦隊の横っ腹に想定外な一撃を喰らわせた。20世紀とは違いこの艦のボナン艦長は優秀な様だ
「艦長!ジャン・ルイが!やられました!!」
「何だと!!」
フランス宇宙艦隊戦艦旗艦ジャン・ルイはミサイルをやり過ごしたと思った瞬間に側面からミサイルの飽和攻撃を受け機関部に大ダメージを受けシールドが消滅した。同時に泣きっ面に蜂で艦橋に核ミサイルが直撃し蒸発した!シールドがあと三秒でも持っていたらこんな事には成らなかっただろう。爆炎を上げながら高度を下げ始める旗艦ジャン・ルイだが彼等の悲劇はまだ、続く
「味方、右舷ん!左舷!上!英米露のミサイル群5000発が接近」
英国・ロシア・フランス・民生中華連邦の有志連合は最初のミサイル攻撃でかなりのダメージを負っていたが三方からの攻撃が致命的な一撃と成った
「英国!宇宙戦艦プリンス・オブ・ウェールズ轟沈!駆逐艦レパルス轟沈!ロシア!宇宙戦艦レーニン、スターリン、トロツキー轟沈!民生中華連邦宇宙戦艦劉備・孫建・曹操が撃沈、宇宙空母孔明撃沈!!」
宇宙空間という海には多数のデブリが舞い日本上空に新規に展開していた監視衛星達をなぎ倒し世界各国の諜報機関の担当者が突然途絶えた映像に困惑する
「遂に第三次世界大戦が始まったのか?」
「ノン、艦長、世界は至って普通に平和ですが米国・英国・ロシア・民生中華連邦の軍用通信回線が慌ただしく交信をしています、ん?んん」
「どうした?」
「平文で各国がやり始めました、どうやらミサイル管制基地が何者かに襲撃され200年前の核ミサイルから最新の全てのミサイルが宇宙空間の日本上空に…」
「艦長!!あちらを!!核弾頭搭載と思われる大型ミサイル多数凡そ1000」
彼等のディスプレイに映るのは多数の核ミサイルらしき者を運んでいる大型の推進機構を付けた物が日本上空へ向かってくる物だった。そして、全ての其れのコースは彼等の居るところを指している
「機首下げろ!!シールドを前面に全開で!!」
「ですが、デブリが!」
「死にたいのか!!」
「ウィ!!分かりました!!」
操縦士は操縦桿を押してシールドを前面に全開にしデブリの間を通った時だった
「後方で、大規模な爆発!」
「推進停止と前面から後方にシールド全展開!!全員何かに掴まれ!!」
「ウィ!!展開!!ウィーーーー」
操縦士が操作と同時に爆風と電磁パルスが襲い彼らの宇宙駆逐艦フランス447は木の葉の様に煽られ彼等は洗濯機の服の様に回転する。
暫くした後
「操縦士大丈夫か?」
「ウィーーー、大丈夫です。」
「本艦は大丈夫か?」
「ハイ大丈夫です。現在フランス上空宇宙海域です!航行に支障はありません。地上ですが高高度核爆発により日本の一部を除くアジア全域で停電等の被害が生じて居ります」
「日本の一部ドコだ?」
「東京ペンタゴンと付焼連合企業本社と関連企業、東京メンタル・ギア・スーツ・スクールのみは問題ないとズヴィッダーで通常営業だと報告をしています。そして社員は通常通り営業と操業をし生徒は通常通り授業をするそうです」
「ジャポン・SHACHIKU・スカラー!恐るべし!!」
彼等が言っている日本はどうなっているか見てみよう
***
「一体どうなっているんだ!」
記者会見時に停電が起きて叫んでいるのは米国大統領トーマス・ガン・ストロングだ!彼は先日のバラックに成った空母についての説明と日米安保に付いての揺るぎない未来を総理と立ちながら記者に自信満々に話していた時に部屋が暗く成った。 シークレットサービスが急ぎ大統領を守るかの様に周りを囲む、21世紀には記者会見中に靴を投げられたりして面子を潰された時も有ったが今はそんな事は無く彼等は無事に大統領を護衛している。大統領は傍に居る人間に並大抵の事では壊れない軍設計の無線機で通信をさせようとしたが通信を試みたが何処にも通信が出来ず思わず大統領の前で両手を上げた
『どうやら、何者かが高高度核爆発を起こした様ですね』
記者達の中から声がする
「何者だ!」
大統領の声と同時にシークレットサービスが銃を抜き記者達の方へ向け警戒する、一人の若い記者が立ち上がりパチンと右手を鳴らし
『こんにちは大統領閣下、先日のプレゼントはお気に召して貰えましたかな?』
杖を持ち帽子を仮面を被りマントを着た道化師が現れた
「ああ、君かこの間のプレゼントはアリガトウ。役に立ったよ、で君はどうして此処に居るのかい?」
『イヤーね、後でシークレットサービスの一人をトイレにでも押し込めて入れ替わって其れを聞こうと思ったからだよ!』
道化師らしいクックと笑いをする
「どうしてそんな手間を掛ける?ただ君はホワイトハウスだろうと国会だろうと入口から入ればフリーパスだろうに?」
『道化師というのは踊る相手が居るから道化なんだよ!素直に入場したら一般人と一緒だよ!あと、シークレットサービスだと思ったら道化師とかホラー的で面白いし、そして大統領は自ら銃を持って同じクラウンとして踊るとか最高じゃないかな?』
此れを聞いていた記者の多くがホワイトハウスと国会を自由入場出来る一般人が居らず世界の権力者と遊ぶなと内心突っ込んでいる
「何が有ったか説明をして貰えない無いだろうか?」
『私もさっき情報を集めて知った所何だけどね、少しなら情報公開するよ』
道化師が情報端末を掲げるとフォログラムが展開された
***
同時刻 東京湾埠頭 タンカー:サン・マルチーニョ内
『人々は、文明の利器を失い松明で世を灯すことに成るだろう』
「プリンス?」
『此れが、彼等との現象的合図だ!見ろアジア全域で電気製品が電磁パルスで駄目に成って居る!全ての半導体を用いた機器が停止した!好機だ!自衛隊も警察もアメリカ軍さえも動けない。だが我々は無限のエネルギーを生むメンタル・ギアのエネルギーを使う!全員準備開始せよ!!』
M・Sの傍でトランプをしていた操縦士達は片付けると急ぎ自分の機体に乗り始めた。イケメンの青年も羅針盤を出しながらM・Sに乗り込み中から
『後の撮影と中継はカルロスお前に任せた!』
大男が礼をすると同時にM・Sの乗っていた台が上に動き始め
『エンリケ、出る!!』
ランプが青く成ると同時にM・Sがタンカーから射出され港湾の大地に降り立った
『ボナン艦長、今回此処の海域で軍事演習をする事の意味は?』
マイクを向けるのは艦に派遣されたフランス国営通信の従軍女性記者だ
「ええ、常に世界は軍事的な衝突が絶えませんが、不測の緊迫事態において互いに信頼を持てる様にという意味での通常の合同軍事演習をしています」
本音で無く建前の互いの国の安全保障の信頼関係構築のためと説明をしている
『ですが、先日のアメリカ第一宇宙艦隊の突然の消滅と日本の此処の海域でやる事に不安と疑念が生まれているのですが…』
「我ら艦隊はアチラの旗艦ジャン・ルイを始め、優秀な担当官に操縦士に最新の科学技術を…」
「ボナン艦長!大変です!」
「なんだ!」
インタビューが打ち切られ、ボナンは下士官に問う
「英国、ロシア、民生中華連邦、アメリカ合衆国から大量のミサイルらしき物が発射された様です」
「何だと!」
「スクリーン出します」
艦橋のディスプレイに映し出されたのは宇宙空間へ向けて大量に発射された夥しい数のミサイル達であり予測進路は日本上空に成っていた
「直下民生中華連邦のミサイル群凡そ4000が向かってきます!どうします?」
「操縦士、フルスロットルで上に逃げるぞ!!」
「ですが、艦長!」
「いいな、早くだ!」
操縦士は操縦桿を引き海域から背を向け抜け出したが、他の艦はそのミサイル群とすれ違う様にする為に操縦桿を押し向き合うように接した。通常のミサイルを躱す判断としてベストだったが飛んできたのは200年間で中国的に改良・改造されたミサイル群だ!正面は大気圏を超えられる仕様だったが、側面は手抜きで熱に耐えられず剥離し詰まっていた爆弾が器用に小型クラスターミサイルの様に飛び出し英中露仏艦隊の横っ腹に想定外な一撃を喰らわせた。20世紀とは違いこの艦のボナン艦長は優秀な様だ
「艦長!ジャン・ルイが!やられました!!」
「何だと!!」
フランス宇宙艦隊戦艦旗艦ジャン・ルイはミサイルをやり過ごしたと思った瞬間に側面からミサイルの飽和攻撃を受け機関部に大ダメージを受けシールドが消滅した。同時に泣きっ面に蜂で艦橋に核ミサイルが直撃し蒸発した!シールドがあと三秒でも持っていたらこんな事には成らなかっただろう。爆炎を上げながら高度を下げ始める旗艦ジャン・ルイだが彼等の悲劇はまだ、続く
「味方、右舷ん!左舷!上!英米露のミサイル群5000発が接近」
英国・ロシア・フランス・民生中華連邦の有志連合は最初のミサイル攻撃でかなりのダメージを負っていたが三方からの攻撃が致命的な一撃と成った
「英国!宇宙戦艦プリンス・オブ・ウェールズ轟沈!駆逐艦レパルス轟沈!ロシア!宇宙戦艦レーニン、スターリン、トロツキー轟沈!民生中華連邦宇宙戦艦劉備・孫建・曹操が撃沈、宇宙空母孔明撃沈!!」
宇宙空間という海には多数のデブリが舞い日本上空に新規に展開していた監視衛星達をなぎ倒し世界各国の諜報機関の担当者が突然途絶えた映像に困惑する
「遂に第三次世界大戦が始まったのか?」
「ノン、艦長、世界は至って普通に平和ですが米国・英国・ロシア・民生中華連邦の軍用通信回線が慌ただしく交信をしています、ん?んん」
「どうした?」
「平文で各国がやり始めました、どうやらミサイル管制基地が何者かに襲撃され200年前の核ミサイルから最新の全てのミサイルが宇宙空間の日本上空に…」
「艦長!!あちらを!!核弾頭搭載と思われる大型ミサイル多数凡そ1000」
彼等のディスプレイに映るのは多数の核ミサイルらしき者を運んでいる大型の推進機構を付けた物が日本上空へ向かってくる物だった。そして、全ての其れのコースは彼等の居るところを指している
「機首下げろ!!シールドを前面に全開で!!」
「ですが、デブリが!」
「死にたいのか!!」
「ウィ!!分かりました!!」
操縦士は操縦桿を押してシールドを前面に全開にしデブリの間を通った時だった
「後方で、大規模な爆発!」
「推進停止と前面から後方にシールド全展開!!全員何かに掴まれ!!」
「ウィ!!展開!!ウィーーーー」
操縦士が操作と同時に爆風と電磁パルスが襲い彼らの宇宙駆逐艦フランス447は木の葉の様に煽られ彼等は洗濯機の服の様に回転する。
暫くした後
「操縦士大丈夫か?」
「ウィーーー、大丈夫です。」
「本艦は大丈夫か?」
「ハイ大丈夫です。現在フランス上空宇宙海域です!航行に支障はありません。地上ですが高高度核爆発により日本の一部を除くアジア全域で停電等の被害が生じて居ります」
「日本の一部ドコだ?」
「東京ペンタゴンと付焼連合企業本社と関連企業、東京メンタル・ギア・スーツ・スクールのみは問題ないとズヴィッダーで通常営業だと報告をしています。そして社員は通常通り営業と操業をし生徒は通常通り授業をするそうです」
「ジャポン・SHACHIKU・スカラー!恐るべし!!」
彼等が言っている日本はどうなっているか見てみよう
***
「一体どうなっているんだ!」
記者会見時に停電が起きて叫んでいるのは米国大統領トーマス・ガン・ストロングだ!彼は先日のバラックに成った空母についての説明と日米安保に付いての揺るぎない未来を総理と立ちながら記者に自信満々に話していた時に部屋が暗く成った。 シークレットサービスが急ぎ大統領を守るかの様に周りを囲む、21世紀には記者会見中に靴を投げられたりして面子を潰された時も有ったが今はそんな事は無く彼等は無事に大統領を護衛している。大統領は傍に居る人間に並大抵の事では壊れない軍設計の無線機で通信をさせようとしたが通信を試みたが何処にも通信が出来ず思わず大統領の前で両手を上げた
『どうやら、何者かが高高度核爆発を起こした様ですね』
記者達の中から声がする
「何者だ!」
大統領の声と同時にシークレットサービスが銃を抜き記者達の方へ向け警戒する、一人の若い記者が立ち上がりパチンと右手を鳴らし
『こんにちは大統領閣下、先日のプレゼントはお気に召して貰えましたかな?』
杖を持ち帽子を仮面を被りマントを着た道化師が現れた
「ああ、君かこの間のプレゼントはアリガトウ。役に立ったよ、で君はどうして此処に居るのかい?」
『イヤーね、後でシークレットサービスの一人をトイレにでも押し込めて入れ替わって其れを聞こうと思ったからだよ!』
道化師らしいクックと笑いをする
「どうしてそんな手間を掛ける?ただ君はホワイトハウスだろうと国会だろうと入口から入ればフリーパスだろうに?」
『道化師というのは踊る相手が居るから道化なんだよ!素直に入場したら一般人と一緒だよ!あと、シークレットサービスだと思ったら道化師とかホラー的で面白いし、そして大統領は自ら銃を持って同じクラウンとして踊るとか最高じゃないかな?』
此れを聞いていた記者の多くがホワイトハウスと国会を自由入場出来る一般人が居らず世界の権力者と遊ぶなと内心突っ込んでいる
「何が有ったか説明をして貰えない無いだろうか?」
『私もさっき情報を集めて知った所何だけどね、少しなら情報公開するよ』
道化師が情報端末を掲げるとフォログラムが展開された
***
同時刻 東京湾埠頭 タンカー:サン・マルチーニョ内
『人々は、文明の利器を失い松明で世を灯すことに成るだろう』
「プリンス?」
『此れが、彼等との現象的合図だ!見ろアジア全域で電気製品が電磁パルスで駄目に成って居る!全ての半導体を用いた機器が停止した!好機だ!自衛隊も警察もアメリカ軍さえも動けない。だが我々は無限のエネルギーを生むメンタル・ギアのエネルギーを使う!全員準備開始せよ!!』
M・Sの傍でトランプをしていた操縦士達は片付けると急ぎ自分の機体に乗り始めた。イケメンの青年も羅針盤を出しながらM・Sに乗り込み中から
『後の撮影と中継はカルロスお前に任せた!』
大男が礼をすると同時にM・Sの乗っていた台が上に動き始め
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