グンマー2100~群像の精器(マギウス)
第71話 首席と書記と任務★
グンマー県榛名山、生徒会室の風呂。
『3日で……石川まで開放完了』
「5年間掛けた計画通りですね」
『だが、計画はまだ3分の1』
黒髪に黒目の賢治主席が言う。 それに答えるのは、金髪に金の瞳を持つ妙義凛書記。 タオルを巻き笑顔で、賢治首席の首に両手を駆け膝の上に乗っている。
<a href="//19656.mitemin.net/i235601/" target="_blank"><img src="//19656.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i235601/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
ボンキュボンのワガママボディが、賢治首席に絡み付いている。 普通の男なら欲情して、股間のマグナムがファイアしてしまう所。
『で、どうして凛ちゃんは僕の膝の上に乗っているの?』
「デートの約束でしょ!お風呂でデート何て最高じゃない?」
『デートって遊園地とか映画とかに行くものだと思ってたけど』
「首席は女心が分かっていない様だわね……逢瀬こそ最大のデートだってある」
凛書記は立ち上がり、タオルを外し賢治に一糸まとわぬ姿を見せる。 白い肌は火照り色気を増し、美の女神が創ったっと言わんばかりのナイスボディを見せる。
「どう、私の躰?」
『ウン、精神、他のバイタル共に問題無いね。健康だよ』
表示されたデータを見ながら賢治は述べる。 思わず凛は呆然と立った後、再起動する。
「そういう意味じゃなくて……」
「フフフ、凛書記でも無理ですか?」
ガラリと浴室が開き、一人の少女が入ってくる。 赤茶髪に兎の様に赤い瞳。
<a href="//19656.mitemin.net/i235605/" target="_blank"><img src="//19656.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i235605/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
「前橋宇佐美……脳業部、部長!三重のロックを破ったのか?」
「そうね、私にかかればセキュリティなどお手の物」
手の先に持った手板を見せる。 宇佐美も付けていたタオルを取り、凛書記の前に立つ。 凛書記と同じように、ナイスボディである。
「で、宇佐美さんは何をしに来たのかしら」
「それは、勿論。首席様に会うため」
言いながら、宇佐美は風呂に入って行き賢治に抱きつく。
『予定だと後で、来る予定だったけど……』
「予定は未定、裸の付き合いも良いと思って」
「良くないわー」
凛は石鹸を弾替わりに、超電磁砲を発射する。 バリッと音と共に、石鹸が帯電し発射される。 石鹸は、宇佐美に飛んでいく。 が、バラバラと分解し塵に変わっていく。 まるで、見えない糸に切られた様で有る。
「石鹸も多くの人の手で造られた物」
『相変わらず、綺麗な糸紡ぎだね』
「うれしーケン首席に褒められた」
宇佐美は、賢治の躰に抱きつく。 豊満な双丘が、賢治の躰に押し付けられる。 そのまま、頬にキスをしようとした時。
「やらせないわ!」
凛が電光石火で飛び込み、宇佐美を抑え付け羽交い絞めにする。 裸の状態で、互いにキャットファイトを開始する。
暫くして、金の猫と赤茶色の猫が力尽き湯船に浮く。 仰向けで、タワワに実った双丘を上に向けている。
相変わらず、賢治は2人を見つめている。 女性の裸体に興味を持っていない様だ。
『宇佐ちゃん、お願いがあるんだけど』
「な、なんでしょうかケン首席、夜伽だろうと何だろうします」
全裸で、賢治首席の前に立つ。 普通の男なら息子が富士山ボルケーノする所である。
が、賢治は一向に顔色を変えない。
『何でもするの?』
「は、はい。何でもします」
『何時もの様に、暗殺を頼むね』
「は、はい」
少し意気消沈する宇佐美の前に、データが表示される。 データの中には、【警視庁長官の依頼】が映っている。 何れも、末端から上層部まで揃っている。
『今回は、中居屋銃子秘書も使うと良い』
「お代の方は」
『部費として、2億円振り込む。それでどうだい?』
「1.5億で、ケン首席とデートにして貰えますか?」
『ウン、別に良いけど?』
「分かりました、1週間でやってきます」
宇佐美は、風呂からルンルン気分で出ていく。 ジト目で見つめているのは凛書記。
何も言わずに、賢治に抱きついた。 そして、躰を賢治に擦る。 柔らかい柔軟な肌が、賢治を覆う。
『凛ちゃん?!』
「あの女の匂いが付いている、洗って上げる」
賢治の膝に座り、再び抱きついた。 その様は、猫のマーキング。 そんな凛を撫でながら、賢治は能登半島の情報を確認する。
『1週間……対南関東までの時間か……首都圏は』
「動くのは、少数の反現首席派。現首席は動かないわ」
『流石、凛書記。工作ありがとう』
「どういたしまして」
そんな事を言いながら、躰を擦り付ける凛の顔を撫でる。 いつもは、リンとしている凛の顔が蕩けている。
「所で、宇佐美部長に任せて良かったんですか?」
『まぁ、いいんじゃ無いのかな?』
「アレに任せると首都が大変な事になりますよ」
『まぁ、そこの変は首都圏校の首席に任せるよ』
「酷いですね……まぁ、それくらい対処してこそ首席ですね」
『こちらは、対南関東の対策で忙しくなるよ』
「あと、1週間……日本、イヤ世界のページが1枚変わりますね」
夫婦の様に言い合う。 歴史の歯車は、回り始める。
2100年4月20日12時00分の事であった。
『3日で……石川まで開放完了』
「5年間掛けた計画通りですね」
『だが、計画はまだ3分の1』
黒髪に黒目の賢治主席が言う。 それに答えるのは、金髪に金の瞳を持つ妙義凛書記。 タオルを巻き笑顔で、賢治首席の首に両手を駆け膝の上に乗っている。
<a href="//19656.mitemin.net/i235601/" target="_blank"><img src="//19656.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i235601/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
ボンキュボンのワガママボディが、賢治首席に絡み付いている。 普通の男なら欲情して、股間のマグナムがファイアしてしまう所。
『で、どうして凛ちゃんは僕の膝の上に乗っているの?』
「デートの約束でしょ!お風呂でデート何て最高じゃない?」
『デートって遊園地とか映画とかに行くものだと思ってたけど』
「首席は女心が分かっていない様だわね……逢瀬こそ最大のデートだってある」
凛書記は立ち上がり、タオルを外し賢治に一糸まとわぬ姿を見せる。 白い肌は火照り色気を増し、美の女神が創ったっと言わんばかりのナイスボディを見せる。
「どう、私の躰?」
『ウン、精神、他のバイタル共に問題無いね。健康だよ』
表示されたデータを見ながら賢治は述べる。 思わず凛は呆然と立った後、再起動する。
「そういう意味じゃなくて……」
「フフフ、凛書記でも無理ですか?」
ガラリと浴室が開き、一人の少女が入ってくる。 赤茶髪に兎の様に赤い瞳。
<a href="//19656.mitemin.net/i235605/" target="_blank"><img src="//19656.mitemin.net/userpageimage/viewimagebig/icode/i235605/" alt="挿絵(By みてみん)" border="0"></a>
「前橋宇佐美……脳業部、部長!三重のロックを破ったのか?」
「そうね、私にかかればセキュリティなどお手の物」
手の先に持った手板を見せる。 宇佐美も付けていたタオルを取り、凛書記の前に立つ。 凛書記と同じように、ナイスボディである。
「で、宇佐美さんは何をしに来たのかしら」
「それは、勿論。首席様に会うため」
言いながら、宇佐美は風呂に入って行き賢治に抱きつく。
『予定だと後で、来る予定だったけど……』
「予定は未定、裸の付き合いも良いと思って」
「良くないわー」
凛は石鹸を弾替わりに、超電磁砲を発射する。 バリッと音と共に、石鹸が帯電し発射される。 石鹸は、宇佐美に飛んでいく。 が、バラバラと分解し塵に変わっていく。 まるで、見えない糸に切られた様で有る。
「石鹸も多くの人の手で造られた物」
『相変わらず、綺麗な糸紡ぎだね』
「うれしーケン首席に褒められた」
宇佐美は、賢治の躰に抱きつく。 豊満な双丘が、賢治の躰に押し付けられる。 そのまま、頬にキスをしようとした時。
「やらせないわ!」
凛が電光石火で飛び込み、宇佐美を抑え付け羽交い絞めにする。 裸の状態で、互いにキャットファイトを開始する。
暫くして、金の猫と赤茶色の猫が力尽き湯船に浮く。 仰向けで、タワワに実った双丘を上に向けている。
相変わらず、賢治は2人を見つめている。 女性の裸体に興味を持っていない様だ。
『宇佐ちゃん、お願いがあるんだけど』
「な、なんでしょうかケン首席、夜伽だろうと何だろうします」
全裸で、賢治首席の前に立つ。 普通の男なら息子が富士山ボルケーノする所である。
が、賢治は一向に顔色を変えない。
『何でもするの?』
「は、はい。何でもします」
『何時もの様に、暗殺を頼むね』
「は、はい」
少し意気消沈する宇佐美の前に、データが表示される。 データの中には、【警視庁長官の依頼】が映っている。 何れも、末端から上層部まで揃っている。
『今回は、中居屋銃子秘書も使うと良い』
「お代の方は」
『部費として、2億円振り込む。それでどうだい?』
「1.5億で、ケン首席とデートにして貰えますか?」
『ウン、別に良いけど?』
「分かりました、1週間でやってきます」
宇佐美は、風呂からルンルン気分で出ていく。 ジト目で見つめているのは凛書記。
何も言わずに、賢治に抱きついた。 そして、躰を賢治に擦る。 柔らかい柔軟な肌が、賢治を覆う。
『凛ちゃん?!』
「あの女の匂いが付いている、洗って上げる」
賢治の膝に座り、再び抱きついた。 その様は、猫のマーキング。 そんな凛を撫でながら、賢治は能登半島の情報を確認する。
『1週間……対南関東までの時間か……首都圏は』
「動くのは、少数の反現首席派。現首席は動かないわ」
『流石、凛書記。工作ありがとう』
「どういたしまして」
そんな事を言いながら、躰を擦り付ける凛の顔を撫でる。 いつもは、リンとしている凛の顔が蕩けている。
「所で、宇佐美部長に任せて良かったんですか?」
『まぁ、いいんじゃ無いのかな?』
「アレに任せると首都が大変な事になりますよ」
『まぁ、そこの変は首都圏校の首席に任せるよ』
「酷いですね……まぁ、それくらい対処してこそ首席ですね」
『こちらは、対南関東の対策で忙しくなるよ』
「あと、1週間……日本、イヤ世界のページが1枚変わりますね」
夫婦の様に言い合う。 歴史の歯車は、回り始める。
2100年4月20日12時00分の事であった。
「SF」の人気作品
書籍化作品
-
-
361
-
-
29
-
-
35
-
-
768
-
-
111
-
-
104
-
-
11128
-
-
1
-
-
6
コメント