東方夢想幻

あゆゆっくり

第2話 私の名前

私は今、博麗神社にいる。
縁側でお茶を飲みながら、私は霊夢さんの言葉を思い出す。

霊夢『取り敢えず、苗字決めときなさい。いきなり名前呼びとかは私達はいいけど他の奴らは遠慮するしね。』

そう言われ、かれこれ3時間は自分の苗字を考えている。
いやはや、自分にこんな長時間考え事をする事が出来るなんて思ってもいなかった。

あゆ)どうしよう……?

と思い5分ぐらい考えた後に、ふと苗字を思い付いた。

あゆ)……永山。永山あゆ!!

私は恐ろしい程のスピードで立ち上がった。
以前、記憶を失う前に使っていた苗字を思い出したのだ。

あゆ)や、やっと苗字が思い出せた…そうだった、私の名前は永山あゆ。うん、覚えた。
魔理沙)よう、苗字思いついたか?
あゆ)はいっ!思い出せました!永山ですっ、永山あゆっ!
魔理沙)お、おう。

少し食い気味に喋ったせいか魔理沙さんは少し驚いているようだった。

霊夢)ふーん、永山ねぇ……良い名前なんじゃないの?
魔理沙)だよな!
あゆ)えへへ、有難うございます!
霊夢)あと…敬語はいい。さっさと気楽に行きたい所だったのよ。
魔理沙)そうだぜ。
あゆ)そ、そうですか…じゃあ、わかった!

私の名前は、永山あゆ。
永山あゆ、15歳。





……あれ?年齢まで思い出せてる。

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