天使が暮らす家

ノベルバユーザー222759

悪いこと

〈ユチョン?何があったのですか?〉

『っく。ジュンスの誕生日プレゼント買いたくて。それで、嘘付いた。』

来週末に誕生日を迎えるジュンス

百貨店の紙袋の中には、ジュンスのことを思って選んだプレゼントが入っているのだろう

〈ユチョン、心配したのですよ?それに、人の財布からお金を取るなんて、泥棒と一緒です。〉

『ごめんなさ。僕、ふぇっ。』

優しい子に育ってくれていることは嬉しくて、誇らしかった

ポロポロと涙を零すユチョン

心が痛むけど、悪い事をしたら、叱らなくてはいけない

〈財布からお金を取ったこと、話をしに警察に行きましょう。〉

ポロポロと涙を零しながら、首を振るユチョン  

『ごめんなさい。っく、もうしないからっ。』

厳しく声を掛ける

〈正座しなさい。今日は僕がお尻を叩きます。厳しくします。泣いても、反省するまで厳しく叩きます。ジュンス、部屋に戻ってなさい。〉

【っ。】

ジュンスがリビングを出ると

チャンミンは、ユチョンをソファーまで引き摺って、膝の上に乗せた

下着まで一気に下ろすと

(バチーンッ、バチーンッ、バチーンッ……バチーンッ…

『いっ。』

加減をせずに落とされる平手

大きな平手の痕が真っ白な小さいお尻に残る

(バチーンッ、バチーンッ、バチーンッ………バチーンッ

『っく、ごめんなしゃ。チャミナ、痛いっ。』

痛みから逃れようとする身体を押さえつけて、厳しく打ち据える

(パチンっ、パシッ、バチーンッ、バチーンッ、

〈ユチョン。耐えなさい。悪いことしたら、痛いのですよ?〉

『ごめんなさぃ、チャミナ。』

身体を押さえつけて叩くことは今までなかったはず

いや、彼を引き取ってから叱るのはユノの役割だった 

【ふぇぇぇ。ゆちょが、ちゃぁに。ペチン、うぁぁん。】

泣きながら抱きついて来たジュンス

ここまで、大泣きしている姿を見るのは久しぶりだった

《独りで怖かったね?ユチョンとチャンミンとお話してくるからね?少しお部屋で待ってな?》

不安にさせないように優しく抱きしめながら、少し話をすると

小さく返事をして、部屋に戻って行った

【っ。ん!】

リビングに入れば  

チャンミンがユチョンを壁に向かって立たせていた

すでに真っ赤に腫れたお尻

『チャミナ、ごめんなしゃ。』

ここまで叱られるのは、理由があるのだろう

優しくて、ほとんど叱ることもない彼が

《チャンミン?》

苦しげな表情

怒りは読めなくて

〈ユチョン。二度と繰り返してはなりません。〉

彼の手には靴べらが握られている

まだ、足りないのか

〈ユノ、手を繋いでてあげて下さい。ユチョン、ソファーに横になりなさい。〉

《分かった。》

3つ厳しく打ち据えられ

赤い線が浮かんだ

暫く泣いていた彼も、泣き疲れて寝てしまった

〈すみません、ユノ。〉

《何があった?》

〈ユノ?一度だけ、ユノから厳しく叱られた時のこと、覚えてますか?〉

《ぁあ。俺の貯金箱から金を取った時だろ?》

〈はぃ。ユチョン、僕の財布からお札を抜いて。〉

《俺がユチョンと話をするよ。ごめんな、チャミナ。ユチョンのこと、引っ叩くよ。怖がらせてしまうだろうけど、痛みと共に覚えてて欲しいからさ。》

〈はぃ。〉













「天使が暮らす家」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「その他」の人気作品

コメント

コメントを書く