天使が暮らす家

ノベルバユーザー222759

揺れる心、涙

「ユチョナ、幸せそうでしたよ?二人に、喜んでもらいたいって。苦手なお薬も嫌いな注射も、頑張ってます。」 

〈そうですか。〉

「チャンミンさん。僕らの元に、ユチョナを戻すのであれば、お二人の元に戻すことはありません。」

〈っ。〉 

「ユチョナを傷付ける者は許さない。辛いときこそ向き合って支えるのが家族ではないかと、僕は思います。拒絶されたって、嫌がられても、真剣に向き合って分からない子ではないですよ?」

〈はぃ。〉

「ユノさん。今回の行動は、ユチョナが苦しみの果に起こした哀しいことです。だから、話をしないでとは言いません。でも、躾の為でも手を上げないで下さい。」

《っ、はぃ。》

「分かってますよ?貴方とチャンミンさんが愛情を持って二人を育てていること。感謝してます。だからこそ、今回に限り忠告させて頂きました。」

《はぃ。》

「戻りましょうか?」

〈はぃ。〉


ヒチョルさんの腕の中で丸まっていたユチョンに優しく声を掛ける

〈ユチョナ?家に帰りましょう。〉 

『ゆちょ。いい子。ないよ?』

《沢山頑張ってるユチョンは、いい子だと思うけどな?》

『ゆのぉ、ペチン無ぃ?』

《ぁあ。なぃなぃ。沢山頑張ったもんな?》

{ユチョン、辛くなったら何時でもおいで?待ってるから、な?チャンミン、ユノ?振り出しに戻るかもしれないし、マイナスからのスタートになるかもしれないが。暫く治療をストップしようと思う。}

《はぃ。》

〈えぇ。ありがとうございます。〉

{週に一度、ジョンヒョンとお話においで?}  
 
『ん。』  

{お疲れ様、ユチョン。退院だよ?お家に帰りな。}

『ありがと、せんせ。』

優しく頭を撫でると、嬉しそうに笑う

《ユチョナ、おいで?》

『ユノに?』

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