天使が暮らす家

ノベルバユーザー222759

怖い夢

『けほけほっ、こほっ。』 

雨の日が嫌い

咳が出るし、お胸も苦しくなるから

«ユチョン。»

小さく震える身体を包み込み、平手を落とす  

(パチーンッ、ペチッ、ペシッ

『ふぇぇぇ、ごめんなしゃ。』

弱く生まれたのはユチョンの所為ではないのに

乳児院では具合を悪くすると、おしりを沢山叩かれた

(ペチッ、ペシッ、バチーンッ

«泣かないの。我慢しなさい。»

『っく、ごめんなしゃ。』

(バチーンッ、バチーンッ、パチーンッ

布団に僕を転がすと、先生は遠くに行ってしまった

怖くて辛い記憶

〈ユチョナ?〉

『うぁぁーー!』

〈ん?悲しいことがありましたか?〉

『先生にペチッ、夢。』

〈怖かったですね。傍に居ますよ?一緒にネンネしましょうね?〉

『ん。チャミナ、だっこぉ。』

〈くふふっ、おいで?〉

ぎゅっと抱きついて来た彼を、抱きしめ背中を優しく叩いていると、穏やかな寝息をたて始めた

抱きしめたまま、横になる

〈怖かったですね?もう大丈夫です。傍に居ますよ?〉

耳元で優しく声をかけると、嬉しそうに笑った



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