天使が暮らす家

ノベルバユーザー222759

家族になろうよ

〔ユノ、私の部屋で待っていなさい。〕

《はぃ。》

〔ユノ。今日、お前のクラスでイジメがあっていると説明があった。お前がいつも一緒にいる子達だろ?説明しなさい。〕

クラスでイジメが行われていると保護者会で説明があり 

ユノの属するグループでのことで

《俺は悪くない。皆、やってる。》

罪を認め、謝罪をするのであれば、救済措置を取ろうと思っていたのだが

〔言いたいことはそれだけか?〕

《はぃ。》

〔そうか。ユノ、歯を食いしばりなさい。〕

(バシーンッ

後にも先にもその時だけ

初めて頬を叩かれた

シウォンさんはとても悲しそうな顔をしていた

強い力で、机に押し付けられ、下着まで下ろされた

(バチーンッ、バチーンッ、バチーンッ……バチーンッ

《いっ。》

暴れようとすれば、更に強く叩かれた

(バチーンッ、バシーンッ、バチーンッ……バチーンッ、バチーンッ

初めてだった

ここまで厳しいのは

永遠に続くと思った

百を過ぎ、お尻が真っ赤に染まったあと

シウォンさんの手が止まった

お仕置きの後に、抱きしめてくれることもなくて

〔自分がしたことを深く考えなさい。明日から、1週間猶予を与えるよ。毎日、お前の心とお尻に問う。痛むことは覚悟しなさい。〕

部屋を出て行ってしまったシウォンさん

放心状態で座り込む

痛むお尻と頬を押さえながら、ゆっくりと部屋に戻った

その日は、疲れて寝てしまった

夢心地の中で、優しい声が聞こえた気がした

〔ユノ?お前を愛しているから、厳しくするんだ。分かってくれるか。〕

それから、3日間はどれだけ謝っても聞き入れてくれず、口を聞いてくれなかった

(バチーンッ、バチーンッ、バチーンッ……バチーンッ、バシーンッ、バチーンッ

《いっ。ごめんなさい。》

限界だった

どんなに厳しいお仕置きより、シウォンさんが口を聞いてくれないのが

僕の存在がなくなったみたいで、怖くて
 
《シウォンさん、待って。》

必死で呼び止め、過去に一度だけ嘘に嘘を重ねた時に使われた物差しを差し出した

《無視されるのってこんなに辛いって、知らなくて。それに、っく。こんなに、傷つくこと、皆がやってるからって。ごめんなさい、俺。ちゃんと、謝る。赦してくれないかもしれないけど、だから。っ、ごめんなさい。》

〔やっと気付いたな?皆に無視されていたイエソン君は辛かったと思わないか?〕

《思う。ごめんなさい。》

〔もう一度、膝の上に来なさい。年の数だけ、叩く。歯を食いしばって耐えなさい。〕

《はぃ。》

(ヒュッ、バチーンッ…ヒュッ、バチーンッ

(ヒュッ、バチーンッ‥ヒュッ、バチーンッ

きっちり、13発物差しで打たれ、所々に内出血が出来た

〔二度とこの様な悲しいことをしない様に、痛みを噛み締めなさい。〕

とても怖くて厳しかった  

〔ユノ、今夜も待ってるからな。〕

《シウォンさん。っく、ふぇ。》

ポンポンと頭を撫でて部屋を出て行ったシウォンさん

少しだけ、何時ものシウォンさんに戻ってくれたことが嬉しかった

〔哀しいことを2度としないように。厳しく叩くから、覚悟しなさい。〕

それから、3日間  

キッチリ100発、厳しい平手が降ってきた  

押さえ込まれたのは、初日だけ

動こうとしたり、隠そうとすると

〔お前達が傷付けたイエソン君の心の痛みに比べたら、軽いんだ。耐えなさい。〕

《っ。ごめんなさい!》

でも、お仕置きを終えた日

優しく抱きしめてくれた

〔ユノ。よく耐えたな?痛くて怖かったよな?〕

《シウォンさん。ごめんなさい。》

〔イエソン君のところに一緒に行こう。〕

《行く。》

僕の為に何度も頭を下げ、謝ってくれた

〔1週間よく耐えたな。偉かったなぁ?お前のこと信じてるから。狡い人間にはなるなよ?〕

《はぃ。》

〔ユノ、愛してるよ。〕

《ふぇぇ。》

〔よく我慢したね。今夜は一緒に寝るか?痛むだろう?〕

《ん。》




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