天使が暮らす家

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天使が暮らす家

〈ユチョナ、僕とユノと家族になりませんか?〉

『ぅ?』

季節の変わり目ということもあってか、度々発作を起こして病院に通っていたユチョン

そんなある日、提案されたのは

ユチョンを、チャンミンとパートナーであるユノさんが養子に迎え入れたいということ

《こんにちは、ユチョン君。僕は、チョン・ユンホです。》

『ん?チャミ先生、僕ね?ジュンスと、離れるの嫌。』

〈ジュンスですか?〉

「この子と同じ乳児院から来たんです。左耳が聞こえないことと、少し発達に遅れがあるから養親も、里親も見つからなくて。」

〈そうでしたか。〉

【ゆちょ、なぃーー!ふぇぇぇーーー!】

普段泣くことが少なくて何時も笑っているジュンスが泣いている

二人は兄弟のように育って来てるから

離れるのが辛いのだろう

《チャンミン、二人とも引き取れないかな。》

〈そうですね。こちらの都合で、引き離すのは可哀相ですね。〉

《ぁあ。ジェジュンさん、二人とも引き取りたいと思うのですが。》

「分かりました。僕らにとっても大切な子達です。傷付く様なことは、あって欲しくない。ですから、週末から少しずつ時間を掛けて慣らしていきませんか?」

《ありがとうございます。よろしくな?ユチョン君、ジュンス君。》 

【ん!】 『ん!』

「失礼ですが、ユンホさん。ご職業は?」

《あっ、すみません。自己紹介、きちんと出来てなかったですね。東方学園の初等科で、支援学級を担当してます。》

「学校の先生でしたか。」

《はぃ。今後ともよろしくお願いします。》

「お願いしますね。二人の生活の担当をしています、ジェジュンです。彼は、心理面の担当をしているジョンヒョンです。」

「チャンミンさん、ユノさん。ゆっくり時間を掛けて、二人にとって一番良い形に持っていけることを願ってます。よろしくお願いします。」

〈はぃ。〉

土曜日の昼下がり、二人に会いに来たチャンミンとユノ

《こんにちは。》

『ゆにょ。チャミ!』

【あぅーー!】

手を伸ばし抱っこを求める二人をユノは優しく抱き上げた


「ユチョナ、ジュンス。今日は、ユノさんとチャンミンさんのお家にお泊りします。」

『ん。』

【ぁぅー。】

「明日のお昼までは、僕とジェジュンさんとはバイバイです。でもね?寂しくなったり、帰りたいなぁって思ったら、二人にお話して下さいね?」

【おこゅー?】

「大丈夫ですよ?誰も怒りませんから。ね?」

『ん。じぇじゅ、ジョンヒョン。行ってきますっ!』

「よろしくお願いします。」

〈大切にお預かりしますね。〉
 
それから、ユチョンとジュンスは、平日は施設で生活し、休日は二人(ユノとチャンミン)の家で過ごすことが増えていった

ユノとチャンミンは、仕事が忙しく、またふたりを育てる為に貯蓄を増やしたいとジェジュンとジョンヒョンに相談していた

〈すぐにでも引き取りたいと思うのですが、僕らの収入では、不自由な思いをさせてしまうかもしれません。だから、もう少しだけ時間を下さい。〉

「分かりました。週末のショートスティは続けても大丈夫ですか?」

《お願いします。》





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