偉人と非日常と俺

木奉

~零~ おかしな初日

桜散る4月後半
俺は楽しい高校生活を送ろうとしていた!
…はずだった
まさか、このクラス全員歴史上の人物!?
俺は目を疑った
「まさか現実じゃないよな(苦笑い)」
まぎれもなく 現実でした
そして、おかしなく不気味な高校生活が始まった。





4月28日天気(雨)
学校に行く途中に雨が降ってきてしまった。
俺は走った、後ろからものすごい音が聞こえる。恐る恐る後ろを振り返ると…
馬に乗った同じぐらいの青年が駆け抜けていった。  
「まさしく非現実的!」
学校に着く頃には雨が止んでいた
「走ってきたかたら疲れたな…
あっ自動販売機がある!ラッキィー!」
とにかく急ぎ110円を入れて「南アンデスの天然水」を買おうとした
「えっ?押しても出てこないなぁー
壊れてんのか」
いろいろな方法を試しても出てこない
よく注意書きを見てみると

【寛永通宝しか使えません】 


「いやっ 古すぎぃーーー!」
と思った。 
無念にも断念
 クラスに入るといろんな生徒(歴史上の人物)がいた、織田くん、豊臣くん、徳川くんは謎の切腹ごっこ
厩戸皇子さんは、いろんな人の悩みをいっぺんに聞いていた
生徒(歴史上の人物)の悩み 例
明智くん「いつ謀反すればいいの?」
中大兄皇子くん&中臣くん「いつ蘇我殺ればいい?」
大久保くん&板垣くん「髭が痒いのだけれどもどうすればいい?」


俺は学生の話す内容じゃないと思った

西郷くんと木戸くん喧嘩していて、坂本くんが止めに入っている。





果たして俺は無事卒業できるのだろうか?

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