Bouquet of flowers to Messiah
決意を胸に
─タグとか...ないっすかね...
どうしてこの言葉が出たのかわからない。
でも、離れる前にどうしても欲しくて。
チャーチを出ようと考えたのは万夜の火葬が始まってからだ。
チャーチを出て、万夜の望む世界を作る。
それができるのは、俺だけなんだ、と、意思を固めた。
メサイアなんていらない。
万夜がいれば。
「...万夜はここにいてくれる、それだけでいいんです」
そうタグを握りしめるとどこかタグがあたたかい気がした。
...やっぱいるんだな、ここに。
確信はない。ただ、そんな気がしただけなのかもしれない。
強い決意を胸に、俺はそんな素振りを見せないように準備を進めた。
どうしてこの言葉が出たのかわからない。
でも、離れる前にどうしても欲しくて。
チャーチを出ようと考えたのは万夜の火葬が始まってからだ。
チャーチを出て、万夜の望む世界を作る。
それができるのは、俺だけなんだ、と、意思を固めた。
メサイアなんていらない。
万夜がいれば。
「...万夜はここにいてくれる、それだけでいいんです」
そうタグを握りしめるとどこかタグがあたたかい気がした。
...やっぱいるんだな、ここに。
確信はない。ただ、そんな気がしただけなのかもしれない。
強い決意を胸に、俺はそんな素振りを見せないように準備を進めた。
コメント