Bouquet of flowers to Messiah
Good-bye, my beloved person
月がきれいですね。
いつだかあなたはそう言った。
その日はスーパームーンらしく、綺麗な満月だった。
でも、そう言ったあなたは、今、隣にいない。
僕を置いてどこかに行ってしまった。
優しかったあの手も、あの温もりも、全部が嘘だったなんて。
僕の時間はまた止まったまま。
あの日から動いていない。
それなのに、流れる時間は刻一刻と流れて僕の記憶の中から君を消し去ろうとする。
忘れちゃいけないんだ、そんなの分かってる。
でも、次第に君の影は薄くなって、暗闇に隠れてしまう。
...ねぇ、神様。
どうして僕は大事な人を2度も失わなければならないの?
どうして僕から大事な人を取っていくの?
僕には大事な人と背中を合わせることは出来ないの...?
真っ暗な奈落の底で、僕は銃を自分のこめかみに当てる。
ごめんね、僕はきっといちゃいけない存在なんだ。
君と背中を合わせて戦えるなんて、ただの僕の過信だったんだ。
そして僕は引き金に指をかける。
—さよなら。僕の愛する人。
躊躇い無く引いた引き金の音と、一瞬の激痛を最後に、僕の意識は途絶えた。
いつだかあなたはそう言った。
その日はスーパームーンらしく、綺麗な満月だった。
でも、そう言ったあなたは、今、隣にいない。
僕を置いてどこかに行ってしまった。
優しかったあの手も、あの温もりも、全部が嘘だったなんて。
僕の時間はまた止まったまま。
あの日から動いていない。
それなのに、流れる時間は刻一刻と流れて僕の記憶の中から君を消し去ろうとする。
忘れちゃいけないんだ、そんなの分かってる。
でも、次第に君の影は薄くなって、暗闇に隠れてしまう。
...ねぇ、神様。
どうして僕は大事な人を2度も失わなければならないの?
どうして僕から大事な人を取っていくの?
僕には大事な人と背中を合わせることは出来ないの...?
真っ暗な奈落の底で、僕は銃を自分のこめかみに当てる。
ごめんね、僕はきっといちゃいけない存在なんだ。
君と背中を合わせて戦えるなんて、ただの僕の過信だったんだ。
そして僕は引き金に指をかける。
—さよなら。僕の愛する人。
躊躇い無く引いた引き金の音と、一瞬の激痛を最後に、僕の意識は途絶えた。
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