よくある異世界転生的なやつ

八雲蓮司

12

(…枕の横だよ…)

そこには剣が2つ置いてあるだけだ

「…まさか」
(…そのまさかだよ…私は神器蒼嵐…だよ…)
(にしてもなんで話せるんだ?)
(…私は隼人の所有物だからね…私は自我があるから…隼人と話せたの…たぶんそこの魔剣も話せると思うよ…)
(…まじかよ)
(…それに隼人のスキルのおかげで…私は人の状態にもなれるよ…)
(擬人化か?)

擬人化
自分の所有物を人間状態にさせる。
その際、その物に自我が生まれる

(なるほどな…)
(…にしてもびっくり…私を使った人は…その闇の強さに耐えられずに…死ぬのに…どうして隼人は…生きているの?…)
(俺に死んでほしいか?)
(…そんなことない!…でも…不思議だったから…)
(あぁ悪い悪い。それはたぶん俺が人間じゃないからだ)
(…なるほど…分かった…それじゃあ、今日から…私は正式に隼人の物…)
(さっきまでは正式じゃなかったのか…)
(…私が認めないと…正式じゃない…それじゃあ…よろしくね…隼人…)
(そう言えば擬人化できるんだっけ?今できるか?どんな物なのか見てみたい)
(…ん…了解…)

すると 邪剣 神器蒼嵐は人へ姿を変えた

(……………銀髪ロリかよ!!)
「…悪かったわね…」

そういう神器蒼嵐は目をジトっとさせていた
いわゆるジト目って奴だ

「あぁー俺が悪かったって…別に銀髪でもロリでも可愛いからいいと思うぞ?」

可愛いと言う単語に反応したのは神器蒼嵐は頬を赤くしていた…

「それじゃあそう…これからよろしくな。」
「…そう?…」
「あぁ神器蒼嵐だと長いから蒼だ…気に入らなかったか?」
「…ううん…隼人くんがそう呼んでくれるなら嬉しい…」

と言い、蒼はにっこり笑った

(可愛いすぎだろ!!?)

この言葉を聞いて蒼は顔を赤くした
一方隼人は心の中が読まれていることを忘れていた。


数時間後

「……んんっ…隼人ぉ…」

その声で隼人は起きた

(んっ俺寝ていたのか?)
「……んー…」
(…!?)

隼人が目を開けた時、目の前には蒼の顔があった。
隼人は蒼を抱いていた

「…んっ…んー…」

蒼は寝息を立てていた
隼人は蒼を起こさないようにして、そっと部屋を出て、食堂へ向かった。



「あっ隼人ー起きたんだー」
「あの方は誰ですか?」
「んーー…本人に直接聞けばいいと思うよ。俺の後ろにいるし。」
「……バレてたかぁ……」

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