よくある異世界転生的なやつ

八雲蓮司

03

城内にて

「広いなぁー」
俺は今城内にいる
呼ばれた理由は分からない
こっちは用事があるのに呼びつけて…ほんと迷惑である


「失礼」
「おお…来たかお前が白魔隼人はくまはやとで合ってるか?」
「ああ…合ってるがなんで俺の名前を知っている?」
「企業秘密だ」
怖っ。これ知らぬ間に俺の個人情報知られてそうだな…
「で…なんで呼んだんだ?」
「これに見覚えはないか?」
「?ただの魔物の爪じゃないのか?」
「いいや…これはUNKNOWNアンノウンの爪だ」
「なんだそれ?」
「簡潔に言うと全ての生物の頂点だ」
「は?」
「で…この爪はお前が持ってきたそうだが…」
「ああ倒したぞ」
「そうか…頼む!どうかアンノウンを倒してくれないか?」
王様の頼みであったら断れないな
「アンノウンを?まぁその位なら…」
「今回倒してほしいのはアンノウンの中でもオリジナルと呼ばれる個体だ。強さは普通のアンノウンの50倍…個体によっては100倍なんて例もある」
「は?」
「倒してくれたらお前の望むものをなんでもやろう」
「…じゃあ最高の剣と…そうだな上質なナイフぐらいかな」
「その程度でいいのか?」
「ああ。あと、そのアンノウンについて教えてくれ」
「ああ。まず今回我々が討伐を依頼するのはこの地がアンノウンのオリジナル体に占領されてしまったからだ…」
「なるほど…じゃアンノウンとはなんだ?」
「太古の昔人間と魔王の戦いがあった。そして人間は劣勢だった…だが…その戦いの途中にアンノウンが魔王を食い殺したのだ…」
「うわーグロそう…」
「だけどアンノウンは人間がアンノウンの敵ではないと理解すると消えていったのだ。つまり敵意がないと襲ってこない訳だな…」
俺の場合は思いっ切り敵意剥き出しだったがな…
「もちろん魔王より強いアンノウンに勝てる人間など居るわけもなく、未知の魔族としてアンノウンという名前を付けたのだ」

………

「ふーん…だいたいわかった。ありがとな」
色々な情報を手に入れた


「それじゃあ…行ってくるよ」
「ああ…頼んだ」


森にて

とりあえず森に来てみたが…俺の予想は当たったらしい
「んーなかなか見当たらないな」
「何をお探しかな?」
俺はゆっくり振り向く…
そこに居たのは優しそうな少年だった
「お前だよ、アンノウン…デストロイ」
「…なぜ僕の名前を?」
「国王様の命令でお前を討伐しに来た…」
「ふーん…人間が僕に勝てるとでも?」
「ああ…思っているが何か?」
二人とも戦闘態勢に入る
そこへ突風が吹く


こうして戦いの火蓋は切って落とされた

「よくある異世界転生的なやつ」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

  • 八雲蓮司

    リメイク版です

    0
コメントを書く