境目の物語
伝書と彼のステータス
あれから10分弱。
砂漠の熱が喉の渇きを呼び起こし、俺の手は自然とポーチの底に眠る水筒、もとい布袋へと伸びていた。
口元へと運び、中の水を流し込む。水漏れのおかげで決して多くは残っていなかったが、それは身体の芯まで潤していく。
いつもと違う環境で飲む水は、不思議な美味しさがある。その喜びを知れたことは素晴らしいことだと、俺は心の底から思えた。
「ふふっ、森の内人っておもしろい」
となりでフゥさんが微笑む。俺は「何がおかしい?」と言いたげな視線を送る。すると彼女はさらに一つ微笑みながら、一つの皮袋を取り出した。
「これなら水漏れも起こらないし、鮮度もしっかり保てるの。ほら、飲んでいいよ」
フゥさんがそれを寄越す。俺は少し躊躇しつつもそれを受け取り、中の水を喉奥へ流し込む。さっきの水とは比べ物にならないほどに新鮮でひんやりしたそれが、違うかたちで心を潤していく。
「袋一つでここまで差が出るのか。フゥさん、これどうやって作ったんだ?」
「作ったのは私じゃないよ。街に着いたら職人を紹介してあげる。楽しみにしてて!」
「ああ! 絶対手に入れなきゃだな。」
新たな目的ができて、その喜びに自然とガッツポーズが出てくる。こんな気分になったのも、ずいぶんと久しぶりな気がする。やっぱり人との交流こそが、人としての心を育む。
旅を始めてよりここまで、ゆっくり人と話せるような機会がなかった俺は、それを深く実感するのだった。
そこから間もなくして……
「おや、いつの間に起きていたのですか、ラグレス。」
「この声は……っ!!?」
背後から聞こえる声にハッとなった俺は、半ば反射的に振り返る。そこにいたのは黒いインナーとほっそりした体つきが特徴的な男、ヘキサ。鎧がないだけで大きく印象が変わって来るが、今の彼はそれだけじゃない。根本的なところで、敵意が感じられなくなっている。
彼は待ちくたびれたような表情を浮かべながらも、その手に握られた一つのカードを俺に差し出して言う。
「色原我道と名乗る男からの伝書です」
「我道さんからだって!?」
俺は驚いて、つい大声を出す。取り乱してしまったことを詫びる俺だったが、一度心を落ち着けてから、それをきちんと受け取る。
「あなたが最後ですから、ささっと読んで内容を教えてください」
「ん?内容なら一緒に見ればよくないか?」
俺は言われたことの意味が理解できず、思った通りの疑問を返す。すると横から「違う違う」と言いながら、フゥさんが言葉を続ける。
「それ森の方から飛んできたんだけど、読む人によって違う文が見えるみたいなの。ちなみに私が見たときは『2人を救ってくれたこと、感謝する。砂漠の救世主さま』って書いてあったね」
「私の場合、内容は伏せますが、国がどうなったのかを教えてくれました。そしてこの後についても……」
2人は内容をざっと言いながら、それぞれ照れるように笑みを浮かべる。そんな動作をされると、中身が気になって仕方がない。
というかわけで、さっそく俺もこの中身を確認してみる。
弟子ポジの方のラグへ
余裕がないのでまとめる。
○森の突破おめでとう
○本来の能力も発動できたようだな
○交易街に着いたら、鈴で私を呼んでくれ
あとそいつは街で会うときに返してくれ。それまではどう扱ってくれても構わない。以上。
師匠ポジの我道さんより
「……なんだこれ!?」
俺の想像していた以上に、ザックリした内容が書いてあった。しかも内容が内容のため、特にニヤつくようなところもない。
それどころか、本来の能力だとかカードの扱いだとか、よくわからないところまで書いてある。
「どうだったの?」
「内容は?」
2人が同時に尋ねてくる。むろん言い換える必要もない俺は、ほぼそのままの意味で伝えておいた。
俺がそれを伝え終わり、2人が内容を理解したような素振りを見せた時。不意にカードが光り出し、そこから録音したような音声が流れてくる。
『全員読み終わったようだな。時間がなかったから雑にしか書けなかったが、言いたいことはわかっただろう。わかったよな?』
彼の疑問混じりな問いかけに、3人とも頷くようにして答える。すると音声の続きが流れ、
『なら安心だ。それでは今から文書を消す。強調しておくが、次に会うのは交易街だ。間違っても砂漠のど真ん中で呼んでくれるなよ。』
最後の忠告とともに、光が消えていく。その際、紙面の文字も完全に消え去り、まっさらなカードへと戻っていった。でも……
「この紙面、見覚えが………あ。」
言い終えるよりも先に思い当たり、右手がかってにポーチを漁る。取り出したのは、俺自身のギルドカード。二つを見比べてみると、やはりどちらも同じようにまっさら。
なら裏面は?と思ってひっくり返すと、やはりそこにはステータスについての記述がなされていた。
【名前】色原 我道
種族:【多世界種(◆◆◆)-◆◆◆◆◆】Lv.MAX
能力:能力系【特殊◆◆◆◆】Lv.maxmin
種族能力:【◆◆◆◆◆】
流派:【我道参式廉価影流】Lv.endless
「なんだこれ?」
これを読んで自然と出た感想。だってこれには見たことのない表示が出ていたり、都合上の問題なのか黒く塗り潰されているところもある。しかし、種族能力ってのは見たことがないが………
「その表はなんですか?」
「それなに?」
俺が黙り込んでいると、ヘキサとフゥさんが同時に尋ねてきた。俺としてはステータスを知らないこと自体が不思議でたまらないが、とりあえず説明だけは入れておく。
「なるほどそのように……。ならその流派というものに関しては、レベルの終わりがないということに、能力に関しては、最大かつ最小……言い換えれば、最も高いが最も弱い、でしょうか?」
「でもそれってちょっと変じゃない?能力はまだしも、流派は極め終えれば次に進むはずよね」
「だよな〜。まあとりあえず次行こう」
疑問は解決していないが、俺は2人に合図してから右側のステータスを見始める。
フィジカルランク:Lv.0
耐久力:【G】
精神力:【D+】
筋力:【B-】
機動力:【SS】
持久力:【C-】
思考力:【S-】
【自主規制】.c
「レベル……ゼロ!?」
なんだこれ、レベルが0なんてのは初めて見たぞ。そういえば実は、森でちらっと我道さんのレベルを見ようとしたんだが、そのとき値が出てこなかった。
針縫さんとクリーパーの前例があるからそれだと思っていたが、まさか値そのものが存在しないとは。
あまりにも基準が違いすぎるそれに、とても強く驚かされる。もちろんそれは2人も同じ。正確な意味までは理解していなくとも、その異常性にはしっかりと驚いていた。
「しかしなんでしょうか?機動力と脳回転にはSの文字があるのに、耐久力にはGの文字がある。どんな意味があるのでしょうか?」
「きっとSはSpecialの略で特別、GはGrandの略で最高位のって意味なのよ!」
「いやしかし、それではSとGの階級差がわからない。ラグレス、なにか心当たりがありませんか?」
2人の会話……というか議論が、俺の方へと振られる。でもたしかに気になるので、俺は何かないかと記憶を遡ってみる。
……がやはり思い当たるまでにはいかず、最初期のステータス(2話目の【ギルドカード】参照)のことが薄っすら浮かんでくるぐらいであった。
「そういえば俺が初めてステータスを見たときは、全部Eの前後だったな。ギルドの手伝いで多少上がってたとして、一つ下にFはあってもそのさらに下にGが来るとは考えにくいな。」
俺は自分の体験をそのままに、意見を述べてみる。ただやはり考えには行き詰まってしまい、3人ともが黙り込んでしまう。
そんな時だった。
「……これはッ!?2人とも伏せて!!!」
「え?」
「伏せるですって?」
フゥさんの咄嗟の声掛けに驚く俺とヘキサ。しかし直後、地面が激しく揺れ、目前から巻き上がる砂塵。そしてその中心から姿を現わす巨大な怪物。
それは俺の知る限り、ミミズのよう。しかしその頭部は十文字にぱっくりと割れ、隙間から覗かせるのは無数の牙。明らかに俺たちを喰らいに来ている。
「デザートワーム!しかも今日見た中で一番かい……」
呟きながら息を呑むフゥさん。どれくらい危険なやつなのか、観察眼をもって測る。
「レベルは……60!戦える!!!」
強さを確認した俺は、被害を抑えるためにもすぐに飛び出す。背後から呼び止めるフゥさんの声も耳に入ることなく、十数メートルの高さを飛び降り、奴と同じ土俵に立つ。
互いの目と目?が向かい合い、場に流れ込むのは殺伐とした空気。レイピアを引き抜く俺と、今にも食らいつこうと牙を鳴らす怪物。
ここから、砂漠に来ての最初の戦いが幕を開ける。
(ryトピック〜砂漠についてその1〜
四方八方どこを見ても同じような砂地しか目に入らないほどの大きさを持った、非常に広大な砂漠。
サボテンが魔物であったり、リンちゃんのような異質な獣が生息しているように、その生態系は現実の砂漠と比べて少し歪。共通して温度変化への極めて高い耐性を持つため、炎と氷の属性を主体とする方々は特に注意が必要。
なお、この砂漠で最も注意すべきは、目印になるものが一切こと。特に何があったわけでもなく遭難………なんてこともザラではなく、救助に関しても風鈴救助隊を除くと絶望的。
だからと言って目に入った水源に近づくのはもっと危険。最悪の場合、そこが獣の口の中だったりすることも………
砂漠の熱が喉の渇きを呼び起こし、俺の手は自然とポーチの底に眠る水筒、もとい布袋へと伸びていた。
口元へと運び、中の水を流し込む。水漏れのおかげで決して多くは残っていなかったが、それは身体の芯まで潤していく。
いつもと違う環境で飲む水は、不思議な美味しさがある。その喜びを知れたことは素晴らしいことだと、俺は心の底から思えた。
「ふふっ、森の内人っておもしろい」
となりでフゥさんが微笑む。俺は「何がおかしい?」と言いたげな視線を送る。すると彼女はさらに一つ微笑みながら、一つの皮袋を取り出した。
「これなら水漏れも起こらないし、鮮度もしっかり保てるの。ほら、飲んでいいよ」
フゥさんがそれを寄越す。俺は少し躊躇しつつもそれを受け取り、中の水を喉奥へ流し込む。さっきの水とは比べ物にならないほどに新鮮でひんやりしたそれが、違うかたちで心を潤していく。
「袋一つでここまで差が出るのか。フゥさん、これどうやって作ったんだ?」
「作ったのは私じゃないよ。街に着いたら職人を紹介してあげる。楽しみにしてて!」
「ああ! 絶対手に入れなきゃだな。」
新たな目的ができて、その喜びに自然とガッツポーズが出てくる。こんな気分になったのも、ずいぶんと久しぶりな気がする。やっぱり人との交流こそが、人としての心を育む。
旅を始めてよりここまで、ゆっくり人と話せるような機会がなかった俺は、それを深く実感するのだった。
そこから間もなくして……
「おや、いつの間に起きていたのですか、ラグレス。」
「この声は……っ!!?」
背後から聞こえる声にハッとなった俺は、半ば反射的に振り返る。そこにいたのは黒いインナーとほっそりした体つきが特徴的な男、ヘキサ。鎧がないだけで大きく印象が変わって来るが、今の彼はそれだけじゃない。根本的なところで、敵意が感じられなくなっている。
彼は待ちくたびれたような表情を浮かべながらも、その手に握られた一つのカードを俺に差し出して言う。
「色原我道と名乗る男からの伝書です」
「我道さんからだって!?」
俺は驚いて、つい大声を出す。取り乱してしまったことを詫びる俺だったが、一度心を落ち着けてから、それをきちんと受け取る。
「あなたが最後ですから、ささっと読んで内容を教えてください」
「ん?内容なら一緒に見ればよくないか?」
俺は言われたことの意味が理解できず、思った通りの疑問を返す。すると横から「違う違う」と言いながら、フゥさんが言葉を続ける。
「それ森の方から飛んできたんだけど、読む人によって違う文が見えるみたいなの。ちなみに私が見たときは『2人を救ってくれたこと、感謝する。砂漠の救世主さま』って書いてあったね」
「私の場合、内容は伏せますが、国がどうなったのかを教えてくれました。そしてこの後についても……」
2人は内容をざっと言いながら、それぞれ照れるように笑みを浮かべる。そんな動作をされると、中身が気になって仕方がない。
というかわけで、さっそく俺もこの中身を確認してみる。
弟子ポジの方のラグへ
余裕がないのでまとめる。
○森の突破おめでとう
○本来の能力も発動できたようだな
○交易街に着いたら、鈴で私を呼んでくれ
あとそいつは街で会うときに返してくれ。それまではどう扱ってくれても構わない。以上。
師匠ポジの我道さんより
「……なんだこれ!?」
俺の想像していた以上に、ザックリした内容が書いてあった。しかも内容が内容のため、特にニヤつくようなところもない。
それどころか、本来の能力だとかカードの扱いだとか、よくわからないところまで書いてある。
「どうだったの?」
「内容は?」
2人が同時に尋ねてくる。むろん言い換える必要もない俺は、ほぼそのままの意味で伝えておいた。
俺がそれを伝え終わり、2人が内容を理解したような素振りを見せた時。不意にカードが光り出し、そこから録音したような音声が流れてくる。
『全員読み終わったようだな。時間がなかったから雑にしか書けなかったが、言いたいことはわかっただろう。わかったよな?』
彼の疑問混じりな問いかけに、3人とも頷くようにして答える。すると音声の続きが流れ、
『なら安心だ。それでは今から文書を消す。強調しておくが、次に会うのは交易街だ。間違っても砂漠のど真ん中で呼んでくれるなよ。』
最後の忠告とともに、光が消えていく。その際、紙面の文字も完全に消え去り、まっさらなカードへと戻っていった。でも……
「この紙面、見覚えが………あ。」
言い終えるよりも先に思い当たり、右手がかってにポーチを漁る。取り出したのは、俺自身のギルドカード。二つを見比べてみると、やはりどちらも同じようにまっさら。
なら裏面は?と思ってひっくり返すと、やはりそこにはステータスについての記述がなされていた。
【名前】色原 我道
種族:【多世界種(◆◆◆)-◆◆◆◆◆】Lv.MAX
能力:能力系【特殊◆◆◆◆】Lv.maxmin
種族能力:【◆◆◆◆◆】
流派:【我道参式廉価影流】Lv.endless
「なんだこれ?」
これを読んで自然と出た感想。だってこれには見たことのない表示が出ていたり、都合上の問題なのか黒く塗り潰されているところもある。しかし、種族能力ってのは見たことがないが………
「その表はなんですか?」
「それなに?」
俺が黙り込んでいると、ヘキサとフゥさんが同時に尋ねてきた。俺としてはステータスを知らないこと自体が不思議でたまらないが、とりあえず説明だけは入れておく。
「なるほどそのように……。ならその流派というものに関しては、レベルの終わりがないということに、能力に関しては、最大かつ最小……言い換えれば、最も高いが最も弱い、でしょうか?」
「でもそれってちょっと変じゃない?能力はまだしも、流派は極め終えれば次に進むはずよね」
「だよな〜。まあとりあえず次行こう」
疑問は解決していないが、俺は2人に合図してから右側のステータスを見始める。
フィジカルランク:Lv.0
耐久力:【G】
精神力:【D+】
筋力:【B-】
機動力:【SS】
持久力:【C-】
思考力:【S-】
【自主規制】.c
「レベル……ゼロ!?」
なんだこれ、レベルが0なんてのは初めて見たぞ。そういえば実は、森でちらっと我道さんのレベルを見ようとしたんだが、そのとき値が出てこなかった。
針縫さんとクリーパーの前例があるからそれだと思っていたが、まさか値そのものが存在しないとは。
あまりにも基準が違いすぎるそれに、とても強く驚かされる。もちろんそれは2人も同じ。正確な意味までは理解していなくとも、その異常性にはしっかりと驚いていた。
「しかしなんでしょうか?機動力と脳回転にはSの文字があるのに、耐久力にはGの文字がある。どんな意味があるのでしょうか?」
「きっとSはSpecialの略で特別、GはGrandの略で最高位のって意味なのよ!」
「いやしかし、それではSとGの階級差がわからない。ラグレス、なにか心当たりがありませんか?」
2人の会話……というか議論が、俺の方へと振られる。でもたしかに気になるので、俺は何かないかと記憶を遡ってみる。
……がやはり思い当たるまでにはいかず、最初期のステータス(2話目の【ギルドカード】参照)のことが薄っすら浮かんでくるぐらいであった。
「そういえば俺が初めてステータスを見たときは、全部Eの前後だったな。ギルドの手伝いで多少上がってたとして、一つ下にFはあってもそのさらに下にGが来るとは考えにくいな。」
俺は自分の体験をそのままに、意見を述べてみる。ただやはり考えには行き詰まってしまい、3人ともが黙り込んでしまう。
そんな時だった。
「……これはッ!?2人とも伏せて!!!」
「え?」
「伏せるですって?」
フゥさんの咄嗟の声掛けに驚く俺とヘキサ。しかし直後、地面が激しく揺れ、目前から巻き上がる砂塵。そしてその中心から姿を現わす巨大な怪物。
それは俺の知る限り、ミミズのよう。しかしその頭部は十文字にぱっくりと割れ、隙間から覗かせるのは無数の牙。明らかに俺たちを喰らいに来ている。
「デザートワーム!しかも今日見た中で一番かい……」
呟きながら息を呑むフゥさん。どれくらい危険なやつなのか、観察眼をもって測る。
「レベルは……60!戦える!!!」
強さを確認した俺は、被害を抑えるためにもすぐに飛び出す。背後から呼び止めるフゥさんの声も耳に入ることなく、十数メートルの高さを飛び降り、奴と同じ土俵に立つ。
互いの目と目?が向かい合い、場に流れ込むのは殺伐とした空気。レイピアを引き抜く俺と、今にも食らいつこうと牙を鳴らす怪物。
ここから、砂漠に来ての最初の戦いが幕を開ける。
(ryトピック〜砂漠についてその1〜
四方八方どこを見ても同じような砂地しか目に入らないほどの大きさを持った、非常に広大な砂漠。
サボテンが魔物であったり、リンちゃんのような異質な獣が生息しているように、その生態系は現実の砂漠と比べて少し歪。共通して温度変化への極めて高い耐性を持つため、炎と氷の属性を主体とする方々は特に注意が必要。
なお、この砂漠で最も注意すべきは、目印になるものが一切こと。特に何があったわけでもなく遭難………なんてこともザラではなく、救助に関しても風鈴救助隊を除くと絶望的。
だからと言って目に入った水源に近づくのはもっと危険。最悪の場合、そこが獣の口の中だったりすることも………
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