太陽の為に生きる月

嘉禄(かろく)

設定・登場人物

~設定~
銃の所持が許され、様々な組織が台頭する国家にいる科学者やその守る人々の話。

~登場人物~
・和希(かずき)
6歳の男の子。ずっと実の父親に虐待されて、味方だった母親に逃がされてとぼとぼ歩いていたら組織の前に行き着く。
お気に入りのテディベア「ユウ」をいつも両腕で抱えている。
悠隼たちのことを知っており、怜と関わりがある様子の不思議な少年。

・結城怜(ゆうきれい)
毒物専門の科学者で、頭脳がずば抜けて優れている所謂天才。
多少の薬効体質。自らの体を使って毒物の研究をしていた為体はボロボロだったが1度抗争に巻き込まれ脳を取り出され肉体を失う。その後移植により再び肉体を手に入れる。
幼い頃両親から虐待を受けていて、大事な弟を助けるべく家を飛び出し様々な組織を転々として今の組織にたどり着く。
様々な困難を乗り越えて幸せな日々が続いたが、ある日敵の奇襲に巻き込まれ弟の腕の中で命を落とす。

・結城悠隼(ゆうきゆうと)
怜の実の弟。かなりの薬効体質。
両親によって怜のいる組織とは別の組織に売られ、そこで実験を受けさせられ身長が伸びなくなり精神も幼いままだったが治療により身長も精神も成長。現在は並の男性ほどまで成長した。
怜と共に毒物の研究をしていたが、怜亡き今は悠隼だけで研究を続けている。

・紘斗(ひろと)
怜の護衛だったが、怜亡き今は悠隼の護衛を務める。
一見強面で堅物に見えるが意外と優しい。
戦闘になると気配が変わり、また違う一面が見られる。
怜を救えなかったことを後悔している。

・光樹(みつき)
元は怜の護衛だったが、悠隼の願いによって悠隼の護衛になる。
明るい性格で普段は軽いノリで過ごしているが、戦闘になると狂気が垣間見えるかなりの実力者。
周囲をよく見ていて、落ち込んでいる時は慰める等観察眼も持っている。

・神楽坂遥人(かぐらざかはるひと)
怜と腐れ縁の、一見軽そうな脳外科医。
過去の悠隼のような、実年齢と身体が相反している人間を治す研究研究の第一人者でもある。
手術も完璧にこなすが、自分の思い描いてた結果にならなかった時は自分を責め過ぎて周囲に宥められる。
歩くR18と言っても過言ではない。
伴侶兼護衛の理貴がこの世で1番大事。

・理貴(りき)
遥人の伴侶兼護衛。
元は怜のいた組織にいたが、遥人が「護衛が欲しい」と言ったことで光樹が紹介した。
遥人の護衛になった頃は純粋だったが、現在は遥人に開発されて色気溢れる青年となっている。

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