擬人化魔法!〜ハーレムでウッハウハ〜

雅蛇

15話目:悩み②

 だから、違うんだってばぁぁぁぁ!!!

 俺は、智奈美に何やら勘違いをされている。

 そうそれは、俺が見た夢で

「自分が気づかない限り…無理よ……」

 と、言われたのだ。

 それなのに、智奈美は

「好きな人がいるんでしょ!」

 とか、何やらほざいているんだが…

「いや、だからね?好きな人はいないんだってば…」

「何回いえばいいのよ!私にはわかるって言っているんだから!」

 何回言ってもわかんねぇのはてめぇだよ!
ほんとに大丈夫なの?この人は……

「さっきから、なんやら騒がしいわね!」

「っ!か、会長!」

 この人は、杉原すぎはら麗香れいか
このクラスの会長でお父さんは、ある企業の社長でお母さんは、有名読者モデルである、お嬢様である。

「さっきから、何を言っているのかしら!」

「だって!こーすけが好きな人がいるでしょ?って聞いてもいないって言うんだもん!」

「喜島君、あなたはどうなの?」

「いや、だから、好きな人なんていないのに!こいつが、いるいるいるいる、うるさいんだよ!」

「だそうよ?河下さん。」

「嘘よ!」

「だから、嘘じゃないんだってば!何回いえば気が済むんだよ!」

「いや…そうじゃないんだって……なんか…その……」

 俺は、キレながら智奈美を睨みつけた。

「俺さ、お前に中学校の時言っていたじゃないか。」

「え?」

「忘れたのか?俺が初めてお前と出会った時。」

 そう、俺と智奈美が出会ったのは、中学1年の時智奈美は、中学の入学式の時と同時に転入して来た。
だから、周りに知っている友達はいなかった。

「なに?あの子!友達になる気ないんですけど!!」

「「あははははははは!!!」」

「うぅっ……」

 すると、1人の少年が近づいてきた。

「おいおい、元気だせって!友達がいないなら、作ればいいだろ?」

「え?」

「あ、紹介遅れたな!俺は、喜島功亮!よろしく!一緒に、友達作ろうぜ!」

 初めて私に声をかけてくれたのは、こーすけだった。
その時私は、こーすけの言葉が心に響いた。
それから私は、こーすけと共に友達をどんどん作っていった。
こーすけがいたから今の私がいる、もし、あの時こーすけがいなかったら私は、ずーっと一人ぼっちだったし、仮にいたとして、いじめっ子達の中にいたら私は、声もかけれなかったし、こーすけも私に声をかけてくれなかっただろうな。

 そして、学校の放課後

「ねぇ、なんで私に声をかけてくれたの?」

 その時、功亮は、キョトンとした顔で首をかしげた。

「なんでって、友達が沢山いたら楽しいだろ?」

「うん、そうだけどなんでわた…」

「お前は嘘をついたことはあるか?俺は嘘をついたことは無いぜ?そうすると、友達に逃げられちまうからな!だから、俺はお前を友達にしたかったんだよ!俺は、全校のみんなと友達になるって決めたからよ!」



「ってな?」

「うん、そうだよね!こーすけは、嘘をつかないんだよね!」

「だから、そう言っているだろ?」

「こーすけ……ご…ごめんなさい!!」

 智奈美は、深々と頭を下げた。

「別にいいってことよ」

「はぁ、一件落着ね。」

「全く、会長は、いいよな…お金持ちで…」

「な、何よ!お金持ちだからなんなの?別に、嬉しくなんかないわよ!」

「いや、お嬢様なのに、こんな普通の高校に来て、恥ずかしくないの?」

「恥ずかしくないわよ!」

「お嬢様だから、結構¥これがいい高校に入らないのかなってずっと思ってたんだけどなぁ!いつ、転校するの?その時はお前にプレゼントするよ!」

「…………………チッ!」

「ヒィ!!!!!!」

「喜島君…」

「はい!なんでしょ!」

「…余計なお世話よ!!!!」

「ぎゃぁぁぁぁぁ!!ごめんなさいぃぃぃぃ!!!!!」

 この後、こっぴどく会長に怒られました。






 

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