現代兵士転移物語

西東 北南(さいとう ぼくなん)

質問


「おい、ここはどこだ。お前はどこの国の軍兵だ?」

俺は『言語理解』を使って2人の男に問いかける。

「はぁ?何言ってんだお前?爆風の衝撃で記憶も吹っ飛んだのか?」

「いいから答えろ!!!」

そう言って男の胸ぐらを掴み怒鳴る。

「くっ!!  ここは日本で俺たちは、東龍(とうりゅう)軍だ。逆にお前はどこの軍兵だ?知らない軍服だが...。」

ニホンってなんだよしかも聞いたことの無い軍だ。敵魔導師はどこまでとばしてくれちゃって迷惑なことだ。

「次の質問だお前達はどこの国と戦っている?」

「琥西(こさい)軍だ。」

「なるほど。少し待ってろ。」

さて、どうするか。全く知らないところに来てしまったようだ。今はスキル『言語理解』で話が通じているが聞いたことの無い言語だった。しかも、男達が言うには俺は今ニホンと言う世界に来てしまった。魔導師の魔力量凄いな。まぁ、異世界に飛ぶほどの魔法なら魔力量が限界突破して命削って砂になって死んだだろう。部下達は大丈夫だろうか…。とにかく今のことを考えよう。まず、どちらかの軍に着く必要性がある。つかない方が自由に動けるがどちらかの領土に入った時に身分証明が出来ないし。帰る為の情報をそこら辺のやつに聞いてもたかがしれている。だったら軍に入り上官殿にでもなればかなりの情報が得られるに違いない。そこでどちらの軍に入るかだ。ちょうどこいつらもいるし東龍軍の方が少し押され気味た。この程度だったら俺一人でもこの状況を逆転出来る。そして、俺の力を見せつけ一気に上官殿にスピード出世だ。そして情報方を集めさっさと帰ろう。やっと戦争が終わり実家に帰ってゆっくりしようと思ってたのに…。

「おい、俺をお前達の上司の所え連れて行けお前達の軍に入ってやる。」

「バカ言ってんじゃねよ。どこの誰だか分からないやつをスパイかもしれないやつを連れて行くわけないだろ。」

まぁそれもそうだ。けど、

「俺には『契約魔法』があるから大丈夫だ。」

「・・・はぁ?魔法?魔法ってさっきお前が使ってたあれかよ。やっぱ目の錯覚じゃなかったのかよ。」

「お前魔法を知らないのか?」

「知ってるには知ってるけどそれは本の物語にでるくらいだ。まさか、異世界転移したのか?」

「あぁ、そうだけど?」

「サラっと言うなよ。」

「まぁとにかく連れて行け。無理だったら琥西に着くだけだ。」

「どうなっても知らねぇぞ。」
 














さぁ、戦争の始まりだ。




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