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あの日の約束のために

猫熊甘藍

はじまりのひ


 ピピピピピ!
「うぅ・・・・・・」
  朝の目覚ましの音が鳴り響くペット可のマンションの一室で唸るようにして起きた平塚友矢ひらつかともやがいた。
    
 目覚ましを止め足元を見ると「ニャー」と朝の挨拶をする白いネコ、しろがいた。ちなみにメスである。
 毛が白色だったから『しろ』と名前を付けたが今では、見たまんまだったから可哀想かなと思うときがある。というか、毎日思っている気がするる。
「あぁ、おはよう」
    
 友矢はベットから降り、台所の上の棚からキャットフードを取り出す。
 しろは、尻尾を振り「早くちょうだい」といいたげな目でこちらを見ている。
「あげるから待ってろって」
 しろ専用の容器に、水とキャットフードを入れる。ちなみにシャケ風味らしい。
    
 今度は、自分の朝食の準備をする。
 朝食はトースト二枚。いちごジャムとブルーベリージャム。
 朝は全く食欲が無いため、トースト二枚なのだ。
「やばっもうこんな時間か」
    
 テレビで時間を確認した友矢は急いで制服に着替える。
 今日は、大学の入学式なのだ、入学そうそうから遅刻とは笑えない。

「帰りに、しろのご飯買ってくるから、ちゃんと留守番してろよ」
「ニャー」
 行ってらっしゃいとは、しろは、律義なやつだ。
    
 友矢は、しっかり家の鍵を閉め急いで学校に向かった。

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コメント

  • ノベルバユーザー219653

    (・∀・)bいいね

    1
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