奇跡- ゴリピー物語

ゼオン ベル

第2章 ゴリピーと女の出会い

そうあれは1年前の出来事だった。

ゴリピーが奥さんと出会う日のことだ。

ゴリピーからいつもの様にしつこく鬼電が掛かってきた。

翔太の家とゴリピーの実家は、徒歩1分ぐらいという近距離の位置にあった。

翔太はゴリピーの実家が近いため嫌々しつこく掛かっている電話に出た。

ゴリピー:(翔太今から遊ぼうぜ!)とゴリピーが言ってきた。 翔太は、めんどくさいなぁと思いつつも承知した。 ゴリピーは、自分の思い通りにならないと変な態度をとったりするからである。 翔太が電話に出たくないひとつの理由だった。

渋々承知した翔太は、いつもの待ち合わせ場所にと向かった。
しかし30分以上待ってもゴリピーは、来なかった。  翔太は、寒い中ずっとまっていた......その時ゴリピーの野郎がやっと来た。  既に約束の時間を1時間以上過ぎていた。   そう......ゴリピーは、約束を守ったことがない奴だったのだ。 ゴリピーは、時間にルーズな人間だった。 翔太は、小学校1年の時からゴリピーと知り合いだった為ゴリピーが約束を守らない人間だと知っていたから何も言わなかった。 そう翔太は、ゴリピーと表面は仲良くしていたが実は、昔からゴリピーのことが嫌いだったのだ。

普通の人間なら一言謝罪の言葉があっても良いと思うのだがゴリピーは、普通じゃないのでそれが当たり前みたいだ。  


ゴリピーは、先日高校の時の友人の藪伊と藪伊の先輩のマコトと車で遊びに行った時にマコトがゴリピーの車に携帯電話を忘れたという事でマコトに携帯電話を届けると言って翔太も一緒に行く羽目になった。

車でマコトと藪伊の待ち合わせに向かった。
藪伊とマコトとそれにもう1人待ち合わせ場所で待っている男がいた。 その男の名前は、平田という男だった。 平田は外見は、やせ細っててオドオドした感じで挨拶をした。  そう....この平田と言う男こそがゴリピーとゴリピーの未来の奥さんを引き合わしてしまうことになるのだ。

そして ゴリピー 翔太 平田 マコト 藪伊で5人でゲーセンで遊ぶことにした。 ゲーセンで遊んでる最中に平田の携帯から着信が掛かってきた。
何やら女の声がしたのでどうやら女のようだ。 そして平田が電話を切ったとき平田はゴリピーにオドオドしながらボソボソ話していた。

その女は、平田にタバコ買ってきてと頼んだらしい。 そう平田はオドオドしている性格なのでパシリにされている感じだった。  そして皆んなでゴリピーの車で女のところに向かった。 

車で20分弱で女の家の近くに着いた。 その女は子持ちのシングルマザーだった。 その女を見た瞬間にゴリピーの態度が急変した! 凄く子供を可愛がる態度で翔太の知っているゴリピーとは180°違う態度だったので翔太呆然とした。 翔太はゴリピーってこんなにいい奴だったっけ?とも思った。

そう...この時はまだゴリピーは猫を被っていたのだ。




第3章に続く







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コメント

  • ノベルバユーザー218384

    とてもよい話ですね!
    翔太とごりピーの絆の深さがたまらなく良いです!

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