ファルダーミール -明日の世界-

ほむほむ

第2話:挨拶のうらにあるもの

  女子にいつものように襲われかけて、いつも通りの危ない登校時間を過ごした今日この頃。 
俺と綱木はやっと校門を通って生徒玄関にむかっているところである。

「おはようございます ( 笑顔 ) 」

 挨拶運動か。
 何だか落ち着くな~こういう普通の光景は。

 「華弥徒かやと、どうしたんだ?そんな、遠い目をして。なんか、辛いことでもあったのか?俺でよかったら相談にのるぞ!」

  いったい誰のせいだよ、全く。
 お前と一緒に登校するようになってから毎日が大変なんだよ!

 「はぁー」

 綱木つなぎは人が悩んでる時はすぐにきずくくせに、何で俺が毎日、お前と登校しているときの騒動に気づかないのか謎である。

「いや、大丈夫だ!別に対したことじゃない。気にするな綱木」

 「お、おぅ、そうか、わかったよカヤト。でも、なんか悩みがあった時は言えよ!俺でよかったら相談に乗るからな」

 と、綱木と話ているといつの間にか挨拶運動をしていた女の子たちの前まで来ていたようだ。

「「「「「おはようございます ( 超笑顔 )  」」」」」
 と綱木に向かっては、超笑顔で。

「「「「「おはようございます ( 表面上は笑顔がしかし、目が笑っていない………  )」」」」」 
と、俺に向かっては憎しみと言うか殺意を込めた目で 。

 挨拶を返された。

 うん、なんというか……俺と綱木との場合で対応が表面上は同じなんだけど中身が違うきがする。
 と、言うか絶対違う、ヒド!
 この高校の女子の半分ぐらいに嫌われている……いや、嫉妬されている気がする!
 
 え、後半分の女子には嫌われて《嫉妬》されてないのかって?されてないよ。
 ただ……俺と綱木がBの後にLな関係なんじゃ!?
 とか妄想をしている腐女子たちがほとんどだ。
大丈夫なのか高校。

 俺達は生徒玄関にむかっていくのだった。




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