こんな俺でも愛してくれますか
30話 3人のデート メリー編
「おい、捕まえたか?」
「まだです。」
「急ぐのだ、あいつは我々の最高傑作。誰かの手に渡れば...。早くしろ。」
「承知しました。」
(なんとしてでも、連れ戻さなくては。)
「すぐ着きましたね。」
「だろ? 1ヶ月前ぐらいか。」
「ですね、どうぞ入ってください。」
「お邪魔します。」
メリー家に着き、玄関前に着地した。そのまま玄関を開け、中に入る。そこには、待っていましたとばかりのメイドがずらりと並んでいた。
『おかえりなさいませ、メリー様。』
「ただいま、お母様とお父様は?」
「奥のほ...。」
方という前に、足音が聞こえた。
「メリーか、孫を見せにきたのか?」
「違います、ひとまず顔を見せに来ました。」
「あら、ギンくんも大変ね。」
「充分楽しいですよ。」
「今晩泊まって行くかい?」
「今、デート中なんです。今から行くんです。」
「そうかい、楽しんでおいで。」
「孫は、2人がいいわ〜。」
メリーは頬赤く染め、くるりと回り玄関に向かった。そのあとをギンは追った。
「ギン様、いつがいいですか?」
「その話は、高校卒業してからな。」
「もちろんです。その...」
「ん?」
「東京に行きたいです。」
「オッケー。」
すっとメリーをお姫様抱っこして、上空へ。
「掴まっとけよ。」
「はい。」
キーロンから約5分で東京に着いた。
「到着。さぁ、どこ向かうの?」
「クレープ食べたいです。」
「たしか、テレビであってたな。...この辺りのはずだが。」
「あれじゃないですか?」
メリーが指した方を見る。
「あれだ。行くぞ。」
「はい、食べあいっこしましょう。」
「わかった。」
着地したところから、道路の反対側にクレープ屋はあった。
「すいません、お時間いいですか?」
と、声をかけられた。
「メリー、いいか?」
「別にいいですけど。」
「大丈夫です。」
「今、夫婦・カップルの生活に密着というテレビのロケなんですが、小型カメラを設置してもいいですか?」
ギンはなんとなく聞いていたが、メリーの目がキラキラと輝いていた。
「あと、1時間待ってもらえれば。」
「待ちます。...やっと、仕事ができる。」
あとのことは聞かないことにした。
約束をして、クレープ屋に向かう。
「ご注文は?」
「じゃ、オススメを二つ。」
「かしこまりました。」
注文して、数分で品物が来た。
「ギン様、あーん。」
「あーん。」
「どうですか?」
「オススメうまい。お返し。」
「ギン様とこんなことができるなんて。」
メリーは、つべこべ言いながらクレープを食べた。
「次は、どこ...」
「居たか?」
どこからか、大きな声がした。
「なんでしょ?」
「さぁーな。」
「早く見つけ出せ。」
店の外が騒がしく、ギンとメリーは関係がないので、話を始めた。
「ギン様、私も料理を習いたいです。」
「構わないけど、どうした。」
「花嫁になるんです。それぐらいは慣れとかないと。」
「そういうこと。」
「居たぞ。...手間かけさせやがって。」
すぐに、ギンは声のする方を見た。そこには小さなツノが生えた女の子が腕を握られていた。
「邪鬼の生まれたすぐか。」
「ギン様どうしました。」
「いや、なんでもない。」
メリーは、首を傾げたが、ギンは違和感を覚えた。
(邪鬼にしては、身体に入っていかないな。)
「捕まえました、すぐに研究所へ戻ります。」
ガタンと席を立つ。
「ギン様、どうしました。」
「すまんメリー、用事を思い出した。」
ギンがどかに行くというと、明らかにメリーの顔は暗くなった。
「今日、一緒に寝てやるから。」
「絶対ですよ。」
「二言はない。あと、術式展開。」
「これは?」
「テレビの人と帰っててくれ。俺は野暮用で遅れるから先にって言っといて。プラス、テレポートって言えば家に着くから。」
「家で待ってますよ。約束忘れないでくださいね。」
「もちろんだ、早めに帰ってくる。」
2人分の会計を済ませ、店を出た。
ふぅー。
「まだです。」
「急ぐのだ、あいつは我々の最高傑作。誰かの手に渡れば...。早くしろ。」
「承知しました。」
(なんとしてでも、連れ戻さなくては。)
「すぐ着きましたね。」
「だろ? 1ヶ月前ぐらいか。」
「ですね、どうぞ入ってください。」
「お邪魔します。」
メリー家に着き、玄関前に着地した。そのまま玄関を開け、中に入る。そこには、待っていましたとばかりのメイドがずらりと並んでいた。
『おかえりなさいませ、メリー様。』
「ただいま、お母様とお父様は?」
「奥のほ...。」
方という前に、足音が聞こえた。
「メリーか、孫を見せにきたのか?」
「違います、ひとまず顔を見せに来ました。」
「あら、ギンくんも大変ね。」
「充分楽しいですよ。」
「今晩泊まって行くかい?」
「今、デート中なんです。今から行くんです。」
「そうかい、楽しんでおいで。」
「孫は、2人がいいわ〜。」
メリーは頬赤く染め、くるりと回り玄関に向かった。そのあとをギンは追った。
「ギン様、いつがいいですか?」
「その話は、高校卒業してからな。」
「もちろんです。その...」
「ん?」
「東京に行きたいです。」
「オッケー。」
すっとメリーをお姫様抱っこして、上空へ。
「掴まっとけよ。」
「はい。」
キーロンから約5分で東京に着いた。
「到着。さぁ、どこ向かうの?」
「クレープ食べたいです。」
「たしか、テレビであってたな。...この辺りのはずだが。」
「あれじゃないですか?」
メリーが指した方を見る。
「あれだ。行くぞ。」
「はい、食べあいっこしましょう。」
「わかった。」
着地したところから、道路の反対側にクレープ屋はあった。
「すいません、お時間いいですか?」
と、声をかけられた。
「メリー、いいか?」
「別にいいですけど。」
「大丈夫です。」
「今、夫婦・カップルの生活に密着というテレビのロケなんですが、小型カメラを設置してもいいですか?」
ギンはなんとなく聞いていたが、メリーの目がキラキラと輝いていた。
「あと、1時間待ってもらえれば。」
「待ちます。...やっと、仕事ができる。」
あとのことは聞かないことにした。
約束をして、クレープ屋に向かう。
「ご注文は?」
「じゃ、オススメを二つ。」
「かしこまりました。」
注文して、数分で品物が来た。
「ギン様、あーん。」
「あーん。」
「どうですか?」
「オススメうまい。お返し。」
「ギン様とこんなことができるなんて。」
メリーは、つべこべ言いながらクレープを食べた。
「次は、どこ...」
「居たか?」
どこからか、大きな声がした。
「なんでしょ?」
「さぁーな。」
「早く見つけ出せ。」
店の外が騒がしく、ギンとメリーは関係がないので、話を始めた。
「ギン様、私も料理を習いたいです。」
「構わないけど、どうした。」
「花嫁になるんです。それぐらいは慣れとかないと。」
「そういうこと。」
「居たぞ。...手間かけさせやがって。」
すぐに、ギンは声のする方を見た。そこには小さなツノが生えた女の子が腕を握られていた。
「邪鬼の生まれたすぐか。」
「ギン様どうしました。」
「いや、なんでもない。」
メリーは、首を傾げたが、ギンは違和感を覚えた。
(邪鬼にしては、身体に入っていかないな。)
「捕まえました、すぐに研究所へ戻ります。」
ガタンと席を立つ。
「ギン様、どうしました。」
「すまんメリー、用事を思い出した。」
ギンがどかに行くというと、明らかにメリーの顔は暗くなった。
「今日、一緒に寝てやるから。」
「絶対ですよ。」
「二言はない。あと、術式展開。」
「これは?」
「テレビの人と帰っててくれ。俺は野暮用で遅れるから先にって言っといて。プラス、テレポートって言えば家に着くから。」
「家で待ってますよ。約束忘れないでくださいね。」
「もちろんだ、早めに帰ってくる。」
2人分の会計を済ませ、店を出た。
ふぅー。
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