初デート

ノベルバユーザー215966

初デート(1)

少し暑い夏のはじまり
いつもなら昼すぎまで寝てるはずの日曜にも関わらず、今日は朝早くから起きている

「んーー晴れてよかったぁ〜」

カーテンをめいっぱい開き、部屋中に太陽の暖かさを向かい入れると男は手を伸ばし大きく伸びをした

今日はなんと言っても気になっているかわいい女の子との初デートなのだ
これに気合が入らないわけが無い

その子は口数は少なくキャピキャピしていない、いわゆる清楚系、
頭もよく仕草からもお嬢様として大切に育てられたのが良くわかるとてもかわいらしい女の子だ

この男にとっては高値の花なのかもしれない笑

しかしこれといった浮ついた話も聞かない、男友達と話してるのも見たことない、、、

その女の子との関係は少し話せるお友達(笑)程度だがご飯などいったことは無い、、



それでも男は
「、、、チャンスは、、今しかない!!」

と思い、勇気を出して誘ってみると
なんと『えーー笑』としぶりながらもその子からOKが貰えたというわけだ!!!!


最初のデートは肝心だということをこの男は重々理解している。
この一週間調べに調べ初デートを成功させることに研究を重ねてきた!

女の子が神奈川に住んでいることからも
今回のデートは横浜にした。
男の家からは少し遠いがそんなことはこれからの楽しみに比べたらまったく気にならない

横浜は何度も行ったことがあり迷子になることもないのもいいところだ
初デートで迷子なんて失態は絶対に晒せない笑

今日のプランはお昼に集まり
中華街で食べ歩き美味しいものでお腹をみたしながらみなとみらいまで散歩
みなとみらいでショッピングを楽しみ

そして夜には赤レンガ倉庫でディナー!!

そこは夜景が綺麗に見える
ちょーっと高めのイタリアン
そこから見える綺麗に光る観覧車を見ながら
楽しく過ごしいい感じならそのまま観覧車に、、、

これはどんなにミスをしても
このプラン通り過ごせば上手くいかないはずがない
そのへんのおじさんと行っても盛り上がる

上手く行けば今後の関係の発展にも繋がるだろう、、


こんなワクワクの止まらない気持ちと共に
男は颯爽と出かけていった

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