天魔界戦
第12話 メルの実力
魔法を主に使い戦う者は接近戦に弱い。
周りの者や敵のガブリエルでさえ、それを理解してる為接近戦を挑んだ。
しかし、メル本人は全く逆の事を考えていた。
「『魔装』!!」
「!!・・・無謀な!」
ガブリエルは杖を大きく振りかぶる。メルも杖でその攻撃を受け止め横に逸らす。
それでガブリエルが諦める訳もなく、追撃する。
メルはそれを分かっていた様に簡単に躱す。
「私の動きを読んだ!?・・・一体どうやって?」
メルは杖を振り上げるようにガブリエルを攻撃する。
ガブリエルはメルから離れるようにして躱す。しかし、メルは躱された杖を振り下ろして追撃。
今度はガブリエルが杖で攻撃を受け止めようとする。
「ふん!」
「!?・・・な、なんて力!」
メルは相手の杖ごとガブリエルを地面に叩きつける。
「おいおい。いくら『魔装』でもあそこまで強化出来るもんかよ。」
アルマが驚くほどの怪力だった。
「ロキの奴が言っていたが、全身の強化に回している魔力を腕や足に集中させる事で倍以上の強化が施せるらしい。
メルはロキ並に魔力の多い奴だ。あれぐらい出来ても不思議は無い。」
ガブリエルは一瞬、痛みに顔を歪めたが直ぐに立ち上がる。
「『神水』!」
落ちた地面の周りにいた人間を一掃する。
「させない!」
メルはガブリエルに接近と同時に木で壁を作り『神水』と塞き止める。
「・・・私とした事が油断するなんて。」
降りてきたメルにガブリエルは突撃する。
互いに杖を叩きつける。力はメルの方が上だが、ガブリエルはそこを技術でカバーする。
「(これだけの腕力、魔力を両腕に集中させているはず・・・つまり、他の部位は脆いはず!)」
メルの攻撃をいなしながらガブリエルは『神水』を操る。
メルの背後からその足を絡め取ろうとする。
しかし、メルはそれ当然のように躱す。
「!?・・・またしても、何故?」
「『ライジング』!」
レイジは後ろからガブリエルの肩を切りつける。
その攻撃に気を取られた隙を狙い、メルは杖を叩きつける。
「・・・ッ!」
ガブリエルは背中から地面に倒れる。
「・・・・・・これは、やむを得ませんね。」
「?・・・何かする気だ!」
ガブリエルは立ち上がると同時に羽根を羽ばたかせ再び空へ。
「『主の加護を我が身に』!」
周りの者や敵のガブリエルでさえ、それを理解してる為接近戦を挑んだ。
しかし、メル本人は全く逆の事を考えていた。
「『魔装』!!」
「!!・・・無謀な!」
ガブリエルは杖を大きく振りかぶる。メルも杖でその攻撃を受け止め横に逸らす。
それでガブリエルが諦める訳もなく、追撃する。
メルはそれを分かっていた様に簡単に躱す。
「私の動きを読んだ!?・・・一体どうやって?」
メルは杖を振り上げるようにガブリエルを攻撃する。
ガブリエルはメルから離れるようにして躱す。しかし、メルは躱された杖を振り下ろして追撃。
今度はガブリエルが杖で攻撃を受け止めようとする。
「ふん!」
「!?・・・な、なんて力!」
メルは相手の杖ごとガブリエルを地面に叩きつける。
「おいおい。いくら『魔装』でもあそこまで強化出来るもんかよ。」
アルマが驚くほどの怪力だった。
「ロキの奴が言っていたが、全身の強化に回している魔力を腕や足に集中させる事で倍以上の強化が施せるらしい。
メルはロキ並に魔力の多い奴だ。あれぐらい出来ても不思議は無い。」
ガブリエルは一瞬、痛みに顔を歪めたが直ぐに立ち上がる。
「『神水』!」
落ちた地面の周りにいた人間を一掃する。
「させない!」
メルはガブリエルに接近と同時に木で壁を作り『神水』と塞き止める。
「・・・私とした事が油断するなんて。」
降りてきたメルにガブリエルは突撃する。
互いに杖を叩きつける。力はメルの方が上だが、ガブリエルはそこを技術でカバーする。
「(これだけの腕力、魔力を両腕に集中させているはず・・・つまり、他の部位は脆いはず!)」
メルの攻撃をいなしながらガブリエルは『神水』を操る。
メルの背後からその足を絡め取ろうとする。
しかし、メルはそれ当然のように躱す。
「!?・・・またしても、何故?」
「『ライジング』!」
レイジは後ろからガブリエルの肩を切りつける。
その攻撃に気を取られた隙を狙い、メルは杖を叩きつける。
「・・・ッ!」
ガブリエルは背中から地面に倒れる。
「・・・・・・これは、やむを得ませんね。」
「?・・・何かする気だ!」
ガブリエルは立ち上がると同時に羽根を羽ばたかせ再び空へ。
「『主の加護を我が身に』!」
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