先輩、私と付き合ってくれますか?

ノベルバユーザー208695

11,体育祭

「(♡ˊ艸ˋ)♬*うふふ」
「どうしたの?萌々香。いつもより元気そうだけど…」
「あ、美咲!実は~」

「えぇ!あの先輩が?なんか意外だね。
   でも良かったじゃん!」
「うんっ!」
「ところでさ、萌々香体育祭の種目決めた?」
「え?体育祭ってもっと先じゃないの?」
「違うよ~体育祭今週だよ?」
「えっどうしよー…種目考えてないよ~」
「大丈夫!体育祭までは時間あるから家で考えてみたら?」
「うん。そうするよ…」
「頑張ってね」

「先輩のとこ行こ…」
ガラッ
「先輩~(。•́ωก̀。)…グス」
「っ!ど、どうした?」
「実は私体育祭の種目決めてなくてなんの種目に出るのか決めてないんですけど…」
「(;-ω-)ウーン
  それはお前がやりたいやつやればいいと思う!」
「…そうですよね。ありがとうございます!
   少し家で考えてみますね。」
「おう!応援してるから!」
「はいっ!」

「とは言ったものの全然思いつかないや…
  どうしよう~
 っ!あ、そうだ!あれにしよっと!」

翌日
「おはよう!美咲」
「おはよう!萌々香。体育祭何に出るか決めた?」
「うん。私、二人三脚にした!」
「え?でもペア誰にするの?」
「えとね、最近仲良くなった葵くんにした!
   足も速いみたいだから。」
「…そっか。決まってよかったね!」
「うん。ありがと美咲」

(先輩にも報告しよっと!)
ガラッ
「先輩~」
「萌々香、どうした?」
「私、出る種目決まりましたよ~」
「何に出るんだ?」
「私、二人三脚に出ます!」
「…誰とでんの?」
「え?えと、最近仲良くなったんですけど葵くんっていう子と出るんです。」
「…ふーん…そうなんだ」
「私も、頑張りますね!」
「…あぁ…」

当日
「ついに本番だね!美咲!」
「そうだね。優勝目指して頑張ろうね!」
「うん。」
「萌々香の出番はいつだっけ?」
「えっとね…最後の方かな…」
「そうなんだ。頑張ってよ~」
「ありがと!」

「五藤さん…ちょっといいかな」
「あ、葵くん。うん。いいよ!」
「あ、あの僕達の出番はまだ先だけどちょっと練習しないかなって思って…」
「そうだね!息合わせないといけないもんね。やろっか!」
「う、うん。」
キュッ
「≧(´▽`)≦アハハハ意外にこれ難しいんだね!」
「そうだね…難しかったら僕の肩に手を回してくれていいよ。」
「ありがと!んじゃ、失礼しますっ」
グイッ
「あ、こっちの方がやりやすいかも!」
「よかった~」
「ありがと~」
すると…
「…何してんの」
「あ、先輩!今、本番に向けて練習…」
「…何でそいつと肩組んでんの」
「あ、えと…よろけちゃうから葵くんが捕まってていいよって言ってくれたので…」
「…クソっ…」
トコトコ…
「あ、待って!先輩!」
「…なんだよ。そいつと練習しとけよ!」
「先輩が怒ったまま練習するのは出来ません。どうして怒ってるんですか?」
「…お前とアイツが楽しそうにしてるのが嫌だったんだよ…」
「っ!先輩それってもしかして…」
「/////わ、悪いかよ。」
「い、いえ/////」
「なら、私の出番が終わってから先輩がたくさん消毒してください…」
「っ!お、おまっ/////」
「私も、先輩だけに触ってほしいんで/////」
「…分かった…」

競技終了後…
「先輩っ!どうでしたか?」
「あぁ、凄かったよ!」
「っ!ホントですか?ありがとうございます」
「…ちょっとこっち来て…」
「は、はい。」
グイッ
「え?」
「(;´Д`)ハァ…それにしてもアイツ、萌々香に触りすぎ!お前に触っていいのは俺だけなのに…」
「/////」
「(*^艸^)クスクスw照れてるお前も可愛いな?」
「もう~。からかわないでください~」
「≧(´▽`)≦アハハハ」
「(๑´ლ`๑)フフ♡」

私達は甘~い1日を過ごした。

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