先輩、私と付き合ってくれますか?

ノベルバユーザー208695

10,元カノ登場!?

あれから1ヶ月…私達は今までしてこなかったデートをたくさんした…

キーンコーンカーンコーン
「やっと終わった~よしっ。先輩のとこ行こっと!」
「また先輩のとこ行くの?」
「あ、美咲!うんっ!先輩に今日デートできるか聞いてくる!」
「…ま、頑張ってよ~」
「ありがと〜」

ガラッ
「先輩っ!」
「あ、萌々香…どうした?」
「あ、あのもし良かったら今日帰りにどっか行きませんか?」
「…。」
「あ、やっぱ嫌ですよね…すみません…
  失礼しました…」
「あ、おい!待てって!」
パシッ
「…何ですか」
「…いや俺お前の誘い断ってねーから」
「え?」
「ただ嬉しすぎて反応に困っただけだ/////」
「っ!そうだったんですね。嬉しいです!」
「おう。また帰りに下駄箱で会おうな」
「っ!はいっ!」

放課後…
「先輩!遅れてすみません。」
「いや、俺も今来たところだから。
   行こうぜ…」
「はいっ!」
「ところでお前…どこ行きたいの」
「あ、えと…あそこのスイーツ屋さん行きたいんですけど…ダメですか?」
「いや、いいよ。」
「ありがとうございます。」

カランっ
「お前何頼むの」
「私は、このパンケーキを食べたいなって。」
「…俺にも1口ちょうだい」
「…えっ!/////い、いいですけど…」
「ん。サンキュ。」
すると…

「あれ?翔?」
「っ!陽菜…」
「やっぱ翔じゃん~!久しぶり〜」
「…。…ざけんなっ!」
「え?」
「ふざけんなっ!今さら何なんだよ!
    もう俺の前に出てくんなっ!」
(ガタッ
「萌々香、行くぞ!」
「えっ?で、でも…あの人…」
「…ほっとけよ!」
カランカランっ

「…先輩…あの人誰ですか…」
「…アイツは俺の…元カノだ…」
「え…あの人が?」
「…あぁ…」
「どうして先輩はあんなに怒ってたんですか…」
「それは…アイツが他の男と浮気してたからだよ…」
「えっ?ど、どうゆう事ですか」
「…俺達は最初の頃はすごく仲が良くて帰りも毎日帰ってたんだ…だけどある日俺が見たんだ…
陽菜が違う奴とキス…してるとこ…
 それが原因で別れたんだ…」
「そ、そうだったんですね。辛かったですよね…」
「まぁな…でも今はお前がいるから!」
ポンッ
「/////恥ずかしいですよー。」
「(*^艸^)クスクスwほんとおもしれぇなお前」
「からかわないでくださいよー!」
「いや、からかってないって!」
「もうっ…」
 「今日はもう帰ろうぜ!また今度ちゃんとデートしような!」
「はいっ!楽しみにしてますね!」
そう言って私と先輩は帰った…

翌日
「おはよっ!美咲ー」
「あ、萌々香おはよう!ねぇ大変なの」
「?何かあったの?」
「外にめっちゃ美人な女の人いるんだけどさ… 誰に用なんだろ。」
「どれどれ…っ!あ、あのひと…」
「萌々香知り合いなの?」
「ごめん。美咲、ちょっと行ってくる」
ダッ
「えっ?萌々香?」
「ハァハァ…あの…もしかして陽菜さん…ですか?」
「っ!あなたもしかして昨日の…」
「あ、はい。私、伊藤先輩の彼女の五藤萌々香です!」
「…ふーん…あなたがね~」
「え?」
「ちょっと聞きたいんだけど、あなた翔の事どのくらい知ってるの?」
「え…それってどうゆう事ですか…」
「例えばさー翔はすっごいキスが深い…とかさ」
「…。」
「他には~翔はすっごいヤキモチ焼きとか…」
「…知りません。」
「あれ?もしかしてまだ翔とそういうことしてないの?ごめんねー?もうしたのかと思って。」
「…いえ。」
(確かに先輩、まだ私にキスどころかても繋いでくれてないや。)
「そうゆう訳だからさ…翔と別れてくんない?」
「…え?」
「あんたと翔じゃ釣り合わないってこと分からないの?」
「…。」
「私が翔をもらうから!」
コツコツ…

「…。」
(どうして先輩は私にキス…してくれないんだろ…私の事嫌いなのかな…(。•́ωก̀。)…グス)

私は家に帰って思いきり泣いた…

「萌々香ー?どうしたの」
「美咲…私もう無理かも。」
「え、え?何があったの?」
「…。」
「今は無理か…また話せるようになったら言って?いつでも相談乗るから…ね?」
「うん…ありがと美咲」

「…先輩の教室行こ…」
ダッ

ガラッ
「先輩、あの…」
しかし…
「ねぇ翔、私と付き合ってよ!」
「は?なんでお前と付き合わなきゃなんねぇの?第一俺は今アイツしか考えられねぇから。」
「先輩…」
「ーっ。だったら…」
チュッ
(え?今先輩にキス…した?)
「…。」
「お、おいっ!陽菜!やめろ!」
「何でよ!私達、付き合ってたじゃん。」
「それは昔の話だろ!
   それに今は……っ!萌々香…」
「…。先輩…ど…して」
「コレは違うんだ。」
「違わないわよ。私達、キスしてたの。見たらわかるでしょ?邪魔しないでよ!」
「っ。」
ダッ
「あ、萌々香っ!」
「行かないで翔!私には翔しかいないの!」
「…ごめん。俺、萌々香が好きだ!だから陽菜とはもう付き合えない。」
ダッ
「ハァハァ…やだよぅ~(。•́ωก̀。)…グス」
「…萌々香っ!」
「せ、先輩、なんで…」
「…ゴメンな。でもあれは…」
「言わないでっ!」
「っ!」
「それ以上聞きたくない…」
「違うっ!あのキスは陽菜がしたことだ…
  それに俺は萌々香が好きだから。」
「…だったらどうして私にはキス…してくれないんですか…あの人が言ってたんです…
 先輩は深いキスをするって!でも私はされたことなかったからすっごくもやもやしました。」
「…ごめん。確かに陽菜の言うとおり俺は深いキスする…でも俺は今お前にしたいと思ってる。」
「っ!」
「…ダメか?」
「…ダメじゃないです…して欲しいです」
「おまっ!…可愛いこと言うなよ…」
ちゅ
「ん。んんっ。ふぁっ。んんっ~
  ハァハァ…先輩…私もう…」
「っ!/////お前その顔他のやつに見せんなよ…
  可愛すぎんだろ/////」
「あ、ありがとうございます?/////
   先輩もその顔他の人に見せないでくださいね?/////私だけの先輩なんですから。」
「お、おう/////」


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