先輩、私と付き合ってくれますか?

ノベルバユーザー208695

8,突然の別れ

あれから1ヶ月…
私達は、色んなところを一緒に行った…
だけど最近の先輩はどこか冷たいの…

「先輩~今日どっか行きませんか?」
「…わりぃ。今日は友達と出かけるから無理」
「…そ、そうですか。分かりました」
((;´Д`)ハァ…最近の先輩…何か冷たい)
「よっ!萌々香!どうした?」
「あ、奏多…あのね、最近先輩が冷たいの…」
「…マジ?」
「…うん。デートに誘っても断られちゃって…」
「…そっか…
   ま、でもさ先輩にも事情があると思うしまた誘ってみたらいいじゃん?」
「…そうだよね。ありがと奏多。」
「おう!またなんかあったら言えよ?相談乗ってやるから!」
「うん。」
(…でもどうして先輩は冷たくなったんだろ。
   私何かしたのかな…
   ((-ω-。)(。-ω-))ウウン考えてみても分かんないよね…直接聞きに行こっ)

ガラッ
「先輩っ!」
「…なに」
「ちょっと話したいことがあるんで来てくれますか」
「…今?」
「はい。」
「…ごめん。無理」
「え?どうしてですか?」
「今、勉強教えてやってるから。」
「…その子に…ですか?」
「そう。見てわかるでしょ」
「…。そうですか…分かりました
  失礼しますっ…」
ダッ
(ハァハァ…何で先輩…)
私は無我夢中で走っていた…

翌日
「(;´Д`)ハァ…」
「どうしたの?いつもの萌々香らしくないじゃん…」
「美咲~(つд∩) ウエーン」
「ど、どうしたの?何があったの?」
「せ、先輩が私とのデート断ったのに違う女の子に勉強教えてたの…」
「なっ!それ酷くない?
  先輩、萌々香の事好きって言ってくれたのにね…」
「うん…もう先輩は私の事好きじゃなくなったのかな…」
「萌々香、直接先輩に聞きに行ってみなよ。」
「え、でも…」
「じゃないと、いつまで経ってももやもやしたままだよ?それでもいいの?」
「…。ヤダ。私先輩とちゃんと話してくる。」
「うん。頑張れっ萌々香」
「ありがと美咲」
それから私は先輩の教室に向かった…
ガラッ
「先輩、ちょっと来てください」
「…またお前かよ」
「すぐ終わるんで。」
「…分かったよ。俺もお前に言いたいことあったし!」
ガラッ
「…先輩」
「…お前俺と別れろよ…」
「え?ど、どうして…」
「もう、お前と付き合うの疲れたんだよ!」
「っ!な、何か悪いとこあるなら私直しますから。だから…」
「そういうとこがうぜぇって言ってんだろ!」
「っ!先輩…」
「…そういう事だから。じゃあな…」
パタンっ
「…。う…そ…」
ポロっ
「…先輩~」
私は声が枯れるまで泣き続けた…

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