先輩、私と付き合ってくれますか?

ノベルバユーザー208695

6,三角関係!?

翌日
「美咲〜フフッ」
「お?どうしたの?何かいいことでもあった?」
「うんっ!実は昨日ね先輩が…」
「マジ!?なんか先輩変わったね!
   良かったじゃん!萌々香〜」
「うんっ!ありがとね美咲〜」
「いいよいいよ!」
私は、先輩が変わったことに嬉しい半面最近悩みがある…
それは…
「あ、萌々香〜ちょっといいか?」
「…奏多今日は何?」
「ちょっとさ付き合ってほしいとこあんだけど…」
「えー。今日じゃなくても良くない?」
「いーや!今日じゃなきゃダメ!」
「…分かったよ…」
それは最近奏多が先輩と私が話してると割り込んでくるところだ…
「萌々香~着いたぜ」
「…ここどこ?」
「俺んち!」
「…は?何で奏多の家に行くの?」
「いいから!」
「…え…」
すると…
「萌々香…?」
「っ!先輩!」
「…何してんの?」
「…見てわかりませんか?俺が萌々香を家に呼んだんですよ!」
「…は?お前彼女でもない女家呼ぶの?」
「…先輩には関係ないですよね?」
「…関係あるね。コイツに関しては」
「え?先輩、どうゆう事ですか?」
「…もしかして先輩萌々香の事…」
「…。」
「え?何ですか?私の事が何ですか?
「///// ホントお前って鈍感すぎ…」
「え?」
「…何でもねぇよ」
「あ、てゆうか奏多はどうして先輩に怒ってるの?」
「…それは…」
「ちゃんと理由言ってよね!じゃないと納得出来ない!」
「…分かった…
  けど、コイツには聞かれたくねぇから違うとこ行こうぜ…いいですよね?先輩…?」
「…あぁ…」
「分かった!ならそこで話しよう」

「…で?何で先輩に怒ってたの?」
 「…それは…」
 「…なに?」
  「お前が好きだから…」
「…えっ?嘘!いつから!?」
「嘘じゃねぇよ。中学ん時からずっと好きだった」
「…ありがと。でもごめん!私は先輩の事が…」
「っ。そんなこと分かってる!でも、俺もあきらめるつもりは無いから!」
ギュッ
「え?か、奏多!?」
 「…俺にしろよ…」
  「ちょ、奏多ってば!」
ギューッ
「…離して…」
「…ヤダ。」
「…奏多っ!」
その時…
グイッ
「え?せ、先輩…?」
「ハァハァ…いい加減離してくんない?」
「…何で先輩ここにいるんですか?
   もしかしてついてきたんですか。」
「…萌々香が心配で…」
「先輩…」
「…でも先輩っていつも萌々香の事不安にさせてますよね?」
「っ!そ、それは!」
「俺、コイツが泣いたり不安そうな顔したりすんの見てられない…」
「…奏多…」
「…ごめん!でも、萌々香のことだけは諦めきれない。」
「っ。先輩…」
「…そうっすか…なら安心しました!
    そしたらもう萌々香の泣いてる顔見なくていいですね。
良かったな萌々香!ちゃんと仲良くしろよー? 

「…ありがと奏多!私達これかもずっと友達だよっ!」
「おうっ!」

パタンっ
「…先輩?」
「(;´Д`)ハァ…ほんと焦った…」
「え?何にですか?」
「…萌々香を取られるんじゃないかってめちゃくちゃ焦った…」
「/////でも、先輩私の事嫌いなんじゃ…」
「違う。俺、萌々香の事好きだっ!
  初めて話した時からずっと好きだった。」
「う、嘘っ!…夢見てるかも」
「(*^艸^)クスクスw夢じゃねぇよ」
「じゃ、じゃあ…」
「…うん。お前の気持ち気づいてたのに知らないふりしてごめん…
俺はお前が好きだっ。俺と付き合って…」
「っ!は、はいっ!私も先輩の事だいすきでスっ!」
「…ありがとな!
   …今度デートしようか…」
「は、はいっ!」

私はとびっきりの笑顔で答えた…

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