先輩、私と付き合ってくれますか?

ノベルバユーザー208695

5,波乱の予感!?

翌日
「(;´Д`)ハァ…先輩にどんな顔して会えばいいんだろ…」
すると…
「萌々香~」
「あ、美咲…」
「どうしたの?あ、先輩にチョコ渡せた?」
「渡せたんだけど…チョコの中に自分の気持ちかいちゃって…それを先輩に見られて恥ずかしくなって逃げちゃったんだ…」
「あー、それは大変ね…
   それから先輩に会ってないの?」
「うん…どんな顔して会えばいいか分かんなくて…」
「(;-ω-)ウーンとりあえず今萌々香が思ってることをそのまま伝えたらいいんじゃないかな? 

「私の思ってること?」
「そう。今行かないと多分後悔するよ?」
「…そうだね。私先輩に会ってくる!」
「うん。頑張って!」
ダッ
「ハァハァ」
ガラッ
「せんぱ…」
「翔~今度の日曜日どっか行こうよ~」
 「んー。どうしようかな…」
「えー?お願い~」
(え?先輩、その子とデートするんですか…
  ズキッ
 何だろ…すごく胸が痛い…)
「…おい。いつまでそこにいんの?」
「あ、先輩…あ、あの私先輩に話したいことが…」
「俺はないから…帰って」
「翔~?この子誰?」
「んー?知らない子…」
「先輩…」
「あ、てかさいいこと思いついたんだけど~
  今度の日曜日ダブルデートしようよ!」
「え…」
「だって、あなたって萌々香ちゃんでしょ?
   萌々香ちゃんってさ幼馴染の子と付き合ってるんでしょ?」
「えっ?違っ…」
「だったら行こうよ~
   ね?翔もそれでいいよね?」
「…おう…」
「…えっ?先輩…」
「…お前もそいつ誘ってこいよ!」
「ね?だからいいかな?」
「…分かりました…日曜日ですよね…
  伝えときます!」
「ありがと~」
ダッ
(何で…先輩…)
私は先輩が分からなくなってしまった…

日曜日
「ねー、翔萌々香ちゃん達まだかなぁ」
 「…知らね…」
「すみません…遅れました。」
 「てゆうか、俺までいいんすか?」
「あ、うん。全然大丈夫!ダブルデートだからさ!」
「…そうですね…」
「さ、何から乗る?」
「…何でもいいっすよ。萌々香は?」
「私はみんなが行きたいところでいいよ…」
「ねね、じゃあさお化け屋敷やらない?」
「おっ!いいっすね~」
「翔もいいよね?」
「…おう…」
「…。」
(えっ。どうしよう…私お化けとか苦手なのに…でもここで断ったら悪いし…)
「じゃ、行きましょうか?」
「そうだね!」
「…。おい、萌々香お前…」
「先輩何ですか?」
「…いや何でもねぇ」

お化け屋敷…
「ねー翔~?怖いからくっついてていい?」
「…別に」
「やった!ありがと!」
ギュッ
「…。先輩のバカ…」
「萌々香?どうした?」
「奏多…何でもないよ」
「なんかあったら言えよ?」
「ありがと。」
するとその時…
「うーらーめーしーやー」
「き、きゃあああ〜」
ダッ
「あっ、萌々香!」
「来ないで〜(泣)」
「あ、あれ?私、はぐれちゃったかな…
   どうしよう…怖い…」

「やっとゴールできたね。翔」
「…。」
「ハァハァねぇ、まだ萌々香来てない?」
「え?来てないけど…どうしたの?」
「実は…さっき萌々香が怖がって走っていったんだ…で、探してたんだけど見つからなくて…
もしかしたらもうきてるのかと思って…」
「っ!」
ダッ
「あ、翔どこ行くの」
「…探してくる」
「…っ。」

「…ここどこだろ。真っ暗だし怖いしもうやだ…誰か…」
ポタっ

「…もか…」
「…え?誰?」
「萌々香!どこだ!」
「っ!先輩っ!先輩。私ここです!」
「…どこだよ」
「…あれもしかして…」
ギュッ
「っ!萌々香…か?」
「先輩…(ノд`)ウルウル怖かった…」ガクガク
「っ!ごめんな…すぐに見つけられなくて…」
「だ、大丈夫…です」
「…。」
ギュッ
「えっ?せんぱ…い?」
「ばーか。お前怖かったんだろ?
    だったらまだこうしとけ。」
「で、でも先輩に迷惑かけちゃ…」
「いいんだよ別に…
   いつも迷惑かけられてるからな」
「なっ!それは酷いですよ〜」
「(*^□^)ハハッやっといつものお前に戻ったな」
「心配してくれてありがとうございます!」
「よしっそれならあいつらのとこ行くぞ!」
「あ、そうでした…
  私、奏多の事置いて逃げてきちゃって…
大丈夫かなぁ…」
「あぁ、それなら心配ない。
  さっき会ったからな。」
「そうですか。良かった~」

「ちょっと〜翔?遅かったじゃん」
「わりぃ…ちょっと時間かかった…」
「萌々香の事見つけてくれてありがとうございます!アイツってすぐどっか行くからホント探すのに大変で…」
「ちょっとー奏多!先輩に余計なこと言わないでよね!」
「事実を言っただけですけど?」
「~っもう!奏多のバカっ!」
バシッ
「いって…何すんだよ!」
「奏多がわるいんだもーん。」
「ったくお前は…」
「先輩、奏多の言ったこと気にしないでくださいね?私別に迷子とかになったりしないですから。」
「…今日迷子になってんじゃん…(*^艸^)クスクスw」
「なっ!そ、それはたまたまですよ!」
「お前に限ってはいつもなきがするけど?」
「先輩まで~」
「(*^艸^)クスクスw」

でも、この時の私は気が付かなかった…
まさか先輩と奏多が睨み合ってるなんて…

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