ただの小6のバーサーカーが異世界で暴れまくる

ノベルバユーザー214062

離したくても離す事を許してくれないバーサーカー

「ッ!?」
意識が覚醒し、まず見えたのは夜空だった。
今までの出来事を思い出し、周りを見回す。
           そして、キャンプ中の若い男女を見つけた。

「何奴!?」
ものすごい勢いでバックし、拳を固めて叫ぶ。
「うん?起きたんだね、君、お母さんとはぐれちゃったのかな?少しだけ僕らが保護しよう。」
優しい感じな茶髪男に頭を撫でられ、さらに後ろに下がる。
「・・・君?危ないよ?」
と、青年が警告した直後、後方の草むらが、がさりとなり、狼らしき生物が出てくる。
「いった!?、くねぇ!!」
急に腕に噛み付いた狼に対して、ある
考えにたどり着く。
「てメェもっ!離せねぇ!」
そして、腕を力任せに振り回して、ついにもう片手で狼を殴る。
「キュうーん。」
少し悲しい声を出すが、構わず殴る。
そして、
「吹き、飛べッ、!!」
狼を遥かに彼方にぶっ飛ばした。 

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