男装テクニック☆

rabbit☆

国王陛下からの呼び出しにはご注意を

ブラウンとメイソンはいろいろなことを話したが、貴族としての苦労または王子としての苦労話が中心だったため、あまり盛り上がりはなかった。

コンコン

ロベルト「失礼します」

まだ話足りなかったがロベルトは意外に早めに帰ってきた

ロベルト「国王陛下がお呼びです」

メイソン「わかったいこう。」

そう言って、メイソンが立ち上がる前に

ロベルト「いえ、王子ではなく、ブラウンさんあなたをお呼びです」

ブラウン「え、俺ぇ?」

ブラウンは驚愕した

ブラウン「な、なんか罰でも受けるんでしょうか」

エミリーは不安げにいう

ロベルト「わかりません。とにかくついてきてください」

ロベルトはブラウンを急かし急がせた

廊下を歩いている間になんと謝ればいいか考えを巡らせた

サファイア「大丈夫。いざとなったら瞬間移動魔法で家族ごとお引っ越しさせてあげるから。」

サファイアは心強いことをいってくれるが、不安でしかないし、正直引っ越すなんて父はプライドが許さないだろうし、すべての財産を捨てて逃げるなんてできない。
エミリーはそう思いまた死を覚悟した

しばらくいった所につくと大きな扉があった

ロベルトがその扉をノックする

ロベルト「陛下。ブラウンをつれて参りました」

ジェイコブ「ゴホゴホッ。ブラウンだけ入りなさい」

そう言われ私の心臓はドキンと跳ねる
恐怖で体も震え始め動くどころか息をするのも難しい

ロベルト「さぁはいって」

そんなブラウンをロベルトは半場強引に部屋の中にいれた

ブラウンが中にはいると
豪華な大きいベッドに80くらいの優しい顔をした老人が一人。しんどそうに、咳き込みながら寝そべっていた。
この人が国王陛下らしい。
国王陛下は、看病している侍女を下がらせ、ブラウンをじっと見つめ始めた

ブラウン心の声《そんなに見ないでー》
ブラウンは魂の叫びを口に出さないようこらえながら、震える体も押さえつつ、国王陛下を見つめ返し続ける

ジェイコブ「なるほど。確かに男にしてはひ弱だ。その奇抜な服の着こなしようからして貴族だな。貴族なればあのこの気持ちがわかるのやもしれぬ…。」

ジェイコブは震えて動けないでいるブラウンを気遣いながら言ったつもりだった。だがブラウンは少し怪訝な顔だ

ジェイコブ「…お主はなぜあの子に気に入られたのか知っているのか」

ジェイコブは優しい言葉を極力選びながらいった。

ブラウン「…き、気にい、いられたつ、つもりはあ、ありません。もし、そ、そうだとしても、理由などわ、わかりません。」
ブラウンは震え声でいう

ジェイコブ「…落ち着きなさい。何も叱るために呼び出したわけではない。そんなに震えられてはこっちとしては少し話しづらくなる。」

ブラウン「す、すみません。」
ブラウンはもう恐怖過ぎて全てが怒り言葉に聞こえ、頭を下げた。
頭が上がらないブラウンをジェイコブは見つめる

ジェイコブ「似ている」

ジェイコブの一言に驚きブラウンは一瞬で震えが止まり、頭をあげることができた。


ジェイコブ「いやな。我が妃でありこの国の王妃であるジュリアはしっているだろう?」

ブラウン「は、はい。とても美しく優しい御方だったのを覚えています」

ジェイコブ「そのジュリアとわしが出会ったのもあの野原なのだ、それにその面白いほどの表情豊かなところもお主はよく似ている」

ブラウン「えっ」

王妃と似ている。その言葉がどこか重々しく聞こえた

エミリー心の声《まさかばれてる?》

エミリーはジェイコブの心境を探ろうとしたが瞳が清く悪気はないように見えるだけだった。

ブラウン「俺は男です。美しい王妃様ににているなどありえません。」

ジェイコブ「確かにそれを言えばたいしてにてはいないかもしれぬが、心はうり二つと言ってもよい」

ブラウン「は、はぁ」

ジェイコブは少し考えるようなそぶりを見せる

ジェイコブ「うむ。決めたぞ。」

ジェイコブは体調がすぐれない中立ち上がろうとする。

だがやはり立ち上がれず床にた折れ込む

エミリーは慌ててかけより、背中をさすりながら

ブラウン「陛下大丈夫ですか?」

するとブラウンの片手を津より握りしめブラウンをまっすぐ見つめるジェイコブ

ジェイコブ「たのみを聞いてはくれないか」

あまりの迫力に一瞬たじろぐも、ブラウンは

ブラウン「俺にできるか分かりませんが、お役に立てるように努力いたします。」

ブラウンは擦っていた手を胸にあてながらいう。

ジェイコブ「わしはもう先がないだから。一刻も早く後継者を確定し、その者に、妃をむかいいれさせなければならぬ」

ブラウン「え、後継者はメイソン様ではたないのですか?」

ジェイコブ「それは悪魔でも兄弟同士の争いを少しでも減らしたいからくわだてた仮の後継者なのだ。」

ブラウンはあいた口がふさがらない。

ジェイコブ「そこでお主は心が清く、見込みがある。こんなことを頼むのはこの城のもの意外でなくてはならぬ。そうでなければ公平ではない。」

ブラウン「…してその頼みとは…」

ジェイコブ「…お主に後継者と妃の見極めをしてもらいたいのだ。」

ブラウン「…」

ジェイコブ「…」

ブラウン「えーーーー!!」

ブラウンの悲鳴は大きすぎて、城中にひびいた




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