人類滅亡と水の国

結城成藍

 


 気が付けば、沈んでいた。

 水の国となった世界で微かな酸素を探して呼吸をした。

 天を抜ければ、思いっきり息が吸える。
 きっと明日は、呼吸ができる。



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