君なんてダイキライ!

那月 綾

ダイキライ

昨日、大和が春香さんに告白したということを今日知った。
俺は、春香さんに俺のことを思い出すまで告白をするつもりはなかったが、モタモタしてると大和に取られるかもしれない。
だから、俺も今日、春香さんに告白をすると宣言する。

そして、昼休み…

「…春香さん!俺、春香さんが好きだ!付き合って下さい!」

「…ごめん、無理…」
即答で、春香さんにふられた。俺はこの告白に自身はあった。だって俺は、「…カッコイイ」からだ。
「ど、…どうして!」

「…私、初めて君にあった時から、好きじゃないというか…嫌い?なタイプだったから。」

「えーーー!!」
俺はショックしかなかった。でも、俺は諦めねぇぞぉー!
「…俺は諦めないからな!絶対、春香さんを落とす!」

「…なんで君まで、大和さんと同じこと言うんだろう…」
春香さん、俺は君を守る!俺は知っているから、君のことを。
ひとまず、どうやって落すか考えよう…
(…( ̄-  ̄ ) ンー、壁ドン?…)
まず、一つ目の方法…
ー…俺は春香さんに壁ドンをする。ー
目の前にいる春香さんを壁まで追い込んだ…
(…今だ!)

                      ド        ン
「ッ!…」
春香さんはびっくりした様子で目を丸くした。だが、すぐに真顔に戻った…
「…壁ドン?……………古っ」

   グ           サ              ッ
俺はよろりと、地面に倒れた…
(それは…言わないで欲しかった…できれば…)
それでも俺は諦めないっ!
「…はぁ、君には私を落とせないよ…」

「…絶対、落す!」
俺は、笑いながら言い返す。

これからは、春香さんを完全に落とせるように頑張ろう。

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平和的な話にしました…(´>∀<`)ゝ

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