愚か者ノヒト哲学
愚か者ノヒト哲学 - 00 -
… …
「ふぅ〜…チッ!」
起きて数分、意味のわからない苛立ちに舌打ちをする。そしてそんな自分に妥協ともとれる言葉を声にだす…
乾いた空気に音が響く…ズヮ〜ン…
うん、、よいね。
和音の音が心地よく同じコードを何度もかき鳴らす。まだ朝の6時だってのにアンプにつないで音を出す、若い頃はギュイ〜ンってなる音が好きだったがオッサンになったらズヮ〜ンってならす音のほうが好きになってる、エレキギターに興味がない方々にはわからない表現だろう。40過ぎのオッサンなのに相変わらず近所迷惑なオレである、これから先もずっとこんななのかもしれない…
「まあ、こんなもんだろ」
独り言。
自分を諦めさせるかのような言葉。
オレにとっては自分にかける呪詛かもしれない。あと40ステージくらい成功と失敗を繰り返しながらやっていくしかない、オレ的にたぶん3回目であろうヒトってやつを…そう人間経験を…
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