34歳気弱なサラリーマン、囚われの美少女お姫様始めました
第36話 クロちゃんの抵抗
「さてと」
ミダはクロちゃんの衣服をべりべり剥ぎ取り始めた。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
クロちゃんはあっという間に上半身を丸裸にされてしまった。
「ふうん、胸は結構あるんだ。ま、1回ぐらい やる ならいいか。」
無遠慮にクロちゃんの乳房を掴んで揉む。
「や・・・、待ってっていってるでしょーーー!それ以上な事したら、怒る!(中身のおじさんは!)」
「怒ってどうするのさ」
ミダは自分のズボンの前をはだけて、クロちゃんのスカートに手を入れてきた。
「まってまってまってーーーーー!」
「あ、そうか」
ミダはクロちゃんの顎を掴むと、かなり濃厚なキスをしてきた。
「やる 前にこれぐらいしとかないとね」
この預言者はカナリ遊び人のようである。
ロックは頭上で暴れまわっているが、魔法の草花が絡みついていて逃げられそうにない。
「モニカっ!モニカ助けて~」
最後の頼みの綱に手を伸ばすクロちゃん。
しかしモニカは気が付けばグウグウ眠っていた・・・・・・。
「も、モニカ・・・」
まあしかし、お腹に赤ちゃんがいるモニカに無理をさせるわけにはいかない。
とりあえず自力で暴れることにしたが、これもいつまでもつか分からない。
「大人しくしなよ。痛い目にあいたくないだろう?ちょっと××るだけだから」
「ちょっ・・・って、男の風上にも置けないやつだなぁもう!」
中身はさえないけど34歳のサラリーマン、いい加減自分の半分ぐらいの年の子にいいようにされていることに腹が立ってきた。
殴ってやる!と思ったが、女の子の身体ということを忘れていた。組み敷かれていては力が出ない。
その時、預言者ミダの顔がふっと変わった。
緑色の瞳が灰色になり、表情が消える。
クロちゃんは体が軽くなったのを感じた。上に乗っているミダが、ほんの少しだが空中に浮いているのだ。
「王子が・・・王子が・・・」
次の瞬間、植物が絵に戻り、ロックが天井から降って来た。
モニカがパチッと目を覚ます。
「王子が死ぬ!」
「そして」
「助けられるのは黒髪の少女だけ」
預言者ミダはクロちゃんの上で気を失って倒れた。
さっきまで閉ざされていた扉が ギギギ と不気味な音を立てて開いていく。
「これはチャンスかも・・・」
天井から落ちてブツブツ文句を言っているロックを無視しつつ考えた。
上半身の服を破られたので、気絶しているミダのシャツを拝借する。
「よく分からないけど、扉は開いたし、ミダさんは気を失ったし、逃げましょうボクたち!」
「おう、まあそれがいいな。なぜか・・・外には見張りもいないし、行くぞ!」
「あ、待って!」
クロちゃんはついて来ようとするモニカの頭を撫でながら言った。
「ごめんねモニカ、ボクたちは行かなきゃいけないんだ。モニカは仲間がいるところで、元気な赤ちゃんを産んでね。」
モニカは鼻先でクロちゃんに甘えたが、分かってくれたのか1歩後ずさって姿勢を正した。
”さようなら”とあいさつしているかのように。惚れ惚れする立ち姿だ。
「立派な生き物だなぁ・・・」
感心するクロちゃん。
「行くぞ!」
ロックは走り出す。クロちゃんも後に続く。
壁の角や柱を利用して隠れながら進むが、それが必要ないぐらい城内には人がいなかった。
「おかしいな・・・。人がいなさすぎる。」
中庭の近くの廊下まで来た時、庭の方で大騒ぎになっている大勢の声が聞こえてきた。
城中の人間が集まっているかのような人だかり。
「あっ!」
クロちゃんは思わず叫んだ。
4匹の、モニカ以外のブルーライオンたちが、槍を構えた騎士たちに取り囲まれているのだ。
何回か刺されているのだろう、ライオンたちの身体からは所々血が溢れていた。
騎士の一人が叫ぶ。
「オルガ王子をお救いするために、ブルーライオンを捕らえて生贄に捧げるんだ!」
ミダはクロちゃんの衣服をべりべり剥ぎ取り始めた。
「ちょ、ちょっと待ってください!」
クロちゃんはあっという間に上半身を丸裸にされてしまった。
「ふうん、胸は結構あるんだ。ま、1回ぐらい やる ならいいか。」
無遠慮にクロちゃんの乳房を掴んで揉む。
「や・・・、待ってっていってるでしょーーー!それ以上な事したら、怒る!(中身のおじさんは!)」
「怒ってどうするのさ」
ミダは自分のズボンの前をはだけて、クロちゃんのスカートに手を入れてきた。
「まってまってまってーーーーー!」
「あ、そうか」
ミダはクロちゃんの顎を掴むと、かなり濃厚なキスをしてきた。
「やる 前にこれぐらいしとかないとね」
この預言者はカナリ遊び人のようである。
ロックは頭上で暴れまわっているが、魔法の草花が絡みついていて逃げられそうにない。
「モニカっ!モニカ助けて~」
最後の頼みの綱に手を伸ばすクロちゃん。
しかしモニカは気が付けばグウグウ眠っていた・・・・・・。
「も、モニカ・・・」
まあしかし、お腹に赤ちゃんがいるモニカに無理をさせるわけにはいかない。
とりあえず自力で暴れることにしたが、これもいつまでもつか分からない。
「大人しくしなよ。痛い目にあいたくないだろう?ちょっと××るだけだから」
「ちょっ・・・って、男の風上にも置けないやつだなぁもう!」
中身はさえないけど34歳のサラリーマン、いい加減自分の半分ぐらいの年の子にいいようにされていることに腹が立ってきた。
殴ってやる!と思ったが、女の子の身体ということを忘れていた。組み敷かれていては力が出ない。
その時、預言者ミダの顔がふっと変わった。
緑色の瞳が灰色になり、表情が消える。
クロちゃんは体が軽くなったのを感じた。上に乗っているミダが、ほんの少しだが空中に浮いているのだ。
「王子が・・・王子が・・・」
次の瞬間、植物が絵に戻り、ロックが天井から降って来た。
モニカがパチッと目を覚ます。
「王子が死ぬ!」
「そして」
「助けられるのは黒髪の少女だけ」
預言者ミダはクロちゃんの上で気を失って倒れた。
さっきまで閉ざされていた扉が ギギギ と不気味な音を立てて開いていく。
「これはチャンスかも・・・」
天井から落ちてブツブツ文句を言っているロックを無視しつつ考えた。
上半身の服を破られたので、気絶しているミダのシャツを拝借する。
「よく分からないけど、扉は開いたし、ミダさんは気を失ったし、逃げましょうボクたち!」
「おう、まあそれがいいな。なぜか・・・外には見張りもいないし、行くぞ!」
「あ、待って!」
クロちゃんはついて来ようとするモニカの頭を撫でながら言った。
「ごめんねモニカ、ボクたちは行かなきゃいけないんだ。モニカは仲間がいるところで、元気な赤ちゃんを産んでね。」
モニカは鼻先でクロちゃんに甘えたが、分かってくれたのか1歩後ずさって姿勢を正した。
”さようなら”とあいさつしているかのように。惚れ惚れする立ち姿だ。
「立派な生き物だなぁ・・・」
感心するクロちゃん。
「行くぞ!」
ロックは走り出す。クロちゃんも後に続く。
壁の角や柱を利用して隠れながら進むが、それが必要ないぐらい城内には人がいなかった。
「おかしいな・・・。人がいなさすぎる。」
中庭の近くの廊下まで来た時、庭の方で大騒ぎになっている大勢の声が聞こえてきた。
城中の人間が集まっているかのような人だかり。
「あっ!」
クロちゃんは思わず叫んだ。
4匹の、モニカ以外のブルーライオンたちが、槍を構えた騎士たちに取り囲まれているのだ。
何回か刺されているのだろう、ライオンたちの身体からは所々血が溢れていた。
騎士の一人が叫ぶ。
「オルガ王子をお救いするために、ブルーライオンを捕らえて生贄に捧げるんだ!」
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