オオカミ少女
オカズ
ガチャー
部屋に入ると、先ほどの光景のままだった。
皆が私を家畜を見るかのような目で見てくる。
正直、足がすくんだ。
犯された時のことが頭をよぎった。
どうしよう
どうしよう
どうしよう
すると兄が、
『さぁ、みんなで美味しくカレーを食べようじゃないか。
オカズと一緒ね』
そう言って兄は私をニヤァっと
見た。
やばい!
そう思った時には、
手に持っていた私のカレーは机の上に置かれ、
手足を縛り付けられていた。
また、犯される時間が来てしまった。
オカズとは、私のことだったらしい。
事が終わった頃には、
私のカレーは白く生臭いカレーになっていた。
そして、それを食えと兄は命令した。
正直、吐き気がした。
けど、兄は無理やり食べさせる。
私に拒否権はないかのように。
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