悪に憧れた少年の物語

Fs様の下僕

第3話ステータスと魔物

一息つける所を探し始めて気づいたことがある。

まずは分かったのは、自分が人間離れしている
ことだ……いやまぁ傷がすぐ治ること自体人間離れしてるけど、移動始めて身体が妙に軽いことに気づき軽く走ろうとして一歩踏み込んだところ物凄いスピードで木に衝突した…

「イッタ!?嘘だろこれ!?」

その時衝突した木の方からメキメキと聴こえて来た。後ろに振り向くと巨大な木が倒れてくるところだった。

「え?」

突然の事に動けず下敷きなってしまった……
少し経って木の下から声が聴こえてきた。巨大な木を持ち上げた紅が、力任せに木を投げ飛ばした。
その木は、物凄いスピードで彼方に消えていった。

「はぁはぁ?どうなってだ俺の身体は?」

日本にいた時と比べてありえない力が出せる様になった自分の身体の事を考えていると、遠くらから何がこちらに近づいて来ていた。
それは、身長が120センチくらいで醜悪な外見をしており、緑色の身体で人間の様な姿をした生物まるで…

「ゴブリン?」

ゴブリンの様な生物が十体程おり、それぞれが棍棒や剣や杖や弓を持った生物が団体でいた。

「ゴブリンねぇ〜異世界らしいけど、本当にゴブリンなのかなぁ?鑑定とかそう言うのが使えればなぁ〜」

そう言っていると、目の前に画面の様な物が現れた。

「うおっ!?なんだこれ?」

そこにはこう書いてあった。




ステータス
ゴブリン
・力30    ・技力6    ・防力20    ・魔力20
・総力   76
・武器   木の棍棒
・危険度1

ステータス
ゴブリンソード
・力 50    ・技力20  ・防力40   ・魔力30
・総力140
・武器   鉄の剣
・危険度2

ステータス
ゴブリンアーチャー
・力40     ・技力35   ・防力30   ・魔力25
・総力130
・武器   弓
・危険度2

ステータス
ゴブリンキャスター
・力10     ・技力50    ・防力15    ・魔力60
・総力135
・武器   杖
・危険度2




「ステータス?」

そこには名前や武器や危険度や力などが書いてあり、力は身体能力、技力は技や技術、防力は防御力また耐久値、魔力は魔力の量や質、これらを全て総合したのが総力である。

「へ〜何これ!便利なんですけど〜!まさか本当に鑑定が出来るとは!さてさて自分のステータスどうなってるんだか見てみるか」


ステータス
桜井 紅(さくらい こう)
・力350   ・技力100   ・防力200   ・魔力1000
・総力1650

加護
終焉の加護
終焉の神に、愛された者に、与えられる力
終焉の闇鎧
終焉の闇の力を、纏って鎧にすることで身体能力などさまざまなステータスを上げることができるが、やり過ぎると暴走する。
また、終焉の闇の力を持っている者は、身体が傷ついたりしても、勝手に再生することができる。
さらに自由自在に闇を操る事ができます。
ごく稀に、終焉の力に適合した魔物や人が、眷属にできる。適合した者は適合する前よりステータスが、かなり上がる。
終焉の業火
全てを焼きつきす黒き炎を、操ることができる。

ロリの守護者
ロリを守るためやロリにたいする愛が強くなる程、ステータスが上がる能力…ただし、近くにロリが、居ないと発動しない。

「なにこれ?俺強くね?」





どうでしたか、今回はゴブリンの登場です。
また主人公のステータスは少し変えました…これでさらに厨二病らしさが増えましたね笑
次回はゴブリン達が主人公やられてしまう話です。

楽しんで見てもらえたら幸いです!
誤字などがあったら是非教えて下さい(>人<;)
またアドバイスや改善点があったら教えて下さい
m(._.)m

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コメント

  • 宮結翔

    ついにゴブリンですかw次リザードマン出て来たりしてwやっぱ異世界ものはいいですね笑次回はバトルと予想しとこー\\\\٩( 'ω' )و ////次回作も楽しみにしてます!

    1
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