神様育てませんか?
14話 寝言って聞かれると恥ずかしいよね
「、、、ぅん?、、ここは?」
どうやら寝ていたらしい。
ここはどこだろう?俺の家では、、、ないよな?
なんだか記憶が曖昧だ、、、
なんでこんなところで寝ていたんだろう?
「おや、目が覚めたかい?」
「ん?あ、ばぁちゃん」
声を掛けられた方向を向くと、ばぁちゃんが微笑みながら俺を見つめていた。
そうか、、、
「ここが、、天国か」
「わしはまだ死んどらんわ!」
「痛い!ごめんなさい!!くるぶしを集中的に攻撃しないで!!」
そ、そうだ。ばぁちゃんはギックリ腰で入院中だった。
でもそうだとするとここは、
「病院ってこと?」
「そういうことじゃな。何やら悪いものでも食べたらしいぞ」
「そうなんだ、、うん。何となく思い出してきたよ」
ミユカの料理?を食べて俺は倒れたんだ。
そのまま病院に運ばれたってことか、、、
ヘメットさんが救急車を呼んでくれたんだろうか?
「、、、ん?」
何やら腕に違和感が、、
「あぁ、ミユカちゃんは眠っちゃったのかい」
「ミユカ?」
右下を見ると俺のベットに突っ伏すようにミユカが寝ていた。
もしかして、ずっといてくれたのか?
「自分が悪いからって帰れと言っても聞かなくてな。ずっと握っていてくれたよ」
「ミユカ、、、」
「お前の肘関節を」
「どおりで腕が曲がらないと思ったよ」
なんで関節!?こういう時の相場は手だろ!
「あらあら〜。目が覚めたんですね〜」
「ヘメットさん、ご迷惑をお掛けしました」
「いえいえ〜。兵器を作ったのはミユカですから〜」
「兵器って、、じゃあ取り扱いを間違えた感じですかね」
「まぁそういう事なんでしょうか〜。でも可愛い女の子のご飯が不味くて倒れるなんてギャルゲー展開ですね〜。いいものを見せて頂きました〜」
「実際に体験するともう見たくない展開ですがね、、、」
いつの間にかギャルゲーに造形が深くなったヘメットさんと少しの間談笑していると、
「ん、んー、、、」
「あらあら〜。ミユカは寝てしまってるんですね〜。明日になれば退院出来るらしいですから、今日はもう帰りましょうね〜」
側から見たら完全に親子のやりとりだな。
まぁ、俺もそろそろ腕を曲げたいしミユカを起こしてもらえるのはありがたいが、、、
「ぅん、ごめ、、んなさい、、、」
ミユカが寝言で謝っている。
そこまで気に病まなくても良いのにな。
後でフォローしておくか、、、
「ごめんなさい、、勝手にTポイント使ってごめんなさい、、、」
知らない懺悔が始まったよ!!
俺のTポイント使われてるの!?確かにいちいち確認してないけれど!
「あと、、漫画借りるときに、帯邪魔だから捨ててごめんなさい」
おいー!捨てるなよ!俺は帯そのままにしておくタイプなんだよ!!
「あと、、、」
「もういい!もういいから!!」
「うーん、、あれ?やっと目覚ましたのかー」
「そのままの言葉をお前に帰したいよ」
さっきの寝言を聞いたあとだと複雑だが、俺が意識を失っている間側にいてくれた事は事実だからな、、、一応お礼を言っておくか
「ありがとうな。その、ずっと近くにいてくれたみたいで、、」
「あー、うん!気にすんな!わたしが料理上手くなったらまた食べてなー」
「ああ、俺が死ぬまでに上手くなれたらいいな」
「流石にそこまでには上手くなるだろー!」
特に冗談を言ったわけではないのだが、ミユカはケラケラと笑っていた。
まぁ、取り敢えず笑顔を見れただけで良しとしておくかと俺は安堵するのだった。
どうやら寝ていたらしい。
ここはどこだろう?俺の家では、、、ないよな?
なんだか記憶が曖昧だ、、、
なんでこんなところで寝ていたんだろう?
「おや、目が覚めたかい?」
「ん?あ、ばぁちゃん」
声を掛けられた方向を向くと、ばぁちゃんが微笑みながら俺を見つめていた。
そうか、、、
「ここが、、天国か」
「わしはまだ死んどらんわ!」
「痛い!ごめんなさい!!くるぶしを集中的に攻撃しないで!!」
そ、そうだ。ばぁちゃんはギックリ腰で入院中だった。
でもそうだとするとここは、
「病院ってこと?」
「そういうことじゃな。何やら悪いものでも食べたらしいぞ」
「そうなんだ、、うん。何となく思い出してきたよ」
ミユカの料理?を食べて俺は倒れたんだ。
そのまま病院に運ばれたってことか、、、
ヘメットさんが救急車を呼んでくれたんだろうか?
「、、、ん?」
何やら腕に違和感が、、
「あぁ、ミユカちゃんは眠っちゃったのかい」
「ミユカ?」
右下を見ると俺のベットに突っ伏すようにミユカが寝ていた。
もしかして、ずっといてくれたのか?
「自分が悪いからって帰れと言っても聞かなくてな。ずっと握っていてくれたよ」
「ミユカ、、、」
「お前の肘関節を」
「どおりで腕が曲がらないと思ったよ」
なんで関節!?こういう時の相場は手だろ!
「あらあら〜。目が覚めたんですね〜」
「ヘメットさん、ご迷惑をお掛けしました」
「いえいえ〜。兵器を作ったのはミユカですから〜」
「兵器って、、じゃあ取り扱いを間違えた感じですかね」
「まぁそういう事なんでしょうか〜。でも可愛い女の子のご飯が不味くて倒れるなんてギャルゲー展開ですね〜。いいものを見せて頂きました〜」
「実際に体験するともう見たくない展開ですがね、、、」
いつの間にかギャルゲーに造形が深くなったヘメットさんと少しの間談笑していると、
「ん、んー、、、」
「あらあら〜。ミユカは寝てしまってるんですね〜。明日になれば退院出来るらしいですから、今日はもう帰りましょうね〜」
側から見たら完全に親子のやりとりだな。
まぁ、俺もそろそろ腕を曲げたいしミユカを起こしてもらえるのはありがたいが、、、
「ぅん、ごめ、、んなさい、、、」
ミユカが寝言で謝っている。
そこまで気に病まなくても良いのにな。
後でフォローしておくか、、、
「ごめんなさい、、勝手にTポイント使ってごめんなさい、、、」
知らない懺悔が始まったよ!!
俺のTポイント使われてるの!?確かにいちいち確認してないけれど!
「あと、、漫画借りるときに、帯邪魔だから捨ててごめんなさい」
おいー!捨てるなよ!俺は帯そのままにしておくタイプなんだよ!!
「あと、、、」
「もういい!もういいから!!」
「うーん、、あれ?やっと目覚ましたのかー」
「そのままの言葉をお前に帰したいよ」
さっきの寝言を聞いたあとだと複雑だが、俺が意識を失っている間側にいてくれた事は事実だからな、、、一応お礼を言っておくか
「ありがとうな。その、ずっと近くにいてくれたみたいで、、」
「あー、うん!気にすんな!わたしが料理上手くなったらまた食べてなー」
「ああ、俺が死ぬまでに上手くなれたらいいな」
「流石にそこまでには上手くなるだろー!」
特に冗談を言ったわけではないのだが、ミユカはケラケラと笑っていた。
まぁ、取り敢えず笑顔を見れただけで良しとしておくかと俺は安堵するのだった。
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