神様育てませんか?
1話 勧誘って断るの難しいよね
『-ンポーン、ピンポーン』
土曜の朝、自宅のインターホンの音で目が覚めた。
前日夜更かししたこともあり、眠い目をこすりながら時計を見てみると、
「6時、、ってこんな早くになんだよ」
宅配便を頼んだ覚えはない。
俺は居留守して二度寝しようと即断した。
しかし、
『ピンポーン、ピンポーン』
どうやら諦めていないみたいだ。
「ばぁちゃんは、、もう出掛けてるのか」
相変わらず元気でなによりだ。
人間健康が一番だな、うん。
『ピィィィィィイン、、、ポーン』
しつこいな!
別に押し方が弱かったわけじゃないよ!
押し込まなくても大丈夫だよ!
『ピピピピーンピンピンピッピピーン』
どうやるの!?その鳴らし方!
鳴らし過ぎてレベルアップしたの!?
「あー、もうわかったわかった」
目も覚めてしまったので玄関まで出て行き、ドアの前に立った。
「すいません、どちらさまですか?」
「あ、やっとでて頂けました〜。いないのかと不安になりましたよ〜」
女の人か?随分ゆったりとした喋り方だな
「すいません、ちょっと手が離せなかったもので、、それで何か御用ですか?」
「あ、そうそうそうでした〜。神様をお届けに来ましたので、ここ開けて頂けますか〜」
・・・?
神様を届けに来たって言った?
いやいや寝ぼけ過ぎか。
「あの、すいません。今神s、、」
「言いましたよ〜」
食い気味に肯定されたわ。
危ない人のようだし帰ってもらおう。
「宗教的な勧誘は間に合ってますので、帰って頂けますか?」
「え?えぇ〜!?違いますよ〜。あの、勧誘的なアレじゃなくて、ただ純粋に神様を届けに来ただけですよ〜」
「いやいや、純粋にってむしろ怖いですって!勧誘の方がまだ飲み込めますよ」
「えぇっとどうしましょう〜。ヨネ子さん、ヨネ子さんはいませんか〜」
今ヨネ子さんって言ったか?
「えっと、ばぁちゃんを知ってるんですか?」
「もちろん知ってますよ〜。今日訪問させて頂きますと約束してたんです〜」
なるほどばぁちゃんの知り合いか。
それなら朝早いのも納得だ。
女の人1人ということもあり、警戒を解いた俺はドアを開けることにした。
「ありがとうございます〜。あらあら貴方お孫さんですね〜。話は聞いていますよ〜」
開けた先には黒髪ロングの女性が立っていた。
声のイメージ通りおっとりとしていて控えめ清楚な感じだ。
ただ、胸の方は控えめではなかった。
「、、、」
「どうされたんですか〜」
「、、は!い、いえ!」
しまった!これが狙いなのか!?無意識に目が釘付けになってしまった!
「そ、それで神様っていうのは?」
誤魔化すためについ話に乗っかってしまった。
「あらあらそうでした〜。この子のことですよ〜」
この子?
よく見ると後ろにもう1人女の子が立っていた。
「どーも、神です。取り敢えず喉乾いたからコーラちょうだい」
開口一番飲み物を要求してきた金髪ショートの女の子はそれはそれはダルそうで太々しい態度だった。
ただ、それはそれは胸の方は控えめだった。
土曜の朝、自宅のインターホンの音で目が覚めた。
前日夜更かししたこともあり、眠い目をこすりながら時計を見てみると、
「6時、、ってこんな早くになんだよ」
宅配便を頼んだ覚えはない。
俺は居留守して二度寝しようと即断した。
しかし、
『ピンポーン、ピンポーン』
どうやら諦めていないみたいだ。
「ばぁちゃんは、、もう出掛けてるのか」
相変わらず元気でなによりだ。
人間健康が一番だな、うん。
『ピィィィィィイン、、、ポーン』
しつこいな!
別に押し方が弱かったわけじゃないよ!
押し込まなくても大丈夫だよ!
『ピピピピーンピンピンピッピピーン』
どうやるの!?その鳴らし方!
鳴らし過ぎてレベルアップしたの!?
「あー、もうわかったわかった」
目も覚めてしまったので玄関まで出て行き、ドアの前に立った。
「すいません、どちらさまですか?」
「あ、やっとでて頂けました〜。いないのかと不安になりましたよ〜」
女の人か?随分ゆったりとした喋り方だな
「すいません、ちょっと手が離せなかったもので、、それで何か御用ですか?」
「あ、そうそうそうでした〜。神様をお届けに来ましたので、ここ開けて頂けますか〜」
・・・?
神様を届けに来たって言った?
いやいや寝ぼけ過ぎか。
「あの、すいません。今神s、、」
「言いましたよ〜」
食い気味に肯定されたわ。
危ない人のようだし帰ってもらおう。
「宗教的な勧誘は間に合ってますので、帰って頂けますか?」
「え?えぇ〜!?違いますよ〜。あの、勧誘的なアレじゃなくて、ただ純粋に神様を届けに来ただけですよ〜」
「いやいや、純粋にってむしろ怖いですって!勧誘の方がまだ飲み込めますよ」
「えぇっとどうしましょう〜。ヨネ子さん、ヨネ子さんはいませんか〜」
今ヨネ子さんって言ったか?
「えっと、ばぁちゃんを知ってるんですか?」
「もちろん知ってますよ〜。今日訪問させて頂きますと約束してたんです〜」
なるほどばぁちゃんの知り合いか。
それなら朝早いのも納得だ。
女の人1人ということもあり、警戒を解いた俺はドアを開けることにした。
「ありがとうございます〜。あらあら貴方お孫さんですね〜。話は聞いていますよ〜」
開けた先には黒髪ロングの女性が立っていた。
声のイメージ通りおっとりとしていて控えめ清楚な感じだ。
ただ、胸の方は控えめではなかった。
「、、、」
「どうされたんですか〜」
「、、は!い、いえ!」
しまった!これが狙いなのか!?無意識に目が釘付けになってしまった!
「そ、それで神様っていうのは?」
誤魔化すためについ話に乗っかってしまった。
「あらあらそうでした〜。この子のことですよ〜」
この子?
よく見ると後ろにもう1人女の子が立っていた。
「どーも、神です。取り敢えず喉乾いたからコーラちょうだい」
開口一番飲み物を要求してきた金髪ショートの女の子はそれはそれはダルそうで太々しい態度だった。
ただ、それはそれは胸の方は控えめだった。
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