異世界転生思い出したら彼女を探そう。

ノベルバユーザー48014

レオンのはじめて②

ルーシーに僕とメイの目的を聞いてから僕らはメルシーに連れられて魔法の訓練場に案内された。「メルシー様本日もよろしくお願いします!」と何人もの兵隊さん達がメルシーに挨拶をした。その挨拶を聞いたメルシーが兵隊たちの前に立ち「皆様お疲れ様です。今日はこれからもちょっとした模擬戦を行って頂きますわ。相手はレオン・ルビー様とそのメイドのメイさんの2人です。この2人は私よりも遥かに高みにいる魔法使いです。その上、家は騎士の将軍を代々務められる騎士の家系。騎士としても貴方方より上なのは間違いありません。なのでこの2人にあなた達全員で模擬戦を行ってください。それにこれは威力偵察も兼ねていますので全力で取り掛かって下さい。それでは模擬戦は1時間後に始めますわ。準備はしっかりとしておいてください。」と言いメルシーは僕達の元へ戻ってきた。そして僕はメルシーに言った。「メルシーさん!これはハードルを上げすぎですよ。みんなの顔が怖いです。」と言うと一番最初にメルシーに挨拶をした兵隊のアルビンがこっちにやって来て声を掛けてきた。「メルシー様。こちらのレオン様と少し会話をしても宜しいですか?」「どうぞ。」「ありがとうございます。ではレオン様。質問をしても宜しいですか?」と聞かれたので僕は「どうぞ。」と答えると。「ありがとうございますでは、あなたとメイドは何魔法が得意なのですか?」と聞いてきた。「何でそんなことを聞くんですか?」「私の部下を2人、護衛に付けたのですが、雷魔法や回復魔法、防御魔法というとても難易度の高い魔法が普段から使われているような話をしていると聞きました。それが事実ならその魔法を得意としているのかを聞いてみたいと思ったのですが。」「そういう事ですか。でも僕は雷魔法が得意っていうより攻撃魔法が得意なんだよ。メイも回復魔法と防御魔法と言うよりも僕と反対の魔法が得意という感じだよ。」と答えると。「ではレオン様はその反対の魔法が苦手でメイドは攻撃魔法が苦手という事ですか?」「僕もメイもどちらも苦手ではないよ。何が得意なのかを聞かれたからこういうふうに答えただけだよ。」「と言うと別に苦手ではないと言う事ですか?」「うんそうだね。メイも攻撃魔法苦手じゃないよね?」「はい。土の攻撃魔法以外は苦手ではありません、レオン様。」というのを聞いてアルビンは「質問に答えていただきありがとうございます。」と言って走って軍の所に戻っていくのであった。・・・1時間がたち僕とメイの初めての模擬戦(対人戦)が始まった。そこでメルシーから説明が入った。「今回はこちらの会場で模擬戦を行います。こちらには特殊な結界が張ってあります。なのでもしこの結界の中で死んでしまっても結界から出れば結界に入る前の状態に戻りますので結界の中でしたら相手を殺しても問題ありません。それでは始めて下さい。」その始めの合図を聞いて僕はとりあえずメイに防御魔法のディメンションエリアをかけてもらった。ディメンションエリアをメイは簡単に使うが実はこの魔法は使える人が今は王都にもいないと言われる魔法である。僕はメイのディメンションエリアの中から僕は攻撃魔法でも最大の威力を誇ると思うワールドエンドを使った。ワールドエンドも攻撃魔法の中で超高難易度の魔法で地面を自分を中心に割りそこからマグマや溶岩で攻撃するという馬鹿げた魔法である。だが、これを食らって一万人いた軍の兵士達はほぼ全滅した。でも200人残っていた。その残った200人が風魔法のウィンドスパイクとファイヤースパイクを撃ち込んできて強く大きな炎を作り攻撃したがメイの出したディメンションエリアの中にいた2人は傷一つ負うことなく中で新しい魔法を練っていた。攻撃が終わると僕はまた超高難易度攻撃魔法のメテオバーンを使った。メテオバーンは名前の通り隕石を落として保の周辺にいる人に衝撃波を与えてダメージを与える技である。この技を前に残った200人も戦意を損失してその場に膝を着いた。そして僕はメイとはじめての模擬戦を勝利で終わらせたのである。模擬戦が終わってから2人を相手にした兵士達は僕達に詰め寄りこの一言。「「「「「「「「「「「「「「弟子にしてください!」」」」」」」」」」」」」」と言われたのである。

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