白い悪魔と愛した人達へ

回る世界


17の秋、私は友達と週に3回はクラブにいた。

最初はお酒ばかりの日々だったがある日友達が、「これお酒と飲むとあがるよー!合法だし大丈夫だよ」

渡されたのは真っ赤なシートに一錠の錠剤が入っていた。睡眠薬のエリミンというもので、エリミンとお酒を飲むのが当時流行っていた。

確かにフワーっとするものの毎回記憶がなくなり。包丁を持って暴れるなど記憶のないうちに暴走行為に走ることが多々あったが、なんだかエリミンがないと楽しくなかった。

だが、もっと楽しい物と出会うまで時間はかからなかった。

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