テイムの力が凄すぎました
23. 学科選び、そしてついに
和也とガイルとで食堂でゆっくり話していた。
結局、学科について悩んでいた僕だったが召喚と…生活を選ぶことにした。
正直、体術とすごく迷ったんだけど…。料理とか基本的な生活スキルは身につけたいし、自己防衛ぐらいには体術を教えてもらえるからちょうどいいか…と。
「へぇ、優樹が生活選ぶなんてな」
「うん。僕不器用だから意外と大変そうだけどね。和也は?」
「…迷ったんだが、職業通り、剣士と魔法にした。近距離も遠距離からでも強くなりたいし」
「妥当な判断だと思うよ」
正直、和也ならどれでも極められそうだけど。
「ガイルは?」
「俺は武闘と体術だぞ!」
ガイルは完璧に武闘家っぽいからな〜
ちなみにアレンは魔法だけに専念、黒華さんと高木さんは…多分、魔法とあと1つなにか入れてる感じかな。
「明日からだし、今日はのんびりポチ達と過ごそうと思ってるけど、和也達はどうする?」
「俺は今のうちに半分残ってる課題を済ませておくか」
おとといに全クラスで、魔法の相性とか今習っている段階の基礎的知識を問うプリント等課題を渡されている。提出明日だったけ?
「え、まだ終わってなかったの?」
「お前が早すぎるんだよ…。それに、俺よりひどそうな奴がいるんじゃないか?」
僕と和也でガイルを見る。
「俺か?もちろん!やってないぞ!」
いや開き直るな。
「威張ることじゃないでしょ…」
「こいつも課題をやらんといけんっていうことだな」
「そっか、じゃあここら辺で解散だね」
2人と別れた後、僕は学園にある野原でポチ達とのんびり日向ぼっこしていた。幸い、誰もいないみたいだし。卵もあったかい方が速く孵りやすいだろう。
「…お腹すいた」
「え、さっきもルナにお菓子あげなかったけ?」
「…ルナは食いしん坊なのだ」
「わかったわかった。はい、お口あーんして」
「あむ…びみ」
本当に美味しそうに頬張ってくれるなぁ。
「それにしても、ポチの毛皮モフモフしてて…寝るには最適だね…ふぁ〜」
「クゥーン…」
みんな眠たくなってきたな…。
まだ時間はあるし、このままゆったり過ごしていいかな〜。
パキッ…パキパキッ!
「ん…?」
いきなり音がして卵を見てみると…今にも中から出てきそうだった。ゲームみたいだなぁ…ってマジか!?
「どうしよう!なんか準備いるっけ!?」
そんな焦っていた間にも、卵の孵化はどんどん進んでいた。
パキパキ…パカっ!
突如眩しい光がした後…何かの鳴き声が響いた。
「ピッ!ピピーッ!」
「…えっと、小鳥…だよね?」
とても綺麗な緑色をした小鳥がよてよてと歩いていた。
ん?この種類、前に召喚の本読んだ時にどこかで…。
「もしかして、エメラルドバード!?」
グリーンバードとよく似ているが、この子にある光沢はグリーンバードにはないらしい。
確か、伝説とまではいかないけれど、自然の力を操れるという強さだけでなく、幸せをもたらすとしてルナ達妖精と同じくらい珍しいはずだ。
召喚で豪運の力が発揮されすぎじゃないか…?
「ピィ?」
散々歩いた後、僕と目が合い首を傾げる。
…すごく強いように思えないというか、可愛すぎるんだけど。
「ピーッ!」
僕を親だと認識したのか楽な体勢で座っていた僕のお腹に飛び乗る。
「名前、どうしようか」
小鳥の頭を撫でながら考える。ふわふわしてて気持ちいい…じゃなくて。
エメラルド…だから
「よし、君の名前はメルだ」
「ピー?…ピピーッ!」
喜んでくれて何よりだ。そして契約が結ばれた。
…それにしても、
「…思ってた以上に豪運が影響してるな」
そんなことをつぶやきながら、もう少しみんなと眠ることにした。
結局、学科について悩んでいた僕だったが召喚と…生活を選ぶことにした。
正直、体術とすごく迷ったんだけど…。料理とか基本的な生活スキルは身につけたいし、自己防衛ぐらいには体術を教えてもらえるからちょうどいいか…と。
「へぇ、優樹が生活選ぶなんてな」
「うん。僕不器用だから意外と大変そうだけどね。和也は?」
「…迷ったんだが、職業通り、剣士と魔法にした。近距離も遠距離からでも強くなりたいし」
「妥当な判断だと思うよ」
正直、和也ならどれでも極められそうだけど。
「ガイルは?」
「俺は武闘と体術だぞ!」
ガイルは完璧に武闘家っぽいからな〜
ちなみにアレンは魔法だけに専念、黒華さんと高木さんは…多分、魔法とあと1つなにか入れてる感じかな。
「明日からだし、今日はのんびりポチ達と過ごそうと思ってるけど、和也達はどうする?」
「俺は今のうちに半分残ってる課題を済ませておくか」
おとといに全クラスで、魔法の相性とか今習っている段階の基礎的知識を問うプリント等課題を渡されている。提出明日だったけ?
「え、まだ終わってなかったの?」
「お前が早すぎるんだよ…。それに、俺よりひどそうな奴がいるんじゃないか?」
僕と和也でガイルを見る。
「俺か?もちろん!やってないぞ!」
いや開き直るな。
「威張ることじゃないでしょ…」
「こいつも課題をやらんといけんっていうことだな」
「そっか、じゃあここら辺で解散だね」
2人と別れた後、僕は学園にある野原でポチ達とのんびり日向ぼっこしていた。幸い、誰もいないみたいだし。卵もあったかい方が速く孵りやすいだろう。
「…お腹すいた」
「え、さっきもルナにお菓子あげなかったけ?」
「…ルナは食いしん坊なのだ」
「わかったわかった。はい、お口あーんして」
「あむ…びみ」
本当に美味しそうに頬張ってくれるなぁ。
「それにしても、ポチの毛皮モフモフしてて…寝るには最適だね…ふぁ〜」
「クゥーン…」
みんな眠たくなってきたな…。
まだ時間はあるし、このままゆったり過ごしていいかな〜。
パキッ…パキパキッ!
「ん…?」
いきなり音がして卵を見てみると…今にも中から出てきそうだった。ゲームみたいだなぁ…ってマジか!?
「どうしよう!なんか準備いるっけ!?」
そんな焦っていた間にも、卵の孵化はどんどん進んでいた。
パキパキ…パカっ!
突如眩しい光がした後…何かの鳴き声が響いた。
「ピッ!ピピーッ!」
「…えっと、小鳥…だよね?」
とても綺麗な緑色をした小鳥がよてよてと歩いていた。
ん?この種類、前に召喚の本読んだ時にどこかで…。
「もしかして、エメラルドバード!?」
グリーンバードとよく似ているが、この子にある光沢はグリーンバードにはないらしい。
確か、伝説とまではいかないけれど、自然の力を操れるという強さだけでなく、幸せをもたらすとしてルナ達妖精と同じくらい珍しいはずだ。
召喚で豪運の力が発揮されすぎじゃないか…?
「ピィ?」
散々歩いた後、僕と目が合い首を傾げる。
…すごく強いように思えないというか、可愛すぎるんだけど。
「ピーッ!」
僕を親だと認識したのか楽な体勢で座っていた僕のお腹に飛び乗る。
「名前、どうしようか」
小鳥の頭を撫でながら考える。ふわふわしてて気持ちいい…じゃなくて。
エメラルド…だから
「よし、君の名前はメルだ」
「ピー?…ピピーッ!」
喜んでくれて何よりだ。そして契約が結ばれた。
…それにしても、
「…思ってた以上に豪運が影響してるな」
そんなことをつぶやきながら、もう少しみんなと眠ることにした。
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コメント
クラクラ
ありがとうこざいます!今、学校のテストやらなんやらで投稿頻度が低くなってて申し訳ないですが、頑張っていきますのでこれからも読んでいただけると幸いです。
neek
想像するだけで癒されます…(*´∇`*)
これからも頑張ってください!応援しています!