テイムの力が凄すぎました
16. 生徒会長のお出まし
ポチ、ありがとう。助かったよ…。
生徒会が彼らを説教している間にこっそりペンダントにポチを撤退させる。これ以上あんまり目立ちたくないからね。
「黒華、高木。大丈夫だったか?」
「うん。私たちは何もされてないから。ありがとう、水上くんに加藤くん。あと…ガイルくんだったけ?」
「ああ、まさか覚えてくれてるとは嬉しいぜ!」
「それにしても…ゆうっち、すごくかっこよかったよ〜。最後なんてヒヤヒヤしたんだから」
「いや、どちらかといえば和也とガイルのおかげで踏み出せたし、僕の力でほとんど戦ってないからそんなことないと思うけど…」
「せっかく褒めてくれてるんだからそんくらい卑屈になるなよ…」
でも、本当のことだしなぁ。
「まーとにかく、みんな無事でなによりだよ」
いっときして、ひと段落ついたのか、生徒会長がこちらに向かってきた。
「お話し中すみません。この度は騒動に巻き込んでしまい申し訳ありませんでした。入学式の直後だというのに…。あ、申し遅れました。わたしは、現生徒会長のセラ・スタンフォードと言います」
いきなり生徒会長に頭を下げさせてしまい、ますます周りの注目が集まる。
「ど、どうか頭をお上げください!」
「ありがとうございます。…あら、貴方達4人はもしかして、お祖父様がおっしゃっていた加藤様達ですか?」
「は、はい。そうです。加藤優樹と申します」
「同じく、水上和也です」
「黒華麗奈です」
「高木 雫です」
「…えーと、俺は違うけど一応。ガイルと申します! よろしくお願いします!」
「はい、こちらこそ。…そうですか、ようこそ我が王国ハーツ、そして聖章学園へ。お祖父様からは、素晴らしい能力を持った選りすぐりの4人が来ると聞いており、待ち侘びておりました」
なんでハードルが上げてあるの。
「ところで、あの上級生たちはどうなるのですか?」
と、みんなが気になっていた事を和也が切り出してくれる。
「あの方たちはもともと、生徒会へ苦情が来ていたので、注意はしていたのですがなかなか尻尾を出さないのでどうにもできず…。ですが、今回は周りにいるたくさんの方々が証人となるので厳しく罰せられるかと」
とりあえずもう襲ってはこないでしょ…。
「では、彼らを連れて行くので、私たちはこれで。ありがとうございました。」
と言って踵を返していく。その時、チラッと僕を見た気がする。すぐに笑顔で会釈してくれたあたり、たまたまだと思うけど。
「…とりあえず明日からは授業が始まるし、ここで解散するか」
こうして、僕からすれば激動だった1日がやっと終わった。
生徒会が彼らを説教している間にこっそりペンダントにポチを撤退させる。これ以上あんまり目立ちたくないからね。
「黒華、高木。大丈夫だったか?」
「うん。私たちは何もされてないから。ありがとう、水上くんに加藤くん。あと…ガイルくんだったけ?」
「ああ、まさか覚えてくれてるとは嬉しいぜ!」
「それにしても…ゆうっち、すごくかっこよかったよ〜。最後なんてヒヤヒヤしたんだから」
「いや、どちらかといえば和也とガイルのおかげで踏み出せたし、僕の力でほとんど戦ってないからそんなことないと思うけど…」
「せっかく褒めてくれてるんだからそんくらい卑屈になるなよ…」
でも、本当のことだしなぁ。
「まーとにかく、みんな無事でなによりだよ」
いっときして、ひと段落ついたのか、生徒会長がこちらに向かってきた。
「お話し中すみません。この度は騒動に巻き込んでしまい申し訳ありませんでした。入学式の直後だというのに…。あ、申し遅れました。わたしは、現生徒会長のセラ・スタンフォードと言います」
いきなり生徒会長に頭を下げさせてしまい、ますます周りの注目が集まる。
「ど、どうか頭をお上げください!」
「ありがとうございます。…あら、貴方達4人はもしかして、お祖父様がおっしゃっていた加藤様達ですか?」
「は、はい。そうです。加藤優樹と申します」
「同じく、水上和也です」
「黒華麗奈です」
「高木 雫です」
「…えーと、俺は違うけど一応。ガイルと申します! よろしくお願いします!」
「はい、こちらこそ。…そうですか、ようこそ我が王国ハーツ、そして聖章学園へ。お祖父様からは、素晴らしい能力を持った選りすぐりの4人が来ると聞いており、待ち侘びておりました」
なんでハードルが上げてあるの。
「ところで、あの上級生たちはどうなるのですか?」
と、みんなが気になっていた事を和也が切り出してくれる。
「あの方たちはもともと、生徒会へ苦情が来ていたので、注意はしていたのですがなかなか尻尾を出さないのでどうにもできず…。ですが、今回は周りにいるたくさんの方々が証人となるので厳しく罰せられるかと」
とりあえずもう襲ってはこないでしょ…。
「では、彼らを連れて行くので、私たちはこれで。ありがとうございました。」
と言って踵を返していく。その時、チラッと僕を見た気がする。すぐに笑顔で会釈してくれたあたり、たまたまだと思うけど。
「…とりあえず明日からは授業が始まるし、ここで解散するか」
こうして、僕からすれば激動だった1日がやっと終わった。
「テイムの力が凄すぎました」を読んでいる人はこの作品も読んでいます
-
ドラゴンテイマーにジョブチェンジしたら転生してた件
-
1,056
-
-
異世界転移した俺がやることは?
-
618
-
-
転生したら解体師のスキルを貰ったので魔王を解体したら英雄になってしまった!
-
524
-
-
異世界はガチャで最強に!〜気づいたらハーレムできてました〜
-
1,054
-
-
異世界転移で無能の俺 ─眼のチートで成り上がる─
-
1,176
-
-
最弱の村人である僕のステータスに裏の項目が存在した件。
-
432
-
-
自殺を繰り返した俺は異世界転生をした〜最強の俺は異世界で無双する〜
-
930
-
-
創造の力で異世界無双~言霊使いの異世界冒険譚
-
596
-
-
気紛れ女神にもらったスキルで異世界最強になる(予定)
-
464
-
-
現実で無敵を誇った男は異世界でも無双する
-
521
-
-
規格外の殺し屋は異世界でも最凶!?
-
581
-
-
貴族冒険者〜貰ったスキルが最強でした!?〜
-
603
-
-
神がくれたステータスがいかれ過ぎているのだが?
-
663
-
-
これが純粋種である人間の力………ってこんなの僕のぞんでないよぉ(泣
-
1,074
-
-
強奪の勇者~奪って奪って最強です~
-
480
-
-
なんか転移したのでチート能力で頑張ります。
-
459
-
-
間違えて召喚された俺は、ただのチーターだった
-
465
-
-
異世界転移〜チートすぎました!〜
-
721
-
-
全てを創造した主の後継者と神の器の異世界ライフ‼︎ 〜可能性しか貰ってませんが⁉︎〜
-
539
-
-
捻くれ者の俺は異世界を生き抜く
-
316
-
コメント