テイムの力が凄すぎました
14. イベントが早い…
「これより、聖章学園入学式を挙行する」
ついに当日がきた。
ちらっと見たけど生徒の人数が多いな…。
「では、生徒会長から新入生歓迎の言葉!」
「はい」
教壇に、綺麗な金色の髪とオーラをまとったゆるふわな美少女が立つ。最近、やたらと綺麗な人に会ってるなぁ…。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。…」
何も紙を見らず、心からの言葉に思わせる祝辞がスッと入ってくる。隣に座ってるガイルはもう寝てるけど。
「…困った時は気軽に私たち先輩に頼ってくださいね。生徒会長、セラ・スタンフォード」
途端に会場が惜しみない拍手に包まれる。
と、それよりこの人が…
「!?」
じっと見つめてたら、一瞬目が合った気がしてすぐに目をそらしてしまった。
ちらっと改めて見ると、何故か小さく手を振っていた。誰か知り合いがいたのかな。
入学式が終わり、僕とガイルで校内を見て回ってたら、たまたま和也に会った。今がチャンスかも!
「ガイル、この人が昨日話した和也だよ。和也、新しい友達のガイルを紹介しようと思って」
「おー!本当にありがとな、ユーキ!
えっと、俺はガイルって言うんだ。よろしくな、和也」
「あぁ、俺も新しい友人はまだできてなかったし助かるよ。和也だ、こちらこそよろしく、ガイル」
良かった、すぐにこんな機会ができて。
その後、3人で学食を食べに行こうということで向かったら、たくさんの生徒で賑わっていた。
…あ、高木さんと黒華さんがいる。すごいなぁ、もう生徒たちに囲まれてるし。ここでも人気者なんだな。
さすがに合流しづらかったので適当に空いてる席についた。
「そういえばお前ら、年に何回か、序列トーナメントがあるんだが知ってるか?」
ガイルが、聞き覚えの単語について聞いてきた。
「いや、俺たちは知らないな…」
「うん。大会かなにか?」
「おう、そんなもんだ。職業は自由で、いわゆるフリー戦だな。1対1だったりチーム戦だったりその時によって違うんだが、1回以上は必ずある1対1の個人トーナメントでトップ10に入れば序列何位、っていう称号が貰える。序列に自分の名前が入るのはみんなの憧れなんだとよ。ちなみに今1位は生徒会長な」
「正直言ってもうちょっと成長しないと夢みたいな話だな。大会、って言葉には惹かれるがな」
「僕も今はそんなこと考えてる暇ないしね…」
と、長い時間雑談を交わしていると
「なぁいいだろう、遊ぼうぜぇ〜」
「だ、だから何度も断ってるじゃないですか!」
「こ、困ったなぁー」
「そんなこと言わずに、俺たちが手取り足取り丁寧に教えてやるからよぉ」
奥の場所で黒華さんと高木さんがなんか上級生に囲まれている。これがナンパというやつなのかな…?
他の人達は気づいてない人も多いが、見て見ぬ振りをしている人もいる。もしかしたら上級生たちヤバイ人達なんじゃね?
どうする…?
和也とガイルにアイコンタクトを取ると、和也はもちろん、ガイルも彼女たちが僕たちの知り合いと聞いてか、言うまでもなく立ち上がり始める。
マジか…。あとなんで勇敢に喧嘩腰でいられるわけ?へ、平和にできるだけ努めようよ…。
…まぁ、さすがに僕もこのまま知らんふりするわけにもいかないけど。
どんどん距離を詰める。
そして、和也が口火を切った。
「おい、そいつら嫌がってるだろ。やめろよ」
「あん?なんだテメェら」
…どうか、この嫌な予感が当たりませんように。
ついに当日がきた。
ちらっと見たけど生徒の人数が多いな…。
「では、生徒会長から新入生歓迎の言葉!」
「はい」
教壇に、綺麗な金色の髪とオーラをまとったゆるふわな美少女が立つ。最近、やたらと綺麗な人に会ってるなぁ…。
「新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。…」
何も紙を見らず、心からの言葉に思わせる祝辞がスッと入ってくる。隣に座ってるガイルはもう寝てるけど。
「…困った時は気軽に私たち先輩に頼ってくださいね。生徒会長、セラ・スタンフォード」
途端に会場が惜しみない拍手に包まれる。
と、それよりこの人が…
「!?」
じっと見つめてたら、一瞬目が合った気がしてすぐに目をそらしてしまった。
ちらっと改めて見ると、何故か小さく手を振っていた。誰か知り合いがいたのかな。
入学式が終わり、僕とガイルで校内を見て回ってたら、たまたま和也に会った。今がチャンスかも!
「ガイル、この人が昨日話した和也だよ。和也、新しい友達のガイルを紹介しようと思って」
「おー!本当にありがとな、ユーキ!
えっと、俺はガイルって言うんだ。よろしくな、和也」
「あぁ、俺も新しい友人はまだできてなかったし助かるよ。和也だ、こちらこそよろしく、ガイル」
良かった、すぐにこんな機会ができて。
その後、3人で学食を食べに行こうということで向かったら、たくさんの生徒で賑わっていた。
…あ、高木さんと黒華さんがいる。すごいなぁ、もう生徒たちに囲まれてるし。ここでも人気者なんだな。
さすがに合流しづらかったので適当に空いてる席についた。
「そういえばお前ら、年に何回か、序列トーナメントがあるんだが知ってるか?」
ガイルが、聞き覚えの単語について聞いてきた。
「いや、俺たちは知らないな…」
「うん。大会かなにか?」
「おう、そんなもんだ。職業は自由で、いわゆるフリー戦だな。1対1だったりチーム戦だったりその時によって違うんだが、1回以上は必ずある1対1の個人トーナメントでトップ10に入れば序列何位、っていう称号が貰える。序列に自分の名前が入るのはみんなの憧れなんだとよ。ちなみに今1位は生徒会長な」
「正直言ってもうちょっと成長しないと夢みたいな話だな。大会、って言葉には惹かれるがな」
「僕も今はそんなこと考えてる暇ないしね…」
と、長い時間雑談を交わしていると
「なぁいいだろう、遊ぼうぜぇ〜」
「だ、だから何度も断ってるじゃないですか!」
「こ、困ったなぁー」
「そんなこと言わずに、俺たちが手取り足取り丁寧に教えてやるからよぉ」
奥の場所で黒華さんと高木さんがなんか上級生に囲まれている。これがナンパというやつなのかな…?
他の人達は気づいてない人も多いが、見て見ぬ振りをしている人もいる。もしかしたら上級生たちヤバイ人達なんじゃね?
どうする…?
和也とガイルにアイコンタクトを取ると、和也はもちろん、ガイルも彼女たちが僕たちの知り合いと聞いてか、言うまでもなく立ち上がり始める。
マジか…。あとなんで勇敢に喧嘩腰でいられるわけ?へ、平和にできるだけ努めようよ…。
…まぁ、さすがに僕もこのまま知らんふりするわけにもいかないけど。
どんどん距離を詰める。
そして、和也が口火を切った。
「おい、そいつら嫌がってるだろ。やめろよ」
「あん?なんだテメェら」
…どうか、この嫌な予感が当たりませんように。
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