テイムの力が凄すぎました

クラクラ

8. えーもーやだ、なにこのひと

「なに、心配するな。後からそなた達のクラス?の人数分メイドと執事をよこし、違和感は無くしておく」

すごくありがたいことなのに、そういう問題でもないように感じる。

「も、もちろんそれは助かりますよ!?でもだからといって男女が1つの部屋で過ごすのは…」

「大丈夫だ、そなた達と、メイドや執事に男女の関係が生まれても問題にはならん。もちろんミュートもそのうちに入るぞ」

なりませんからね!?


「どうしようもないんですね…?」

「すまんがそういう手筈で進んでいるのでな」

「そういえば、いつここを出発するんですか?」

「1〜2週間のうちの予定だ。たくさんくつろいでおくがよい」

「わ、わかりました。ありがとうございました」


その後ミュートと共に部屋に戻った。
はぁ…ツッコミすぎてなんか疲れた。

「ご主人様、これからよろしくお願いします」

「うん、改めてよろしく。…あと、ご主人様っていうのどうにか変えられないかな。僕そこまで偉くないし」

「では、すご〜く譲って優樹様と呼ばせていただきます」

そ、そんなに大袈裟なことかな…?

それにしても、本当に綺麗な姿をしてるな…

「どうしましたか?」

「な、なんでもないよ」

気づいたら上目遣いでミュートに見つめられてたもんだから焦ってしまった。


「…もう、我慢できません。優樹様、無礼をお許しください」

「へ?なにをすr…ブフォ!?」

なぜか急に抱きつかれてしまった。それに僕は小柄な方で、ミュートより背が低いもんだから、視界が柔らかい胸で覆われてしまう。

すごくいい匂いがして頭がクラクラする。


「すみません、先程からの優樹様の挙動を見ているとつい抱きしめたくなってしまって」

「ムゴゴ…プハァ!それかわいいって遠回しに言ってるだけだよね!?あと理由になってませんから!」


人がいつも気にしてることを!


「…そうです。今夜は添い寝をしましょう」

「いきなり話変えましたね…ってダメですよ!?なに言ってるんですか!冷静な顔と言ってること合ってませんからね!?」



…お母さん、お父さん。
この先、不安でしかないんですが。

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