全ての才能を一瞬で得た者

帝而17

めんどくさい

俺はフレイと一緒に町に向かっている。さっさと荷物取って復讐の手伝いをしてやりたい。でも先に俺の後処理をしないといけないから、とてもめんどくさい。

「はぁ~嫌だな~」

「何がですか?お兄様」

「ただ単に誰とも会わずに用事を終わらせたいな~って思って」

「誰とも会いたくてないなら魔法で見えなくしますか?」

「それはありがたいが、今は余り魔力を使いたくないから辞めとく」

「それもそうですね」

俺は歩きながらフレイと話していたが、歩くのにとても飽きていたし、疲れてきたのだ。
だってずっと歩いていたから、とても疲れた。だから俺は有る方法を思い付いた。

「なぁフレイ歩くのがめんどくさいから、魔法使うぞ」

「別に構いませんけど。何の魔法を使うのですか?身体強化を使いますか?」

「それでも良いけど、俺は此処が何処か分からないから、身体強化して迷いたくない。だからワープするぞ」

「ワープですか?お兄様申し訳無いのですが、私はワープ出来る魔法は知りません」

「だろうな。だってインビュディル魔法だからな」

「そうでしてか。なら私は身体強化を使って行きますね」

「何言ってだよ一緒にワープするぞ」

「そんな事が出来るのですか?」

「知らない。でも何とかなるんじゃね」

「まぁこの世界の頂点に立つお兄様ですから、心配はございません。なのでお願いしますねお兄様」

「任せとけ。確か詠唱の言葉は
我は我の望むち場所に戻る インビュディル魔法 ゲート」

俺はゲートを発動させる事出来た。後はちゃんと俺の望んだ場所にワープ出来るかだけが心配だ。俺は心配しながらもゲートの中に入った。

「ちゃんと成功したようだな」

俺がワープした先はフレイと喧嘩した場所にワープした。此処なら人に見られる事が無いと思ったからだ。俺はちゃんと成功してホッとした。たまに魔法の詠唱して発動はするが失敗してしまう事が有るのだ。なのでちゃんと成功して良かった。

「着いた事だし、荷物を取りに行くか」

「あのお兄様私あの家には行きたくないです」

「そうか嫌なら無理に付いて来いとは言わないから安心しろ。でも一つ聞いて欲しいことが有る」

「何ですか?」

「お使いを頼みたい」

「お使いですか?別に良いですけど、何を買ってくれば良いのですか?」

「そうだなポーションと飲料水と食べ物だな。この三つ頼めるか?」

「構いませんよ」

「ならお互い終わりしだい此処に集合な」

「分かりました。なら行ってきます」

フレイはそう言ってすぐお使いに行った。

「しまった。個数とお金渡すの忘れた。まぁフレイなら大丈夫か」

俺は大切な事を言うのと渡すの忘れてたいたのだ。フレイならすぐに気づいて俺のところに来ると思ったので俺は家に向かう事にした。

「あれってロード?」

俺は人混みの中にいたので、聞こえなかったのだ。俺はこの時に気づいているべきだった。この後バトルが起きるとは思っていなかったのだ。

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コメント

  • 西東 北南(さいとう ぼくなん)

    面白かったです

    1
  • ノベルバユーザー237839

    次も楽しみにしてます!頑張ってください!

    1
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